知事のお考えを

今日、一般質問を行いました。予告したとおり、5項目、○障がい者の地域における自立支援について ○受動喫煙防止対策について ○文化財保護について ○スマホによる事故防止対策について ○島根原発3号機の新規性基準適合性申請について質問しました。

 

知事自身がどういう所見を持っているかを聞いているのですが、知事は相変わらず国に聞いてみたいという内容の発言でした。ことに今月、島根原発3号機の新規性基準適合性申請審査の際、規制庁の職員から、最新の知見が反映されていないと内容の不備を指摘され、審査が塩漬けになったという報道に関して、知事の見解を求めました。

 

今回の中電の申請に関して、知事は同意する際に、中国電力に「最新の知見を取り入れ、安全対策に適切に反映する」よう要請しています。その点から言えば、中電に申請の不備を指摘し、申請了解を撤回するべきではないか、その上で、再度、県として検証委員会を設置して、申請内容について丁寧な検証をすべきではないかと指摘しました。

 

しかし、知事は、顧問会議や県民への説明会で十分議論されたとし、今回の件については国の意見を聞いてみたいと、全く知事の見解は示されませんでした。再質問もしましたが、内容のない答弁でした。残念です。

 

それでも少し前進したこともありました。障がい者の雇用を進めるため、公共での物品等調達に関して障害者優先調達推進法に則り取り組まれていますが、一般企業でも障がい者を積極的に雇用したり、就労支援事業所から物品等の調達に務める優良貴企業を表彰したらどうかという提案に関しては、早速に取り組みたいとの答弁でした。こうした取り組みによって障がい者の就労が進んでいくことを期待しています。

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避難所運営ゲームHUG

松江市男女共同参画センターの登録団体でつくるプリエールねっとの交流事業として、避難所運営ゲームHUGを行いました。Hは避難所、Uは運営、Gはゲームのそれぞれの頭文字から取ってHUG(ハグ)という名称で呼ばれているゲームで、避難所運営の机上訓練といったところです。

 

カードに避難してくる人の名前、年齢、性別、家族関係などが記載されていて、そのカードを一つ一つひいて、避難者が来たと想定し。その人たちを避難所となっている学校の体育館なのか、教室なのか、どこを当面の避難場所にするのか、着替えや授乳の場所をどこにするのかを決めたり、あるいは、救援物資の搬入、保管、配布など、指示される事項についてどう対応するかなどを考えるゲームです。

 

次々と間をおかず、避難者対応や救援物資、避難所で起こる事項に対応しなければならず、ゆっくり考えている暇もなくゲームは進んでいきます。そのゲームをしている中で、実際に災害時の避難所で起こりうることに対してどう対応するのか考えさせられる場面がいくつも出てきます。日ごろからこうしたゲームをすることで、実際に避難所に行くことがあれば役に立つのではないかと思いました。実際にも、このゲームをやっていて、最近頻繁に起こる災害対応で、避難者のプライバシー保護や救援物資を的確に利用できたなどに役立ったということもあったそうです。

 

もちろん机上だけでなく実地の訓練も必要ですし、いろいろな想定をしながら、防災に向けての準備をすることの必要性を感じたゲームでした。

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精神科病院から地域へ

9月定例議会は、いよいよ明日から質問戦が始まります。明日は代表質問、明後日から一般質問です。私は19日10時から登壇する予定です。

 

質問内容は以下の通りです。

‐磴い者の地域における自立支援について

 障がい者の就労を促す法定雇用率の官公庁での対応が問題になっています。各事業所でも障がい者の雇用に向けて努力されていますが、まだまだ、障がい者への理解が進んでいないこともありますし、特に精神障がい者の皆さんが退院して地域で生活しようとするには、生活面や就労面での支援など課題があります。精神障がい者を中心に生活・就労支援について質問します。

 

⊆動喫煙防止対策について

 大勢の人が使う施設での喫煙を規制する改正健康増進法が7月18日に成立し、すべての人に罰則付きで禁煙場所での喫煙を禁じ、これまで努力義務だった同法の受動喫煙防止が義務化されます。客席面積が100岼焚爾琉食店は免除されますが、すべての飲食店での禁煙を求める声や公共空間での禁煙を求める声もあり、県内の状況と受動喫煙防止の取り組みについて質問します。

 

J顕什睚欷遒砲弔い

 文化財指定を受けた貴重な文化財の所在が判らなくなっていることが報道されました。県内の状況と、文化財保護とその活用に向けた取り組みについて質問します。

 

スマホによる事故防止対策について

 スマホを手に自転車で走行中に通行者を巻き込み死亡させる事故を起こした大学生が有罪判決を受けたニュースがありました。スマホを見ながらの自転車や自動車の運転はとても危険です。特に若い内からの啓発が必要ですが、どのような取り組みがなされているのか聞きます。

 

島根原発3号機の新規制基準適合性申請について

 3号機の新規制基準適合性の審査にあたって、9月4日の原子力規制委員会で、中電の申請書について地盤の安全性などに関する根拠が示されていないと、申請の不備を指摘され、「審査できるものを出さないと審査できない」との見解を示されたという報道が流れました。このような申請に同意した知事の見解を聞きます。

 

以上のような内容です。ネット中継もしていますので、島根県議会のHPの「本会議の中継」でご覧ください。

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服薬について考える

高齢社会をよくする女性の会全国大会の二日目は、5つの分科会に分かれ、私は『老いは道連れ クスリ連れ」と題した、高齢者の服薬に関する実態調査をもとにした分科会でした。

 

この調査は、厚生労働省の「高齢者医薬品適正使用検討会」のメンバーに樋口理事長が選ばれたことをきっかけに、全国の会員を通じて服薬の調査をされました。この調査をもとに検討会では提言がなされたところです。

 

ここに集まった会員の皆さんも、薬に対していろいろ不安や意見をお持ちで、様々な意見が出ましたが、まずは「医師に自分は薬に対してどう思っているのかはっきりということ」ということが一番の結論でした。しかし、老化が進み一人で服薬管理が出来なくなったときに、誰に頼るかといえばヘルパーさんという意見が多くありました。今回の調査から服薬管理は身体介護に入れられたそうですが、そうした実態をもとにした提言は力があるということを示された調査でした。

 

かかりつけ薬局の話や年間400億円にもなるという残薬のことなど、いろいろと勉強にもなりました。

 

来年は、秋田市で大会があります。社会福祉法人の人たちが中心となって準備が進められているようです。また、実りある話が聞けるのではないかと期待されます。来年も都合をつけていきたいと思います。

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人生100年

高齢社会をよくする女性の会の全国大会が川越市で開催されています。松江市の高齢社会をよくする女性の会「ぶどうの会」や高齢者福祉に関心のある人たちなど島根県からも9人の仲間が参加しました。

 

いつもながら樋口恵子理事長はお元気です。私の母と変わらない年齢ですが、軽妙なしゃべりで会場を賑わせつつ、皆の気持ちを高揚させるお話にいつも元気をいただきます。

 

今日、明日の二日間、開かれますが、一日目の今日は記念講演やパネルディスカッションがありました。記念講演の講師の帯津良一帯津三敬病院名誉会長(写真)の細かなことにこだわらず、おおらかな人柄が窺える帯津会長の、丁寧に聞く、張りがあって気力、色っぽい、そういうことから引き起こされる「生命の躍動」という言葉に惹き付けられました。生命の躍動が沸き起こる生き方をしたいものです。

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精神障がい者の就労支援

先頃の報道で、精神病院の長期入院のことが取り上げられていました。地域移行が叫ばれる中、なかなか退院して地域で生活することが難しい状況があるということがこの報道で見て取れました。そこで、実際はどうなのか、県内の精神病院を訪ね、地域移行の取り組みについて調査してきました。

 

訪ねたのは、浜田市の西川病院です。西川病院ではかなり前から、退院患者の生活の場としてグループホームなどの福祉事業に取り組んできました。しかし、地域で生活するには、仕事がなければなかなか自立することは難しくなってきます。そこで、作業所を作り、地域の仕事を受けて就労へつなげる取り組みをしていました。ただ、作業所での仕事では十分な賃金が得られないということがありました。

 

そこで、病院では社会医療法人に認定されたことにより、就労事業を開始し、就労継続支援事業所を立ち上げ、病院のリネン類衣類などの洗濯業務、給食食器の洗浄業務、施設内の一般ごみの収集分別業務などを事業として行っています。その様子なども見せていただきましたが、皆さんいきいきとして仕事に取り組んでいらっしゃいました。

 

しかし、事業所も就労者数には限りがあり、その先の一般就労につなげていかなければなりません。ただ、なかなか就労先が少なく、そこを増やしていくことが課題と言っておられました。今、官公庁の障がい者雇用のことが問題となっていることで、障がい者雇用への関心が高まり、雇用につながるようになればと期待を寄せておられました。

 

患者が高齢となって長期入院にならざるを得ない状況もあり、介護へ移行したいと考えるが、病床転換もむつかしい問題があることや患者さんの負担が増えるなど、解決されなければならない課題もあるということがわかりました。

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憲法カフェ

市民活動センターで憲法カフェが開かれました。今回は3日目で、これまでは講師の話を聴いてグループ討議をするなどしていましたが、今回は、講師なしで憲法前文について、日本国憲法、おばちゃん語訳による憲法前文、自民党の憲法改正草案を読み合わせ、グループ討議を行いました。

 

前文について一字一句読み合わせながら、改めてそこに書かれている意味を考え、それに照らし合わせて現状はどうなんだろうかということを話し合いました。

 

「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、…」という文言から選挙のことについて話が進み、戦後間もない教育を受けた人は、選挙になると、大人の人たちに投票に行きましょうと声掛けしたことや、投票を促すポスターを描いたということを話されました。今は、子どもが大人に選挙に行った?と聞くことがあるのでしょうか。選挙への関心が薄くなっている今日、子どもが選挙に関心を示すこともなくなっているのではないか、学校でもどのくらい選挙について話されているのかなど、主権者としての教育の必要性にまで話は及びました。

 

日頃、憲法を丁寧に読み解く機会もありませんが、しかし、気軽にお茶など飲みながら、こうしてみんなで読み合わせをして、感じたことなど話し合うことで、憲法を身近なものとして接することも必要だと思います。

 

 

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島の未来は自分たちでつくる

平成10年4月に設立された中山間地域研究センターが20周年を迎え、これを記念した講演会と研究成果の発表が、くにびきメッセでありました。

 

講演会は、16年間にわたって海士町長を勤め、行財政改革や産業振興と雇用創出、島前高校の魅力化プロジェクトによる全国から生徒が集まる学校づくりなど、全国に知れ渡る地域活性化に取り組んだ、山内道雄前海士町長の「ないものはない〜離島からの挑戦」と題しての講演でした。

 

今までにも何回かお話を聴きましたが、今回は町長を退任しての、16年間の取り組みを振り返っての講演でした。地域経営は会社経営と同じ、トップが頑張っていることを見せること、「トップが変われば、職員が変わる、職員が変われば役場が変わる、役場が変われば住民が変わる、住民が変われば町が変わる」と、それが地域再生の最大のポイントだと言われます。

 

そして何よりも人づくり。高校の魅力化に取り組み、島の未来を作る高校生を支援することで島に帰ってくる人を増やしていることなど、意欲的に取り組まれた数々の施策は挑戦事例であって、成功事例ではない。海士町の挑戦は続くと島の発展に寄せる思いは退任しても変わらないことが伝わってきます。

 

住民が、他人ごとではなく自分のこととしてまちの未来を作る気概を持ってこそ、地域の再生に繋がっていくということを意識すること、その意識を作るのはやはりリーダーだと改めて思いました。その見習うべきリーダーこそが山内前町長であるということです。

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いけずご王国

子どもや親子で遊びながら直感力や想像力を伸ばそうという「いけずご王国」作りのキックオフ会が、本庄公民館でありました。三島進前県議会議員が中心となって本庄地区で始めるにあたって、パネルディスカッションが開かれました。

 

アナスタシアジャパンの岩砂晶子さん、森のようちえんの西村早栄子さん、大分市の小学校教諭首藤政秀さんの3人がパネリストとして、実践していらっしゃることについて報告紹介していただき、子どもの学びの場などについて考えました。

 

「すべては自分の責任」という考えのもとに教育をするロシアのシチェチニン先生の学校の話を、西村さんは教育の選択肢を広げるという視点で森を幼稚園の場として始めたこと、首藤さんは学校現場が行き詰っていることを何とかしたいと子どもが楽しいと思う学校づくりに取り組んでいることなど話していただきました。いずれの方の話も感動と共感の連続で長時間にわたってのディスカッションもあっという間でした。

 

今、学校はいろいろな課題を抱え、先生方も大変な状況にありますが、先生が楽しく授業ができる環境づくりに、保護者、地域、社会がもっとおおらかに見守り支えることができればということを強く思いました。

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大手前通り完成

事業着手から15年、着手前からの地元での協議も含めるとさらに長い年月をかけて完成した大手前道路が完成し、地元である城東地区を中心とした完成祝賀行事が行われました。私も招かれ式典に参加しました。地元にとっては長年の懸案であった道路が完成したことを喜び、たくさんの人たちと祝おうと、いろいろなイベントも準備され、街あげての祝賀行事となっていました。

 

お城に向かって東西に走る道路は、歴史的な遺産もありその保存などをめぐっての議論や、道路によって町が二分されるといった意見など、様々な住民のみなさんの意見を集約し、「大手前通りまちづくり協議会」の提言を受けながら整備されてきました。

 

この道路の完成により、松江市の中心地域を回る内環状道路が形成され、交通の利便性が高まります。また、歩行者にとっても広い歩道が確保され、車いすやベビーカーを使用する人たちにとっても安心な道路になりました。

 

ただ、これまでの道路に比べ、幅が広がり、電線が地中化され、まっすぐな道路となったことで、運転していて見通しがよくなりすぎて戸惑う面や、歩行者の横断距離が長くなったことで渡りきらないうちに信号が変わるのではないかという不安など、新しい道ならではの課題が浮かび上がってきます。今後は皆さんが安全に歩行、通行できるよう見守っていく必要がありそうです。

 

 

 

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