文教厚生委員会

今日の定例議会は各常任委員会が開催され、私は所属する文教厚生委員会に出席しました。委員会では今議会提出議案の委員会付託分の審議と、各部局からの報告についての質疑がありました。付託議案の補正予算案等はすべて可決・承認すべきと決しました。

 

報告の中で質疑が集中したのは、コロナウイルス感染症への対応について、学習の暮れについて多くの学校では現時点ですでに遅れを取り戻していますが、まだ回復中のところもありますが、いずれも今度中には回復するとのことでしたが、個別の対応についても質問される議員があり、個々に対応もされているとのことでした。

 

また、感染症に対応した学校運営ガイドラインの改訂があったことの説明がありましたが、私から、ガイドラインを配布するだけでなく、現場で実際に対応しての疑問などに丁寧に答える仕組みづくりを求めました。また、消毒の対応が報告されましたが、基本は子どもたちの衛生管理の徹底が大事で、配置されている支援員による手洗いの指導や、どういったことが感染予防になるのかを丁寧に子どもたちに伝えることを徹底してほしいと要望しました。

 

また、今年度策定される文化財保存活用大綱において、実際にここで計画をされたことを実施していくうえでは、調査研究に取り組む専門員の配置等体制づくりや、文化財についての周知等に当たる人材の確保などが必要であり、そのことも併せて検討されるよう要望しました。

 

再販防止推進計画の策定に今取り組まれていることが報告されました。出所経験のある人が相談相手となる相談の場づくりや、就労等へのきめ細かな相談・支援などを計画策定の中で議論してほしいと要望しました。出所者の自立支援に向けては、まだまだ市民の皆さんの理解が十分でないことや、当事者も相談相手がいなくて孤立することなどが再犯につながります。しっかりとした支援体制が作られていくことを望みます。

| 角ともこ | - | - | - |