←prev entry Top next entry→
活動の見える化

建設環境委員会の県内調査が行われており、この調査対象の中に松江市にある認定NPO自然再生センターが入っているため、地元議員として委員外議員で調査に参加しました。

 

自然再生センターは、2006年に、自然再生法に基づく中海の自然再生に取り組むために設立された中海自然再生協議会の事務局として活動が始まりました。その後、認定NPO法人として内閣府の認可を受け、さらに、島根県の認可も受けて活動を続けています。

 

活動内容について説明を受けましたが、助成事業に頼らない自立した活動の展開と、若い世代の育成を目標に取り組むための組織体制づくりに取り組んでいます。

 

その為には協働の評価が必要だと活動の見える化を進めるためのチェックシートをつくり、皆で活動を振り返り自分と他者の考えを比較することで認識の違いを明らかにし、次の活動につなげていくことに取り組んでいます。NPO 法人はたくさんありますが、その活動は様々で積極的に活動を進めているところもあれば停滞しているところもあり、助成金がなくなって活動資金が途絶えたところで活動停滞するということもよく耳にします。

 

そのためにも活動の見える化に取り組み、資金を集めるための活動を起こして持続可能な活動をしていくことが何より大事です。そして、NPO法人がそうしたことに取り組めるよう、県などが情報提供や相談などの支援を行っていくべきだということが、自然再生センターの國井秀伸副理事長と小倉加代子専務理事のお話を聞いて分かりました。

| 角ともこ | - | - | - |