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服薬について考える

高齢社会をよくする女性の会全国大会の二日目は、5つの分科会に分かれ、私は『老いは道連れ クスリ連れ」と題した、高齢者の服薬に関する実態調査をもとにした分科会でした。

 

この調査は、厚生労働省の「高齢者医薬品適正使用検討会」のメンバーに樋口理事長が選ばれたことをきっかけに、全国の会員を通じて服薬の調査をされました。この調査をもとに検討会では提言がなされたところです。

 

ここに集まった会員の皆さんも、薬に対していろいろ不安や意見をお持ちで、様々な意見が出ましたが、まずは「医師に自分は薬に対してどう思っているのかはっきりということ」ということが一番の結論でした。しかし、老化が進み一人で服薬管理が出来なくなったときに、誰に頼るかといえばヘルパーさんという意見が多くありました。今回の調査から服薬管理は身体介護に入れられたそうですが、そうした実態をもとにした提言は力があるということを示された調査でした。

 

かかりつけ薬局の話や年間400億円にもなるという残薬のことなど、いろいろと勉強にもなりました。

 

来年は、秋田市で大会があります。社会福祉法人の人たちが中心となって準備が進められているようです。また、実りある話が聞けるのではないかと期待されます。来年も都合をつけていきたいと思います。

| 角ともこ | - | - | - |