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被災者の声に耳を傾ける

ベアテの贈りものを届ける会の例会で、福島県から松江に避難している猪苅さんからお話を聞く会をしました。

 

猪苅さんは、福島原発事故の際に、避難地域になった南相馬市から松江に避難してきました。放射能による影響を心配して、今でも松江で子どもさんたちと暮らしています。福島と島根の二重生活を続けておられ、お連れ合いともども、行ったり来たりの生活をしておられます。

 

原発事故以来、福島では人間関係がぐちゃぐちゃになっていて、家族が別れてしまった人や、近所の人との関係が悪くなった人、事故までは仲が良かった人たちとの間に亀裂が入ってしまったことなど話されました。そして、多くの人が人間関係、生活や仕事のことなどでストレスを抱えているとも話されました。

 

被災者と言えども、人それぞれに抱えている問題は様々で、被災者ひとくくりでは話ができないと言われ、こちらが勝手な先入観を持って話すのではなく、むしろ話を聞いてあげることが大事だと思いました。

 

遠くにいると、だんだん福島や東北被災地のことを考えなくなってしまいがちですが、折に触れ何もできなくとも思いを寄せることが大事だと思いました。

| 角ともこ | - | - | - |