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早朝からバス運行

始発のバスの運行に従事する松江市交通局のみなさんに朝の挨拶。朝6時半に出かけたときは、すでに始発運行に向けて回送のバスが次々と出発していきました。

 

市民の足を守るために、早朝から夜遅くまで、日々頑張る交通局のみなさんによって、松江市の公共交通が維持されています。そんな中、最近の人手不足は交通局にも及んでおり、運転手の確保が難しくなっているのはここ交通局だけでなく、県内の交通事業者はじめ地方の事業者も訴えています。人口減少によって乗車率が下がると、経営改善のために自ずと人件費の抑制が始まり、運転手不足に拍車をかけるという悪循環に陥っていきます。

 

今、自動運転走行やライドシェアの活用なども話題になっていますが、将来の展望としてあっても、それだけでは、今現在の課題である地域のみなさんの移動手段確保にはつながりません。高齢社会にあって公共交通の確保は重要課題です。公共交通の運行形態は、バス事業者やタクシー事業者であったり、NPOや地域コミュティ等様々ですが、いずれにしても運転手がいなければ成り立ちません。

 

公共交通の運転手のみなさんの賃金労働条件の確保と労働環境の整備が求められています。

| 角ともこ | - | - | - |