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都道府県議会議員研究交流大会

本日午後1時30分から5時50分までの日程で、都道府県議会議員研究交流大会が東京で開かれました。島根県議会は、議会運営委員会のメンバーを中心に参加しました。

 

最初に、大山礼子駒沢大学法学部教授による基調講演が「新時代における地方議会のあり方」と題して行われました。なりて不足や議会に対する不信など、地方議会に対する期待感が薄れてきています。今後、人口減少社会の到来とグローバル化による地域社会の疲弊が進む中で、いかに地域に根差した政策立案を行っていくかが問われています。住民との情報共有、政策立案能力を高めていくこと、社会教育の場としての議会住民へのアピールなど示唆に富んだ講義をされました。何よりも議会改革が求められているということを痛切に感じた講演でした。

 

この後は分科会に分かれての研究集会となり、私は第2分科会「政策立案機能の強化」に参加しました。議員提案による条例による取り組みが活発化している中で、特に積極的に取り組まれている埼玉県議会と福岡県議会からの報告を交えて、谷口尚子慶應義塾大学准教授のコーディネートにより進められました。今こそ、議員の政策形成力強化が求められている中で、毎年数本の実効性を伴う議員提案条例を制定している埼玉県議会は、会派内にプロジェクトチームを作って取り組まれています。ただ、会派内で成案を作るということが気になりましたし、同様の質問をされた議員もいました。いくらパブリックコメントを実施し、付託委員会で審議されるとはいえ、議席の過半数を占める会派だけで条例案を作るということに関しては、多くの県民の声が吸い上げられるのかという疑問が残りました。

 

地方議会は、国の政党に拘らず、議会対知事という中で、議会での議論を活発化していくことが大事ではないかと思うのですが、それぞれの議員が受けた県民の声をいかに政策に生かしていくかが大事です。できるだけ広く県民の声が生かされるよう、互いに努力していかなければなりません。

| 角ともこ | - | - | - |