←prev entry Top next entry→
陸前高田市のその後

2日目の調査は、紫波町から陸前高田市へ移動して、復興事業が進む状況を調査しました。

 

震災が起きた9年前の4月に災害ボランティアで活動した陸前高田市、8年前にもその後の復興状況を調査に来たこともあり、今回、再び、会派で陸前高田市を訪問しました。被災した市役所はやはり以前と同じプレハブの応急庁舎です。ここで、市街地をかさ上げして新しい街をつくる復興事業について説明を受けました。

 

長い年月がかかりましたが、かさ上げ工事もほぼ終わり、お店や住宅が建ち始め少しづつ街が甦りつつあるところです。とはいえ、当初、元のところに帰るつもりだった住民の人たちも新たな土地に住宅を求めて再建したり、復興商店街で商売を展開しており、さらに元の場所に帰るには、新たな資金も必要となり躊躇する人もいます。したがって必ずしも、当初の通りに区画が埋まる状況にはなく、今は丁寧に住民の方々と将来についての相談を進めているというところです。

 

また、高台移転によって広がった緑地にはワタミ株式会社が農業テーマパーク「ワタミオーガニックランド」を建設することとなり、持続可能な循環型社会の構築を目指して、ワタミ独自の循環型6次産業モデルを具現化に取り組まれます。当初の計画にはなかった事業の参入によって雇用創出にもなり、新たな形の復興が進みつつります。

 

かさ上げ地区にも行き、中心部にある複合商業施設「アバッセ」も見学しました。こには図書館もあり、また、そばには子どもたちが遊べる遊具がそろった公園もあって市民が集う場となっています。

 

奇跡の一本松として被災地の象徴となった海岸部には、東日本大震災津波伝承館「いわてTUNAMIメモリアル」ができ、震災の津波の状況や教訓を学ぶ施設ができ、多くの人が訪れています。私たちも献花させていただきました。

 

かつてボランティア活動をした地域に行き、果樹園のがれき撤去のお手伝いをさせていただいたお宅を訪問しました。皆さんお元気で、当時の話に花が咲きました。周りには新たな家もたち少し変化をしているところもありましたが、当時の様子が蘇がえり、その時から比べれば、震災以前そのままではないけども日常が取り戻せている様子がうかがえました。

 

次に大船渡市へ移動し、防波堤の様子や当時の津波の様子がユーチューブにアップされている撮影場所に行き、当時の様子と今を比べてみました。たくさんの家屋が流された後には新たな家が再建もされていますが、空き地のままのところも多く、いまだ復興再建中という状況です。津波に線路が流された大船渡線は、今は軌道を外し、専用バスが走るBRT(バス・ラピッド・トランジット)として運行しています。

| 角ともこ | - | - | - |