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医療現場の声を聴く

県議会超党派で、松江生協病院に伺い、今回の新型コロナウイルス感染症による対応、医療事業における影響など、高濱顕弘院長はじめ現場の皆さんからご意見を伺いました。

 

新型コロナの感染症拡大を受けて、医療現場では医療物資の不足は著しく、サージカルマスクさえ1週間に1枚の支給だったことは、他の医療機関の方からもお聞きしましたが、御多分に漏れず、生協病院でも同様の状況だったこと、そして今でも感染防護用のガウンの確保が難しく、お手製のもので間に合わせているということでした。

 

先日の議会で質問したところでは医療物資の確保はできているということでしたが、よく聞くと、在庫がなくならないと補充されないということで、現場の話を聞かないと実情はよくわからない、ということを実感しました。

 

また、感染が拡大するにつれ一般の患者の受診控えが多くなり、それによる収入減が大きく、生協病院グループでも4、5月で前年同期に比べ、事業収益が8,000万円の減収ということで、資金繰りも厳しい状況にあることを報告されました。この受診控えは、病院のみならず診療所でも起きており、医療機関全体で大きな課題となっています。

 

医療従事者に特別手当が支給されることになりましたが、病院の収益が減少すれば、今後、医療従事者の賃金が減らされる可能性もあり、何らかの減収補填の政策を打たなければ、医療体制の崩壊につながりかねない話です。このことは議会からも声を上げ、国へ要望していかなくてはいけないことです。

 

貴重な時間を割いて、現場の状況をいろいろと詳しく話をしてくださり、コロナ禍による医療機関の実情が見えてきました。議会もこの声を活かした政策づくりが必要です。

| 角ともこ | - | - | - |