各首長さんと意見交換
 民主党出前ミーティングで安来市、雲南市、飯南町へ出かけました。小室議員を代表とする民主政策・予算チームのメンバーで各自治体に伺い、1時間余りの首長さんとの意見交換ですが、移動時間もあり、9時に出発し18時30分に戻ってくるという一日工程です。
安来市では、近藤市長をはじめ市の幹部の皆さんが出席され、安来市からの要望事項についてうかがいました。特に、内水対策について、中海に面する地域は頻繁に浸水しており、その対策が必要だが、なにぶんにも広く、安来市だけでは対策が行き届かず、支援が必要だというお話でした。また、簡易水道と上水道の統合に向けての課題やTPPをめぐっての農業課題など1時間ほどでは収まりきれないほどの話がありました。
昼食休憩の後には、雲南市に出かけ、速水市長はじめ市の幹部の皆さんと意見交換。ここでも農業の課題について話がありました。平野部と違い中山間地域の農業は大きな規模の農業には太刀打ちできない状況がありますが、その中でブランド力を高めることや6次化で太刀打ちしていくしかなく、また、半農半Xで農業が維持される方策を進めていくことが必要だと感じました。
また、合併特例債の期限が来ることや算定換えに伴い、財政が厳しくなることへの懸念がどこでも出てきました。合併によるメリットもいつまでも続きません。そのことは皆さん承知の上での合併ですが、しかし、現状は予想以上の財政難、少子高齢化が進む島根にあってはなかなかこの状況を打破する方策は見つかりません。
続いて、飯南町へ移動し、山崎町長と意見交換。ここでも農業問題。まさに中山間地域にある町としては、小規模農業でも環境を維持、集落を維持していく上で農業の振興は重要課題です。
| 角ともこ | - | - | - |