霧が晴れて青空
今朝の冷え込みは強く、川沿いの道は十数メートル先も見えないような濃霧でした。水都松江では朝の霧はよくあり、私の好きな風景でもあります。

とはいえ、濃霧の中の車での通勤は緊張しました。しかし、時とともに霧が晴れると、澄んだ青空が見え、まるでもやもやしていたことがすっきり解消したときのような気分と同じようで、霧を見ると後の晴天が連想され気持ちが高揚してくるのは私一人でしょうか。

霧は物を隠してしまうことのたとえによく使われ、あまり良いイメージはありませんが、しかし、天気がよく気温が上がれば霧は一掃されます。政治も、悪い霧は晴らし、常に透明性のあるものでなければなりませんね。
霧
晴れ
| 角ともこ | - | - | - |
未来発掘プロジェクト
昨日、未来発掘プロジェクトが政治を身近に感じてもらうためのイベントを行いました。女性の市議会議員や県議会議員候補も参加し行われたこの催しに、私も30分ばかり参加させてもらいました。
(未来発掘プロジェクト:女性の声を政策決定の場に送り込むために活動する超党派の会)

今回のイベントは「命をはぐくむ」をテーマにいろいろなワークショップを設け、そこでの交流を通して命の大切さについて語り合おうというものです。特に、今の政治に命をはぐくむ視点があるのか、島根県の議会で命をめぐる課題についての議論がほとんどなされていないのではないか。今度の選挙でこのことについて考えてほしいということでこの企画が実行されました。

折しも柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言が取沙汰されているときでもあり、改めて大臣さえも人権意識が低く、子どもを産み育てることへの関心が低いということを露呈したところでした。

未来発掘プロジェクトのような取り組みがもっと広がり、議員をはじめ市民みんなが命の大切さ、命の重さについて関心を深め、その視点に立った政治が実現できるよう、私も皆さんとの話し合いを基に活動を進めていきます。
未プロ
| 角ともこ | - | - | - |
女性は産む機械?!
今日の山陰中央新報に、27日に松江市で開かれた自民党県議の決起集会で講演した柳沢伯夫厚生労働大臣が、女性を産む機械、装置と発言したとありました。まさか、今時こんな発言をする人がいるの、驚きで開いた口が塞がりませんでした。

いくら弁解したところで、人を機械と表現すること自体、人を人と思わない感覚の持ち主であることを示しているのではないでしょうか。そんな人が、最も生命に係わること、人権に係わることを扱う厚生労働大臣とは、日本国民として恥ずかしい限りです。

子どもを産む産まないの決定は、最終的には女性にありますが、しかし、そのことは女性一人だけの問題ではありません。社会全体が子どもを育む環境になければ、いくら子どもを産み育てたいと思っても叶うものではありません。将来に夢や希望が持てない社会、朝から夜遅くまで働かなくてはいけない環境、子どものいじめや自殺などの問題、誘拐、殺人などの凶悪犯罪が後を絶たない状況、こういうものが一掃されなければ、誰も安心して子どもを産み育てることはできません。

柳沢大臣のような人を人とも思わないような人が大臣でいる限り、少子化問題は解決できないでしょう。島根県の自民党県会議員の皆さんはどうお感じなったのでしょうか。
| 角ともこ | - | - | - |
園山土筆さんに魅せられた
松江市の市報1月号の巻頭に、「文化・観光を活かしたまちづくり」をテーマに市長と市民の皆さんとの座談会が掲載されています。その座談会のメンバーの一人に劇団あしぶえの主宰者園山土筆さんがいらっしゃいました。

園山さんとは、今回の県議会議員選挙の挑戦を決意した直後にお会いする機会があったのですが、挨拶が終わるや否や、「県議会議員になって何をするんですか」と厳しい表情で聞かれ、私はちょっと戸惑ってしまいました。

それまでお会いした人は、「どうして出る気になったの」から始まり、「それでどういうことに取り組むの」となりますが、そこが園山さんの皆さんと違うところ。長年劇団あしぶえを主宰し、国際的な賞を受賞するまでに劇団を育て上げられた人だけに、安易な気持ちで取り組むんだったら許さないぞという面持ちでした。

私は一生懸命に議員として、自分の周りの助けが必要な人や自分の住むまちを良くするために、一生懸命になって地域で活動する人たちに光を当て応援していく仕組みづくり、人づくりに主眼を置いてやろうと思っていることを話しました。園山さんは理解を示してくださいましたが、私の思いがどれだけ伝わったのか自信はありません。ただ、一途に自分の思いに取り組む情熱あふれる園山さんの人柄に触れ、私もさらに決意を固めたひと時でありました。
| 角ともこ | - | - | - |
「そのまんま」で変える
宮崎県知事選挙は、東国原(そのまんま東)さんの圧勝で決まりました。東国原さんの何のしがらみもない、これまでの政治家にない新しさに、県民の皆さんは宮崎県政が「変わる」ことに期待した表れだと思います。これからの4年間でどう変わるのか注目です。ぜひ東国原さんには、これから一つ一つ丁寧に県民の声を聞きながら、しがらみのない新鮮な「そのまんま」の姿勢で進めて欲しいと思います。

今日は、穏やかな天候で、宍道湖は波一つなく、カモなどの水鳥がそこかしこにのんびりと浮かんでいました。世の中もこんなに平穏で、安心しきって暮らせるものならいいのにと思いながら、私もしばしぼんやりと眺めていました。

とはいえ、私はぼんやりしてばかりはいられません。先行き不安な島根の政治が変わることをみんなが期待しています。私も皆さんの声を聞きながら、島根県政が少しでも変わるよう、市民・生活者に軸足を置いてこれからも活動を進めていきます。
| 角ともこ | - | - | - |
やる気満々
引き続き、党大会の話ですが、前回書きましたように、党大会の懇親会では菅代表代行を始め多くの国会議員や地方議員、議員候補者の皆さんにお会いすることができました。候補者の皆さんは、来る統一地方選挙や参議院議員選挙に向けての思いを語っていました。

医療や介護問題に取り組む思いを熱く語られた看護協会の山崎摩耶さん(次期参議院候補)や全国の地方議員とも交流しながら子育てや男女共同参画の課題に積極的に取り組んでいる宮城県議会議員の遊佐美由紀さん、次期参議院選挙に挑戦する岡山県議会議員の姫井由美子さんなど多くの女性議員の皆さんともお会いしました。皆さんのお話を聞きながら、私もさらにやる気が湧いたひと時でした。
山崎さん
小宮山さん
| 角ともこ | - | - | - |
市民の視点で
民主党大会の懇親会でたくさんの議員の方々にお会いしましたが、その中で、菅代表代行とお話する機会がありました。私は、以前ブログに書いた「公務員」について私の意見を述べたのですが、それについて菅代表代行は、公務員は市民の視点に立っていない、市民活動をしていないというような話をされました。

私の支援組織である松江市職は、自治体職員は市民でもあるという考えの基に自治研活動に取り組んではいますが、そういう活動にこれからも積極的に取り組んでいかなければならないと思いました。自治体職員は市民の目線で施策・事業を考える、市民の立場に立ってサービスを行うことを考えながら業務に当たっていますが、それをさらに進めていくためにも、市民と直接対話することが必要です。

そんなことを思った矢先、松江市の職員OBと若い現職員が交流する場に、私も居合わす機会があったのですが、そのなかで、OBの方が若い職員に「自治会の行事などに少しでも多く参加し、市民と一緒に活動しなければ市の職員として信頼されない」というようなことを話し、積極的に自治会活動に参加することを勧めていました。良きOBの指導を受け、松江市の職員が市民に信頼される公務員になってくれることを期待しています。
菅代表代行と記念撮影
| 角ともこ | - | - | - |
党大会で『元気』をもらう
昨日一昨日と、東京で開催された民主党の定期大会に参加してきました。今年の参議院選挙を民主党はどう戦うのかとマスコミも関心が高く、報道各社が押しかける中での開催でした。また、野党各党首、連合会長、中国共産党役員も来賓として出席し、共闘の挨拶をされました。

大会にあたって、小沢代表は「政治とは生活である」として、今年の参議院選挙で与野党逆転を実現し、「生活維新」を実現するとの挨拶をされました。

また、鳩山幹事長は、議案提案の中で、最近よく言われる「民主党と自民党とはどう違うのか」ということに触れ、次のように述べられました。

小泉安倍政権は、国家に力点を置いているが、民主党は国民・市民に目を向け、国家以上に市民に力点を置いている。官僚主導の政治から国民の声が反映される政治に変え、一人ひとりの尊厳を重視することで国家の尊厳を取り戻していく。一人ひとりに主権があるということが理解できる政治を実現する。そういった手段の違いが民主党と自民党の違いである。

景気がよくなればよいというのではなく、格差をどうするのかということに視点を置き、格差をなくしていくために母子世帯や障害者、高齢者、非正規職員に視点を置いた政治を実現するのが民主党である。

このことは、県政においてもいえることで、今の島根の政治を「ひとづくり」に視点をおいた政治に変えていく、県民の声を聞き、県民の生活実態に即した施策、事業を実施していく。私はこのことを実現するために一生懸命がんばろうと、幹事長の話を聞きながらさらに思いを強くしました。

| 角ともこ | - | - | - |
島根の民主党が躍進する年に
今日開かれた、民主党島根県総支部連合会の定期大会と躍進の集いに参加しました。

このなかで、春の県議会議員選挙に民主党が擁立した各候補があいさつをしましたが、私は、「島根を自立した地方にするため、環境づくりひとづくりに、女性として生活者としての視点で県政に参画したい。そしてこのことを機に、女性が躍進する年にしていきたい」と決意を述べさせていただきました。

政権交代をめざす民主党ではありますが、まだ、この島根では民主党の力は弱いと感じています。

最近、「これまでは自民党だったけど、これからは民主党を応援するよ」という声をよく聞くようになりました。こんなに地方格差、所得格差を生み出した小泉・安倍政権にみんなは嫌気がさしています。特に、この島根を始め地方の人たちや、いくら働いても豊かさを実感できない人たちは離れていっています。この機会に民主党は頑張って支持者を増やしていかなければいけません。

ぜひとも民主党は県知事候補を擁立し、春の選挙では民主党各候補全員が当選を果たして、この島根で民主党が躍進してほしいと願っています。そのために、私も全力で頑張ります。

| 角ともこ | - | - | - |
防衛省になってしまった
あっという間に、防衛庁から防衛省に格上げしてしまいました。本当に国民は議論をし尽くしたのでしょうか。これまで文民統制を維持してきた日本の安全保障政策は、ますます危うくなっていく気がします。

やはり日本は憲法9条を持つ国であることを前面に出し、海外の諸国と平和的、友好的に交流することを主体に外交を進めるべきです。そういうと、もしかの時にはどうするのかとよく人はいいますが、しかし、以前にも書いたように、こちらが武力で威嚇しない限り相手は攻撃しないと私は信じています。

戦争状態になって犠牲になるのは、将来に夢を持つ若者や子どもたち、一般の市民です。そんなことにならないよう、これからの防衛省の動き、わが国の安全保障政策には、国民みんなが注視しなければいけません。

ところで、昨日の「公務員ひとくくりはつらい」は民主党代表代行 菅直人さんの活動日誌(http://www.n-kan.jp/)の1月8日「公務員」を読んで感じたことを書きました。
| 角ともこ | - | - | - |