鳥取県に学ぶ
米子市にある鳥取県議会議員浜田妙子さんの事務所で行われた「妙子サロン」に出かけてきました。今年の選挙で2期目の当選を果たした浜田さんは、この選挙を通じて、有権者の皆さんに、ご自分の活動や議会のことがあまり伝わっていないことを痛感され、「妙子サロン」を企画されました。

今日、その第1回のサロンが開催され、『北海道の夕張市から学ぶ、地方自治』をテーマに、  鳥取県の草の根自治支援室の島田真紀子室長が講演されました。財政難の中にあって地方自治体の自立に向け何が必要かについて学びました。とてもわかりやすい説明に、参加された皆さんも自分たちが今何をしなければならないかを考える機会になったのではないかと思います。

鳥取県の草の根自治支援室は、行政のチェックや行政に対する働きかけをしようと思う人に具体的なやり方を教えようと設置されたものです。室長の島田真紀子さんは元自治省のキャリアで、今回、室長公募に応募して採用されたそうです。県民の政治意識を高め住民自治に向けて支援していくことに力を入れている鳥取県は、すごいと思います。
| 角ともこ | - | - | - |
小さなことでも発言する
出雲市で行われた島根県農林漁業団体職員労働組合連合(農団労)の女性交流集会に、学習会の講師として参加しました。

女性の社会的役割についてというテーマで、私はこれまでの自分が辿ってきた道のりを、女性の社会参画をめぐる国内外の変化を交えながら話をしました。

私が女性の社会参画ということに関心を抱いたきっかけとなった、「国際女性年」、そして松江市の女性たちとともに参加した、北京の世界女性会議NGOフォーラム。特に北京会議に一緒に言った仲間にはいろいろな面で刺激を受け、そのことが今日の私となっています。

女性が社会参画していくことは、男性も女性も働きやすい環境つくっていくことであり、子どもや高齢者、障害者、そして女性をはじめあらゆる人たちの人権を尊重することにつながっていきます。そして、社会を変えていくには、政治の場に参画し、法や制度をつくり、それを実効あるものにするために、事業をつくり予算をつけていくことです。

こんなことを話させていただきました。あとで、参加者から「どんなささいなことでも職場で発言することが大事だと思った。自分自身も職場改善について声をあげたら、変わったことがあった」という話を聞きました。働きやすい職場づくり、生活しやすい環境づくりのために、小さなことでも人が集まったところで発言することが大事です。
| 角ともこ | - | - | - |
農水商工委員会に出て反省
23日、24日で常任委員会が開かれ、私は農水商工委員会に出席しました。

今年度の島根県の主要事業と平成20年度の国の予算編成等に係る重点要望について調査するために開催したものです。

農水商工委員会の園山委員長は、会議はスピーディに進めるという考えの下、発言時間をあらかじめ決めて進められたため、私は要領よくまとめられた執行部側の発言を聞くのが精一杯で、質問をすることもなく終わってしまいました。

私も初めてだからという意識が働いてしまって、不勉強だったのですが、もう少し前回の議会の資料などをみておく必要があったなと反省しています。

ただ、委員長の会議はだらだらと時間をかけてするのはよくないという考えはいいと思いますが、一律に時間制限をするのは内容によってはどうなのかなと思っています。そのことへ対応するために、私自身も説明が不足していると思ったら質問できるよう、次回はしっかりと勉強していきます。
| 角ともこ | - | - | - |
若い皆さんと意見交換
昨日、今日の2日にわたって、出雲市にある国民宿舎「国引き荘」で連合島根女性委員会の研修会があり、私は講師として参加してきました。これまで携わってきた福祉行政を通して女性の参画について私はお話させていただきました。女性が社会参画していくためには、保育サービス、高齢者や障害者の介護サービスの充実が必要であり、そのことを計画立てて進めていく福祉の各分野の計画策定に携わったこと、そしてその中で、自ら働く女性としての視点で取り組んだことなどを話しました。

そうした各講師による女性の社会参画についての半日の講義の後、各組合から参加した女性の組合員と交流会があり、そして、翌日にはグループ討議もありました。私はいずれにも参加させてもらいました。

この中で、一人の女性が次のようなことを私に話してくれました。最近、職場の男性の上司が「結婚したら、仕事やめるんでしょ」といわれ驚いた。自分はやめる気がないのでそのことを話すと、「子どもができたら仕事はやめたほうがいいよ」といわれ、さらに驚いた。自分はずっと働き続けたいと思っているのに、どうしたらいいのか不安だと。私は、彼女に再度上司から退職を促すようなことがあったら組合に相談しなさいということを話しましたが、まだまだ、そうした風潮があるのに私自身も驚きました。

また、今多くの会社で派遣職員が増えていること、そして派遣職員は責任がないので仕事に対する熱意が薄く、勝手に休んだり、簡単にやめてしまう人が多いという話も聞きました。質のよい仕事をしていくにはやはり正規職員を増やしていかなくてはなりません。コストをかけないことばかりに向かっていくと、これまで品質の良さで世界に通用していた日本の製品も今に品質が低下していくのではないかと懸念されます。いま、景気が上向いている中にあって、もっと人件費に利益をまわしていくようにならなければいけないと思うのですが、経営者の皆さんはどうお考えなのでしょうか。

女性委員会の皆さんは皆、熱心に活動に取り組んでいてこれからが頼もしい限りです。ここで得たものを職場にもち帰り生かしていかれることでしょう。そして、皆さんの職場環境がよくなることを願い、私も議員としてがんばらなくてはいけないと改めて思いました。
グループ討議グループ討議
神西湖窓から望む神西湖
| 角ともこ | - | - | - |
小沢代表と懇談
今日の午後、私と白石議員、大田市議、勝部市議、大垣町議と田村民主党県連副代表の6人が一緒にお話をする機会を得ました。小沢代表との懇談は短い時間でしたが、内容は今注目されている、この夏に行われる参議院議員選挙島根選挙区の候補擁立について意見交換をしました。

私は、「今回の県議選で女性2人が当選したのは、女性なら弱い立場にある高齢者や障害者、子どもや女性の声を聞いてくれる、そして、真に県民のために県政で働いてくれるということを有権者の皆さんが期待された現れである。したがって今度の参議院選挙もそうした県民の声を反映できる候補の擁立を期待している。そして、この島根をよく知る候補であれば私たちは一緒に戦えるので、ぜひ候補擁立に力をいただきたい」という旨のことを述べました。小沢代表も一緒にがんばりましょうというお答えでした。

この後に行われた記者会見でもそうしたことを記者にお答えになっていました。そして、候補を今月中に、遅くとも参議院選挙告示1ヶ月前までには決め、もう一度島根に来るということでした。ぜひとも私たちが一緒になって戦える候補の擁立を実現したいです。
小沢代表と握手小沢代表と握手
| 角ともこ | - | - | - |
大橋川改修
出雲市で斐伊川水系治水期成同盟会の総会が開かれました。流域選挙区選出の県会議員25名は顧問として位置づけられているため、その一人として私も出席しました。会長は西尾理弘出雲市長、副会長は松浦正敬松江市長です。

国土交通省河川事務所長などから、現在の工事の進捗状況、今年度予算、事業概要などについて報告がありました。上流部の志津見・尾原両ダム及び中流部の斐伊川放水路は平成20年代前半の完成を目標に工事が進んでいますが、私が住んでいる松江市にかかわる、大橋川改修については議論が始まったばかりです。

大橋、新大橋の架け替えとなると、周辺に住む人たちへの生活や仕事への影響、松江市の交通や観光への影響と様々な問題があります。国・県・市と市民の皆さんが一緒になってみんなが納得できる大橋川の改修について議論していかなければなりません。

そのためにも、国・県・市がお互いに連携をとって取り組んでいかなければなりませんが、特に流域全体を見ながら調整していくためにも、県が主体的になって調整していく必要があるということを感じました。
| 角ともこ | - | - | - |
国民投票法について考えよう
国民投票法が今日成立しました。これまで、本当に私たち国民の間で議論し尽くされたのでしょうか。なぜ、今急いでこの法律を作らなくてはいけないのでしょうか。

この背景には、今の憲法を改正しようという動きがあります。自衛隊の高度な武装化を正当化し、諸外国に武力を誇示する必要があるのでしょうか。各国は日本が平和憲法を持つ国だからと安心して交流しているのです。前にも書きましたが、誰も友好的な態度の人に対して、危害を加えようとする人はありません。

私たちは今のままの憲法でよいと思っています。私たちはもう二度と戦争はしたくないと思っています。その思いが反映された憲法の成立を当時みんな喜んで受け入れたはずです。そのことを忘れてはいけません。
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ちょっとスポーツ
今日、市職ユニオンの皆さんと野球を楽しみました。自治労スポーツ大会に向け、市職ユニオンが予選を兼ねて行ったもので、組合員が職場の仲間同士でチームを組み、トーナメント戦で優勝を目指して競い合いました。ここで優勝したチームが、近く開催される自治労松江安来ブロックに進み、勝ち進めば最終的に全国大会への切符を手にすることができるというものです。

試合開始の始球式で、私が最初のボールを投げさせていただきました。ソフトボールは少しやったことがありますが、野球のボールを握ったのは初めてで、ボールの大きさも違い投げにくさを感じました。案の定、ボールは届かずバウンドしてキャッチャーに。

試合はユニオン執行部チームとユニオンユース部で行われ、最後に私もバッターボックスに立たせてもらいましたが、完全な空振り三振でした。しかし、次の環境部を中心に編成されたチームと八雲支所を中心に編成されたチームとの試合を観たら、全然レベルが違うということがわかりました。

私は半日ほどで失礼しましたが、それでも、久々にスポーツで寛ぐことができました。会場近くの松江ろう学校でも運動会が行われていて、スポーツをするには程よい天候の日でした。
| 角ともこ | - | - | - |
年齢順
臨時議会2日目の今日は、議長・副議長選出、各種委員会の委員選出などがありました。

私は農水商工委員会の委員になることになりました。今回、総務、文教厚生、農水商工、環境建設の4つ常任委員会のうち、民主県民クラブでは文教厚生委員会と建設環境委員会の副委員長ポスト2つを確保することができ、会派の中でどの委員会に属するかについて皆で協議し決めました。

私も白石さんも第1希望は文教厚生委員会でしたが、少しでも女性議員が複数いることをアピールするため、別々の常任委員会にしようと二人で話していましたので、今回、副委員長ポストのとれる文教厚生委員会は私より年上の白石さんにお譲りして、私は第2希望の農水商工委員会にしました。

昨日も書きましたが、何事も期数順、年齢順、年長を優先するということが議会の慣例となっています。それはいい場合もありますが、今回の議長選出をめぐっての自民党議員連盟内のいきさつなどを聞くと、期数順、年齢順ばかりを測りに決めているのでは、議会改革も進まないのではと危惧します。

また、広報委員会の委員にもなりました。これは議会の広報広聴活動、議会図書質の運営に関わる委員会です。開かれた議会になるよう私なりの視点で積極的に取り組んでいこうと思っています。

いずれにしてもまだよく知らない男性議員の中に混じっての緊張した2日間でしたが、ただ、会派に帰ると、白石さんもいるし、新人議員が多数という中でリラックスできました。そういう意味では、自民党議員連盟に属している3人の新人議員はどうだったのかななどと心配してあげてみたりしていますが、余計なお世話ですかね。
| 角ともこ | - | - | - |
初登庁
今日、臨時議会が開催され、受付で議員バッチを胸に付けて頂きました。小さなバッチではありますが、これに込められた重みをひしひしと感じ、身の引き締まる思いです。

今日、明日と開催される議会で、議長、副議長選挙、各種委員の選任などが行われます。今日は全員協議会で議員および執行部の自己紹介があり、会派結成、会議録署名議員、臨時会の会期などについて協議しました。そして、午後から本会議が開かれ、仮議席の指定、会議録署名議員の指名、会期の決定を行いました。

議席は今のところ5番です。明日、議長が決まったところで、議席が指定されます。期数の若い議員が前の席になり、議長に向かって左から年齢の若い順に並びます。私の席は議長の真ん前で、常に緊張していなければならない席です。大丈夫かな。

会派については、私たち民主党系の7人の議員で民主県民クラブを結成することになりました。7人中5人が新人という会派ですが、その新鮮な視点で議会を活性化していこうと意気込んでいます。

| 角ともこ | - | - | - |