盛況を願って準備
3月10〜11日に松江市白潟本町のスティックビルにある松江市男女共同参画センター(プリエール)でプリエール・フェスティバルが開催されます。これはプリエールに登録する活動者・団体が中心となって、皆さんの日ごろの活動発表と市民との交流の場として毎年開催しているものです。私も実行委員会のメンバーの一人として参加しています。

開催日も近づき、最終実行委員会を昨夜開催しましたが、細かい点まで詰めていくと議論白熱で、会場の開館時間もオーバーしそうになり、残ったそれぞれ担当者同士の打ち合わせの場所がなくなり、急きょ近くにある私の事務所に場所を変えてさらに打ち合わせ。

実行委員会の皆さんは、少しでもたくさんの人に訪れていただいて、自分たちの活動を知っていただきたい、プリエールを知ってもらいたい、という思いがいっぱいで、仕事やほかの活動などで忙しい中、時間を割いて集まって準備を進めています。

当日は、憲法について考えてみる機会となる映画上映や今人気沸騰の落語家さんのお噺、登録団体による分科会、展示、朗読劇、寸劇など盛りだくさん、たくさんの人が訪れてくれることを願って、実行委員の準備は進んでいます。私もイーブン・イーブン企画の議会接近プロジェクトの分科会に参加します。ぜひ皆さんもお出かけください。
| 角ともこ | - | - | - |
在りし日の松江
先日、天神町にある白潟サロンで古い松江の絵葉書の展覧会が開らかれていました。私も行ってみてきましたが、昔の松江の様子が写し出されており、半世紀から1世紀前の松江の中心街や宍道湖畔の様子を知ることができました。

これらの絵葉書は白潟サロンの隣の今岡額縁店さんの蔵から出てきたもので、昔の松江を知る貴重な資料として、今回、皆さんに公開されたものです。今岡額縁店さんは、かつて絵葉書の版元だったということで、写真の原版なども残っているそうです。

まだ、末次町や袖師町のあたりが埋め立てられる前の写真は、宍道湖大橋、末次公園や市役所、卸団地がある風景を見慣れたものにとって、一目ではどこの風景かわからないものもあり、松江の地勢の変化がうかがえます。天神町界隈のにぎやかな街の様子が写されていたり、戦時中の写真になると軍人が写っていたり、時代の移り変わりも見ることができます。

自然と調和した松江の街の佇まいも、今は高いビルによって風景がさえぎられおり、だんだんと自然から遠のいていくのを感じますが、こうした写真を見ることで私たちが失ったものの意味やこれからの街のあり方などを考える機会にもなり、こうした資料をみんなが見る機会をつくっていくことは大事だと思います。
| 角ともこ | - | - | - |
税金の使われ方を見直そう
ガソリン税の暫定税率が3月31日で期限が切れることから、国会で問題となっています。民主党は、原油価格の高騰でガソリンの値上げが国民の生活に大きく影響しているときであり、この際この税を撤廃し、ガソリンの価格を引き下げようと主張しています。

一方、与党では、この税がなくなると道路特定財源がなくなり道路がつくれなくなる、また、一般財源化され地方に配分されていた財源がなくなるということから、維持を訴えています。

いずれにしても影響を大きく受けるのは、地方に住む私たちです。公共交通が充分でない地方では、車は生活の必需品です。人口が集積し最寄りの駅から電車が頻繁に発着していて車がなくても生活が可能な都会と違い、乗客が少ないことからどんどん路線が廃止され、自家用車やタクシーに頼らなければならない地方では生活できません。

お年寄りが病院やケアセンターに通うにも歩いていける範囲にそうした施設がある人はごく少数で、ほとんどの人は移送サービスに頼っています。車に頼らなければ生活できない地方の住民にとって、少しでも生活費や事業費への影響を抑えてほしいと願っています。

それをいうと道がなくては車を走らせることもできないのではないかと反論されますが、とりあえず道はあります。その道がより高速で走れるかどうかといえば改良は必要です。ですが、そのことよりも毎日の生活を優先することが大事ではないでしょうか。

本当に必要な生活道路整備などの予算は、今一度、予算の使い方を検討し、本当に必要なことに予算が当てられるようにみんなで見直す必要があります。道路だけに使われる税金を、暫定といいながらいつまでも付加すること自体がおかしいと思います。私は、暫定税率の期限が切れることで地方に配分される予算がなくなることから、予算の確保という意味で県議会での決議に加わりましたが、しかし、よく考えれば今の予算の配分自体がおかしいのであって、そこを質すことがいま私たちに求められていると思います。
| 角ともこ | - | - | - |
自己決定
ドメスティックバイオレンス(DV)に関する講座が男女共同参画センターであり、出席しました。これまでもDVについては、いろいろと話を聞いていますが、「支援する立場として何ができるのか」ということを考えてみる機会として参加してみました。

今回の講師は、アメリカのシアトルでDV政策評価コンサルタントとして活躍している、ノーマ・ティンバングさん。吉備国際大学大学院教授の高橋睦子さんの通訳で講義が進められました。

この講義の中で特に印象に残ったことは、「被害者支援のためにいろいろな機関や専門家が連携して支援を行うことが大事。ただし、周りがしてあげることではなく、より多くの選択肢を示し、本人の自己決定によって進めていくことが大事である、そのことがよりよい解決を生む」ということでした。被害者本人の人権を確保することが大切という言葉に、改めて、支援者の人権意識の高さが求められていることを感じました。

講義の後、ノーマさんたちと一緒に懇談したのですが、ノーマさんはとても穏やかな話し方で、人を包み込む暖かな人柄を感じました。こうした人柄がDV 被害者支援の実践活動つながっていると思います。
| 角ともこ | - | - | - |
私たちにとってよい年に
県民会館の多目的ホールで、「おんなたちの新年会」を開催しました。これは次期の総選挙で私たちの思いを託す人を応援しようと立ち上がったDO&GO委員会のみなさんと白石議員と私が一緒になって、今年をどんな年にしたいのかみんなで話し合おうと企画したものです。

この会では、最初にフルートの演奏そしてコーヒーブレイクで皆さんにリラックスしていただいたあと、参議院議員の亀井亜紀子さんと民主党島根一区代表のこむろ寿明さん、そしてと鳥取県議会議員の浜田妙子さんのコーディネートによって鼎談を行いました。

この鼎談を通して、「私たちの将来を決めるに値する人を(政治家として)選ぼう」「後から来る人のために何かしよう」「生活に近いレベルできることに挑戦してみよう」などということが提案されました。ここに集まった皆さんが、これらの提案をどう受け止め、どう取り組まれるのかは、これからそれぞれに考えられることですが、これがきっかけとなって今年一年がすばらしい年になることを私たちは祈っています。
| 角ともこ | - | - | - |
島根の若者は頼もしい
島根総合発展計画の公聴会に行ってきました。島根総合発展計画とは、県民一人ひとりが自信と誇りを持ち、総力を結集して活力ある島根を築いていくために、県の行政運営の方針だけでなく、広く県民が目標を共有できる今後10年間の計画として、策定されるものです。

今回は、広く県民の声を今後の実施計画策定に反映させていくために開催された、松江地域の公聴会で、このあと、飯南、浜田、隠岐の3ヵ所で行われます。

今日の公聴会には、何人もの高校生や大学生が来ていて驚きました。そして、大人たちに混じって何人かの高校生が意見発表しました。そのときの言葉が、「自分は島根が大好きだから、将来ずっと島根に住みたいから、地元企業に就職を決めた」というものでした。こういう声を聞いてとてもうれしかったです。

子どもたちは島根を見捨てていない、こういう若者たちのためにも、我々大人が将来にわたって安心して暮らせる島根を作っていかなくてはいけないという思いを強くしました。県民みんなが心豊かに暮らせる島根になっていく総合発展計画が作られ、ここに住んでよかったと思える島根になるものと確信します。
| 角ともこ | - | - | - |
議会も仕事始め
昨日1日、民主県民クラブで新年度予算要求概要についての勉強会をしました。議会質問で要望したことに取り組まれていること、もう少し頑張ってほしいことなどいろいろあり、ました。今後も調査をして課題解決に向けて取り組んでいきます。

そして、今日は全員協議会、常任委員会、特別委員会があり、議会も仕事始めです。また、島根原子力発電所3号機建設工事の現地視察もあり、私も総務委員会の皆さんとともに地元議員として参加しました。

原子炉建物基礎鉄筋の配筋状況を見ましたが、岩盤の上に直径3〜5センチの太さの鉄筋を縦横何層にも張り巡らしていました。このあと、ここにコンクリートを3昼夜かけて打ち込むそうです。この上に原子炉が設置されるのですが、昨年の中越沖地震の際の柏崎原子力発電所の被災事故もあり、耐震への取り組みについてはとても慎重になっていることが伺えました。

安全に安全を重ねてもどのようなことが起こるかわかりません。常に保安への取り組みを怠らないよう、細心の注意を払っていただきたいと思います。クリーンなエネルギーではありますが、一度事故でも起きれば被害は甚大です。私たちも常に安全への取り組みを注視していきましょう。
| 角ともこ | - | - | - |
着物で新春を迎える
今年も新年恒例の松江市新年賀会が松江テルサで開催され、私も出席し多くの人たちと年頭のあいさつを交わした。

今年は、白石議員と相談して、着物で参加しました。今、松江では、着物の愛好家によって「きものプロジェクト」が立ち上がり、着物が似合う松江でのいろいろなイベントの際に着物を着て参加する企画を立てています。

着物を着ると姿勢がよくなりますし、身のこなしもゆったりと落ち着きが出てくるような気がします。優雅といいたいところですが、そこまでの雰囲気は出すことができませんが、着ていて気持ちがよいものです。

残念ながら、自分で着付けることができないため、事務所近くの呉服屋さんにお願いしましたが、今年は何とか自分で着られるよう努力してみたいと思います。着物は形が変わることがないので何年でも着ることができます。今回、私が着た物も結婚のときに作ったものです。箪笥の中に眠っている着物に、今年は袖を通してみようと思います。

松江市長と松浦市長と記念撮影
知事と溝口知事と
| 角ともこ | - | - | - |
番内さんもお参り
正月三ヶ日もあという間に過ぎてしまいました。元日は、町内会の新年賀会、2日は竹矢地区の新年賀会と、地域の皆さんと賀詞交換し新年を祝いました。

そして、本日は急に思いついて出雲大社に初詣に出かけました。さすがに出雲大社、初詣客が多く、車は渋滞、参道も屋台がたくさん立ち並び行き交う人たちが覗き込んでいました。

ちょうど今日は新年の幸福を祝う吉兆さんの神事の日。にぎやかなお囃子と番内さんが練り歩いているのに出会い、まさに正月気分最高でした。また、大社の境内のあちこちで、番内さんに会いました。かわいらしい番内さんもいて、観光客の皆さんが記念撮影をしていました。

出雲大社は、今年から平成25年までかけて遷宮があり、御神体が拝殿におかれるため、この間の仮拝殿が建てられていました。4月に仮殿に移られるため、今日は本殿で拝むことができました。何も考えずに出雲大社にお参りに行ったのですが、いいときに出かけたものだと思いました。


番境内を歩く番内さん出雲大社出雲大社本殿
| 角ともこ | - | - | - |
今年もがんばります
新年明けましておめでとうございます。新しい年が始まりました。今年はどんな年になるのでしょう。予定される総選挙によって、政権交代が実現すれば、世の中の流れも変わってきます。ぜひそうなることを願うところです。

今年も恒例の年越しの鐘撞きに夫と二人で近くの安国寺に出かけ、住職や鐘友会の皆さんと新年のあいさつを交わし、お神酒をいただき、鐘楼の鐘を突きました。願いを込めてしっかりと鐘を打ちましたが、届いたでしょうか。そのあと、氏神さんの稲荷神社に初詣に行き、家内安全を祈って帰りました。

とても寒くはありましたが、予報された雪も降らず、見上げる空には星がたくさん光っていました。冷え込みは厳しく、解けた雪が凍り、歩くとザクザクと足元で音がしていました。

厳しい寒さは続きますが、寒さに負けず春を目指してがんばります。今年もよろしくお願いいたします。
| 角ともこ | - | - | - |