特別な日
今日は2月29日、4年1回巡ってくる日です。私は今朝「29日」ということにあまり意識がなかったのですが、今日の一般質問に立った石橋議員が「今日は2月29日という特別な日です」と言われて、そうだ閏年だったということを改めて意識しました。

一日いつもの年より多いことがどんな影響をもたらすのか、特別な日、特別な年、オリンピックが開催される年でもあります。今年は、いろいろなことが起きる年になりそうな気がします。

まなかなところで、先日、「マナカナ」で人気のある双子の三倉茉奈さん、三倉佳奈さんが県議会に挨拶にいらっしゃいました。今年秋から始まるNHKの朝の連続ドラマ「だんだん」の主役を演じられます。今までの私のなかにあった「かわいい」というイメージより、「大人ぽい」という印象でした。すでに大学4年生でもう卒業ということで、立派な社会人です。いつまでもかわいいで過ごせない年頃をしっかりと脱皮し、大人になった三倉茉奈さん、三倉佳奈さんのこれからの活躍が期待されます。

ドラマ「だんだん」によって、全国のみなさんに島根を知ってもらえるきっかけとなれば願ってもないことです。魅力あるお二人の朝ドラに期待しています。私たちも地元として応援します。

やっぱり、今年は何かありそうです。
| 角ともこ | - | - | - |
長らくお待たせしました
議会質問戦が始まりました。朝の通勤時に会派の皆さんたちと県庁前のロータリーで街宣活動しました。あいにくの雨でしたが、それでも立ち止まって聞いてくださる方々がいてうれしかったです。私は今日の代表質問の2番目として気合いを入れてマイクを持ちました。

最初に自民党議員連盟の上代議員が代表質問を行ったのですが、議員の質問項目は大変多く85項目にも及びました。このため、答弁は知事が1時間15分、その後休憩を入れ、各部長はじめ執行部の答弁は1時間45分にもなり、当初、午後1時を予定していた私の質問が始まったのは3時15分過ぎでした。

私のために傍聴に来られた方は待ちくたびれられたことと思いますし、あとの予定を入れていた皆さんは、最後までいることができなかったと思います。終わって傍聴席を見た時にはほとんど人がいませんでした。みなさんお疲れ様でした。長時間お付き合いいただいてありがとうございました。

それにしても、あまりの長さに議員の間からも不平が出ていましたし、議運の取り決めで質問時間とほぼ同じ時間の答弁を設定するという取り決めがあるとか。上代議員も後で私に詫びておられました。

ただ私の道路財源を巡っての主張は知事とは平行線であろうとは思っていましたので、再質問で知事が2月初めのラジオ番組で「(税を)何のために何に使うのか総合的に考えなければならない」という発言をしておられることについて、総合的とはどういう意味で言われたのか聞こうとしていたのですが、そこが飛んでしまい、またぞろかみ合わない答弁を誘導してしまったことには反省しています。
| 角ともこ | - | - | - |
2月定例議会始まる
いよいよ2月議会が始まりました。今回は新年度の予算を決める議会です。これまで議論されてきたことがどれだけ反映されているのかきちんとチェックしていきたいと思います。

提案された予算案を見ると、溝口知事のカラーがあまり出ていないような気がします。というよりも、それが溝口知事のカラーかもしれませんが、あらゆるところに配慮した予算という感じがします。確かに障害者の自立にむけた支援や中山間地への支援に向けた事業も創設されていますが、今島根の課題である、高齢者や障害者への支援、少子高齢化への対策に重点を置いているといえるものでもありません。

財政が厳しい中では大幅に予算を増やすということはできないでしょうが、それであるなら余計に、抑えるところは徹底的に抑え、重点を置くところにより予算をつけることをしてもいいのではないでしょうか。

やはり私はまず福祉や医療に重点を置いて取り組むべきだと思います。そして、農林水産業の再生を中心とした産業振興に、お金だけ出すのではなく、行政と県民が知恵と力を出し合ってできる事業を進めていくことだと思います。こうした考えで今回の議会では質問いたします。

私は26日に代表質問をします。代表質問は初めてのことで十分ではないと思いますが、精一杯頑張ります。質問の様子はインターネットでも生中継していますのでご覧ください。アドレスは下記のとおりです。
http://gikaiair.pref.shimane.jp/
| 角ともこ | - | - | - |
充実した勉強会でした
円より子議員が開く「女性のための政治スクール」に行ってきました。今朝の大雪で滑走路の除雪が遅れ、第1便は3時間も遅れその後の飛行便は欠航などある中を、日帰りで行ってきました。

あわただしいなかでの勉強会でしたが、とても充実した講義でした。講師は国立感染研究所の研究員岡田晴恵医学博士と長妻昭衆議院議員のお二人。お二人とも1時間半の講義があっという間に終わってしまうほど熱の入ったものでした。

岡田晴恵先生の講義は、先生自身も言いたいことがいっぱいあって、1時間半の間にできるだけ伝えようという息つく暇もないほどの勢いでした。新型インフルエンザの脅威について私たちは意外とのんびりしていたんだということを感じました。以前、この新型インフルエンザが話題になった時には、以前いた私の職場でも対応マニュアル作りなどはしたが、それを基にした想定訓練をした記憶もないが、今はどうなっているのだろうとふと思ってしまいました。

長妻議員は年金の話なども交えながら、「我が国の統治機構の在り方を変えなくてはいけない、政治家と官僚がもたれあっていている今の状況では情報がきちんと国民知らせられることがない」と。また、消費者行政にも触れ、「生活者主権の国家に変えなくてはいけない」とも。政権交代して官僚をコントロールできる統治機構をとりもどすと決意を述べられました。私たちも地方から政治を変えるためにがんばらなくては。

長妻議員と
| 角ともこ | - | - | - |
一緒になって議会を変えよう
昨日今日の2日間、松江市男女共同参画センター(プリエール)でプリエールフェスティバルが開催されました。以前このブログで書きましたように、私も実行委員として参加しました。私は記録係として、フェスティバルの様子をカメラに収めて回りました。

実行委員の中心となるプリエール運営委員会の5人の代表委員を中心に準備をしてきましたが、代表委員の皆さんは成功に向けて実行委員以上にご苦労されたと思います。たくさんの人が来てくれるか、会場で混乱なくスムーズな運営ができるか、何にも増して事故なく安全に終わることができるのか、そうしたことでフェスティバルが終わるまで心配されたと思います。

このことは、最後の実行委員や参加者による交流会での皆さんの「無事終わってよかった」という言葉に安堵の様子があらわれていました。運営に携わった方、参加された皆さん本当にご苦労様でした。

私は実行委員としての役割のほか、イーブン・イーブンが行っている議会接近プロジェクトのシンポジュウムにシンポジストとして、白石議員、葉山市議会議員とともに参加しました。議会接近プロジェクトによる議会傍聴の効果、女性の議員が増えたことの効果などを話しました。参加者からも公約したことを忠実に実行してほしい、質問スケジュールを早めに公表してほしい、テレビ中継してほしいなどの意見が出ました。意見が出たことに対しては実現に向けて努力していきたいと思います。

県民の皆さんの議会に対する監視の目と私たち議員の議会での活動が一緒になることで、本当に私たちに必要な政策づくり、私たちの生活を重視した政治になっていきます。これからも皆さんと一緒に安心して暮らせる島根を作っていきましょう。
| 角ともこ | - | - | - |
いい議員に出会えた
石倉幹市議会議員の議会報告会と後援会の研修会にお邪魔した。研修会の講師は、山口県上関町議会議員の山戸貞夫さん。

山戸さんは島根大学卒業後、松江市内の会社に就職。その後、原発で揺れる出身地の上関町祝島に帰り、原発反対運動に取り組まれ、町会議員に、そして03年には町長選に出馬されましたが落選し、再度町会議員となって今現在活躍中です。

祝島は、人口530人の上関町の1つの島ですが、ここでいま一流の離島、一流の田舎人を目指して、島の人たちと活動をしています。自分の島を選択した自信をもとに島おこしに取り組もうと、島内の生活改善や環境保護農漁業の振興、伝統文化の伝承などに取り組んでいます。

山戸さんは「皆それぞれに違う意見があるが、どこかに一致点を見つけ、協力し合って作業することで力がついてくる」ということを、活動を通して感じているとおっしゃっていましたが、一緒に活動する仲間をつくりあげるのもエネルギーがいるもの、それができるのはお話を聞いているだけでも感じる、山戸さんのひたむきさだと思いました。
| 角ともこ | - | - | - |
議員だよりをもっと良く
後援会総会にあわせて県議会報告会を開催しました。たくさんの方に出席していただき、交流会では若い人たちの歌などで盛り立てていただきました。

私の議員だよりを読んで会いたくなってきたといってくださる方もいて、議員だよりを送ったかいがあったと、うれしくなりました。これからもがんばって議員だよりを作っていこうと思います。

しかし、議員だよりの内容が良くないというお声も頂いていて、もう少し構成を考えないといけないと思っています。日常の活動報告や後援会の方の話なども入れるといいとは思いつつ、いつも議会が終わってから取り組むため時間が制約され、議会質問を中心に作ってしまっています。なんとか次回は努力してみようと思います。
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女性県議日記終わりました
昨日の朝日新聞島根版に、「しまね女性県議日記 ともこの巻」が掲載されました。以前にもこのブログに書いたと思いますが、昨年6月から白石議員と交代で毎月、議員日記を書いています。今回で私は5回目。残念ながら今回でこのコーナーへの投稿は終わります。

議員になっていろいろと体験したこと、感じたことなどを綴らせてもらいました。今回の日記には、最終回なので私はこれまで書いてきたことのなかの、議会質問をした住宅の耐震化工事助成と、このブログにも書いたことがある議会に出席すると支払われる費用弁償についてのその後について、そして最近の出会いについて書きました。

住宅の耐震化工事助成については、県で来年度事業として予算要求されており、県の迅速な対応を評価しますが、まだまだ十分ではないので今後の実施状況を監視したいと思います。費用弁償については会派内で意見がまとまらず持ち越しになっています。これからもいろいろな課題が出てくると思いますが、課題解決のためにどう活動したかは、これからはこのブログで報告することになります。

一年生議員からは、新聞に掲載してもらって女性はいいねと羨ましがられましたが、議員の活動そのものを意外と市民の皆さんは知らないこともあり、その意味では少し議会と市民との間の距離を縮められたのではないかと思います。次回の白石議員の担当でこのコーナーが終わってしまうのは残念ですが、議員がどんな事をしているのか、個々にブログを書いていますが、議員の日常を追う記事をこれからも新聞で取り上げてほしいと思いました。
| 角ともこ | - | - | - |
弥栄の熱き人たちと
昨夜は浜田市弥栄町の体験村桑田研修道場で開かれた交流会に参加しました。しし鍋をつつき、濁酒(どぶろく)や清酒(やさか仙人)を酌み交わしながら、地域おこしについて議論を交わしました。ここ、弥栄ではどぶろく特区として濁酒を作り、どうろく大学を開き、地域おこしに取り組んでいます。

そんな地域ですから、みんなわが町に対する思いは熱く、いかにしたら、この弥栄でみんなが元気に暮らしていけるかについて、それぞれに思いを持ち取り組んでいました。

市町村合併が進み、今島根では59市町村が21になり、このままではわが町はなくなってしまうという危機感をみんなが持っています。だからと言ってわが町のことだけを考えてものを言っていても町の発展はないと思います。地域おこしの中からキーマンとなるべき人が生まれ、そしてそのキーマンを中心に、他の地域や行政・企業、学校などとのつながりを作りながら地域おこしをしてこそ、地域の発展があるのではないかと思っています。そこに暮らす住民が自分たちのこととして主体的考え行動を起こさなくては、人頼み、行政頼みでは何も解決しません。

地域を想い、夢を持って取り組む人たちがいる限り、島根はまだまだ希望が持てると感じています。立志塾の塾生や弥栄の若者たちの熱意にふれ、島根の若者に希望が持てる体験でした。この人たちを応援していくことが議会に身を置く者の使命と感じました。

ここで、いただいた濁酒(どぶろく)、白い濁酒はどこでも見かけるものですが、初めて黒い濁酒をいただきました。この黒は炭を使っていて、飲み口はマイルドですがきりっとしており、私としては白よりもおいしいと感じました。ここで聞いた話ですが、宮中の行事ではこの白と黒の酒をつかう風習があり、白はその年の収穫を祝い、黒は来年の豊作を祈るものとして白黒両方をいただくそうです。

道場で泊まり、今朝、外へ出てみると一面の雪、20センチくらい積もっていて、昨夜到着した頃とは違う風景に感動しました。しかし、この雪はこの地方だけでなく、全国各地にも降っていて、このあと東京に向かう私にとっては、飛行機の遅れで大幅に予定が狂ってしまいました。
| 角ともこ | - | - | - |
熱き想いの若者に期待する
議員研修会が開かれ、一橋大学の関 満博教授による講演がありました。関教授は平成13年から島根県の新産業創造ブレインとして島根の地域産業振興に関わってこられた方です。

昨日、市町村振興センターで産業支援人材研修会(しまね立志塾)の発表会があったのですが、この立志塾の塾頭として島根県内の自治体や商工団体の産業振興に携わる若手職員の育成にも取り組んでいらっしゃいます。

岩手県の北上市や宮古市の産業振興に係る話を中心に、地方都市がいかにして企業誘致により産業振興を進めてきたかについてお聞きしました。その中で興味深かったのは、成功した自治体には産業振興に熱い思いを持った首長とそれに応えて熱心に取り組む行政担当者がいたことです。そしてその行政の担当者は長年その事業に係っているということでした。

所属する農水商工委員会でも議論されたことですが、やはり職員の専門性を高めるためにもすべての人が3年程度で異動するのではなく、熱意のある職員をもう少し長い期間配置することも必要ではないかと思います。そのことに関教授も触れられ、長い期間いることでいろいろな企業や人とのつながりができそのことが産業創出に大きな成果を生むという話でした。

関教授の話を聞き、昨日の若い人たちの産業振興にかける熱い想いを語った姿を思い出し、島根のこれからに明るいものを見た気がしました。立志塾の塾生の活躍を祈ります。
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