エコな移動
事務所用に自転車を購入し、議会や市職ユニオンへ行く時、近所での用務に使っています。前々からこのあたりを移動するときには自転車にしようと思いながら、自転車を購入するきっかけがなく延び延びになっていましたが、事務員さんが最近自転車で通勤されるのに刺激され、やっと自転車を調達しました。

もっと気候のいい時に自転車利用を始めればよかったのですが、真夏になってからの自転車は、降りた時の暑さが一層です。それでも、自転車で移動すると、今まで乗用車では見えなかった風景が新鮮に目に映るのと、車とは違った道を通ることができ、新たな発見があったりとなかなかいいものです。

何より、今地球温暖化が叫ばれるなか、人力で走る自転車はまさに省エネ、石油高騰でガソリンも給油するたびにため息が出る今日この頃にあっては、家計への手助けにもなります。そして運動不足の解消にもなり、いいことづくめではないでしょうか。あとは、いつまで続くのか、自転車が埃をかぶらないようがんばります。
| 角ともこ | - | - | - |
真夏の運動会
市職ユニオンの職員祭(運動会)があり、私も参加しました。真夏日の運動会とあって、開催が決まった時から熱中症を心配する声もありましたが、さすがに皆さんそれぞれに対策を講じられ、競技中のかすり傷などのけがはありましたが、無事終わりました。

職場を7つの組に分け、管理職も一緒になっての競技は、リレーや綱引き、縄跳び、変則玉入れ、旗取りなどおなじみの運動会メニューですが、機敏な人、転びそうな人、日頃の姿とは違う、人それぞれの姿を見ることができます。

私は、馬跳びから始まり二人三脚、三人四脚、百足でリレーする増足リレーに参加しました。若い2人の女性と3人4脚で足手まといにならないかと心配しましたが、幸いにも余裕の1位でバトンを受け、無事転びもせずに次につなぐことができました。

とにかく暑く、模擬店のかき氷やジュースなどでしっかり水分補給し、小盛ではありましたが、うな丼をいただき栄養補給をして暑さをしのぎました。さすがに終わってみればぐったり、でもいい汗はかかせていただきました。それにしても準備をされた方、競技運営の方、大変だったと思います。お疲れ様でした。
| 角ともこ | - | - | - |
暑い天神さん
昨日から今日にかけて、この事務所のある天神町は天神さんでお馴染みの白潟天満宮の祭りで大賑わいです。

昨夜は事務所にも仲間の皆さんにきていただき、みんなで祭りを祝いました。集りの目的は男女共同参画を進めるために全国大会の誘致を考えようということで開いたのですが、神輿連が近づいてくると話も中断して神輿の担ぎ手に掛け声を送っていました。

事務所の近くの天神まめな館の前では、酒樽が据え付けられ、松浦市長や天満宮の宮司さん、町内会商店街の役員の皆さんが酒を振る舞っていました。また、溝口知事も出かけておられ、神輿連に促され、みんなと一緒に神輿を担がれました。熱気も上がり、祭りも最高潮に。
天神神輿1天神神輿2

昨夜は人出が少なくなった午後11時から町内でゴミ拾いがありましたが、一見ゴミが少ないようでも花壇の中や電信柱の陰にはプラスチックの容器や紙コップがいくつも捨ててありましたし、路上にはたばこの吸い殻が結構落ちていました。せっかくの祭りも心ない人たちによって汚されています。もう少しマナーを守ってほしいですし、屋台もゴミの出ない工夫をしてほしいものです。

今年は昨年に比べて人出が少ないように感じます。暑さのせいでしょうか。今年は一段と熱い暑い天神さんです。
| 角ともこ | - | - | - |
禁煙支援
禁煙支援高橋裕子教授による講演

禁煙支援研修会を日本禁煙科学会、禁煙マラソンと一緒に「しまね子どもをたばこから守る会」で開催しました。薬剤師、看護師、医師の皆さんや一般の市民の皆さんなど約120人の参加がありました。午前中は奈良女子大学大学院の高橋裕子教授の「禁煙支援の基礎と最新情報」と題した講演、そして「大分県における禁煙支援、タクシー禁煙化」の報告が大分県薬剤師会の伊藤裕子さんからありました。

大分県のタクシー協会が全車禁煙に踏み切ったのは、会長によると「一部を禁煙車にしても配車に困る」、何よりも「乗務員の健康が大事だから」、そして「タクシーが禁煙になって煙草を吸う乗客からは文句が出るが、しかし、それでも乗ってくれる。ところが煙草の匂いがするタクシーに乗った子ども連れの母親は二度とタクシーには乗らない。」と。

現在、全国32都府県でタクシーの全面禁煙化が進んでおり、残る15県の中に島根県も含まれています。最後の1県にならないうちに禁煙化に取り組まれるようタクシー協会に期待いたします。大森銀山が世界遺産になり観光も国際化してきている今日、世界では受動喫煙の防止に強力に取り組んでいることから言えば、島根県内の取り組みはまだまだ遅れていると言わざるを得ません。

午後からは職域での禁煙活動、薬剤師による禁煙支援、大人にも子どもにも役立つ喫煙防止教育の3つの分科会でそれぞれ研修が行われました。そして最後の全体会で禁煙に成功した5人の方が経験談を話されましたが、誰も、「禁煙するまではいつでも禁煙はできると思っていた。でも禁煙するきっかけがないままに、あるとき、ちょっとした言葉や出来事で禁煙に踏み切ることができた」と。

医者の「吸わないストレスより、たばこによる害のほうが健康に及ぼす影響は大きい」という言葉。いつも忠告するでもなく笑顔で「まだ、吸っているかね」という医師がくれた本で「やめることができないのはニコチンのせい」ということがわかったときなど。

高橋先生曰く、いろんな人から禁煙の勧めがあってその積み重ねの中で、あるとき一人の言葉が禁煙に向かわせるということ。だれもみんなの健康を願っていることに違いないのですから。
| 角ともこ | - | - | - |
ひめゆり
映画「ひめゆり」の上映会がありました。映画は、ひめゆり部隊の生き残った人たちの証言とアメリカ軍の戦時中のフィルムで構成されていて、証言者の過酷な戦時下の体験談には、なぜ罪のない人たちが犠牲にならなくてはいけなかったのかということをあらためて思いました。娘も一緒に行ったのですが、初めて沖縄戦の状況を知り、3か月の間に多くの女学生が犠牲になったことに戦争の酷さを感じたようでした。

私は、10数年前、この映画にもでてくる語り部の宮良ゆりさんを松江にお招きし、お話を聞いたことがあります。それまで、私は姫ゆり部隊のことは聞いたことがあっても、沖縄戦のことをあまり知りませんでした。宮良さんのお話を聞いて、はじめて、アメリカ軍の上陸後も軍の命令で逃げまどい、最後は自決を図って多くの民間人が命を落としたことを知りました。ひめゆり部隊の女学生が過酷な状況の中で必死に生きようとし、最後は教えを守って自決せざるを得なかったことに、お話を聞いただけでも亡くなった皆さんの無念さが伝わってきて涙が出ました。

その後、沖縄に行く機会もあり、ひめゆりの記念館に行きそこで宮良さんと再会しました。実際に暗いガマ(戦時中、野戦病院などに利用された洞くつ)を見て、戦時下での過酷な中をひめゆり部隊の皆さんが過ごされた状況を知らされました。

この映画をまだ沖縄戦のことを知らない人たち、沖縄へ行ったことのない人たちに見てもらい、戦争がどんなに悲惨なものか、兵士でもない人たちまでも巻き込んでしまうのが戦争なのだということを知ってほしいと思いました。
| 角ともこ | - | - | - |
敏感に見極める目
本日をもって、6月定例議会は終了しました。始めての一問一答に十分な議論となるような展開ができなかったことは反省しています。執行部を動かす質問の仕方、限られた時間を有効に使った質問、そのための周到な準備がまだまだ不十分だと思いました。さらに勉強が必要です。

今回の議会前から議会中にかけて、県にも係る不祥事が次々と出てきました。 県立高校事務職員による横領、採血用穿刺器具の不適切な使用、県に寄付された種雄牛の選定基礎データの改ざん、各委員会ではそうしたことへの県の対応が議論となりました。

原因はそれぞれありますが、県民が少しでもこの島根を良くしていこうと頑張っているときに水を刺すような出来事に、県のきめ細かな対応が求められています。忙しさに振りまわされ、つい見過ごしがちなところに大きな問題が潜んでいるものです。物事を敏感に見極める力が求まれています。
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データ改ざん
県に寄付された種雄牛に関するデータが改ざんされていた問題について、農水商工委員会に報告がありました。

このことについては今朝の新聞にも出ていましたが、和牛の生産者団体が島根和牛の改良のために民間の優秀な種雄牛を選定して買い、県に寄付しました。しかし、県に寄付するにあたっての選定に出された、この牛の子牛の枝肉成績データの一部が改ざんされていたというものです。

今、食物に関する安心安全が言われるときに、このような問題が発覚し、島根和牛に対するダメージは大きなものがあります。そうでなくても、昨年の全国和牛共進会では成績が振るわず、しまね和牛の評価を上げようと改良に取り組んでいた矢先のことで、関係者、子牛の肥育に当たっていた農家には大きなショックですし、県民にとっても残念なできごとです。

このデータ改ざんは、改ざんされる前のデータでも優秀ではあったのに、畜産家がさらに全国的な評価をとろうとして改ざんしたということですが、逆の評価をとってしまいました。今回のデータ改ざんによって島根和牛に対するダメージを回復させるためには、畜産農家の姿勢を正してもらうことはもちろんですが、県の一層の努力が必要です。
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初めての一問一答
本日議会において一問一答方式で質問をしました。初めてのことでできるだけ知事に訴えかけるように質問しようと挑んだのですが、迫力に欠ける質問だったと言われてしまいました。何しろ、私の前は、2期目の共産党の尾村議員で、知事を追及するように質問した後では、私の質問は比較されたら弱いなという気持ちが現れてしまいました。

今回質問したことは、後期高齢者医療制度について、国の負担削減によって実施されたによって国民の負担増に加えて、診療報酬も下げられていく様相を呈しており、ますます地方の医療の崩壊が進むのではないかと懸念されることについて質問しました。

知事はあくまでも国の制度であるので、今後の成り行きを見ていきたいという立場での回答でしたので、私たちの不安は解消されません。今後も私たちはこの制度が県民が歓迎する制度でないことをいろいろな場面で言っていかなければなりません。

もうひとつはたばこ対策について質問しました。発ガン性物質を多く含むタバコは健康への影響が大きく、子どもたちやこれから生まれてくる子どもたちを煙から守ることで、タバコの健康への影響をなくして行く立場から質問しました。県庁の完全禁煙とたばこ対策を進めていくための条例制定を求めました。これも進んだ回答は得られなかったのですが、知事は「しまね子どもをたばこから守る会」にも入会されて、たばこ対策の必要性については前向きに捕らえているので、今後も皆さんが煙に曝されない環境づくりに取り組んでいきます。
| 角ともこ | - | - | - |