頑張る県民を応援する政策を
本日、一般質問の5番目に登壇しました。さすが最後となると皆さんお疲れのご様子、中には「次の予定ががあるから、さっさとやってよ」と冗談なのか、本音なのか、そんなことを言う議員もいましたが、今回は再質問せずに終わりました。執行部からの答弁は、全体的に前向きに取り組む回答だったこともあり、今後の取り組みの様子を見てから次の議の段階で質問したほうがよいと思い、再質問はしませんでした。

今、国の政治に問題ありのことが多く、県議会では国に要望する以上の回答が引き出せないということもありますし、何より、財政的に厳しく、地方の裁量で政策を立てることが難しいということもあります。人員も削減される中、ソフトを中心にした政策をといっても多忙な職員では、なかなか政策研究も難しいのではないかと思います。

財政難でも、みんなが知恵を出し合って県民が元気が出る政策を考えていかなければなりません。そんな環境づくりがまず第一です。

質問の様子は議会ホームページで録画中継をご覧ください。
http://gikaiair.pref.shimane.jp/vod_200809.html
| 角ともこ | - | - | - |
9月議会始まる
2週間もブログを書いていなかったので、みなさんからどうしたのかと心配していtだきましたが、元気にしております。わたくしが毎日使っているパソコンの調子がおかしかったことや何といっても総選挙が現実味をおびてきたこと、そして議会質問のことが気にかかったりしてあたふたとしているうちに書きそびれてしまいました。

今日からいよいよ9月議会が始まりました。今回は15憶円余の補正予算、19年度決算が主なものです。補正予算のうち12億円余は公共事業です。災害復旧費が大きなものですが、道路関係も4億円余りあります。こうしたものは他の燃油対策費、医療対策費に比べるとやはり金額が大きく、このうちのいくらかでも教育や福祉に回ってこないかなと思うのですが、国のひも付き予算ですので地方の裁量で使うことができません。やはり、地方で自由に使える財源がなくてはならないと思います。

今回私は、教員免許更新制度について、住宅の耐震化対策、安心ハウスなどについて一般質問する予定にしています。まだ日程が決まりませんが、19日が代表質問、22、24,25日が一般質問、26日が一問一答質問です。詳しい日程が決まりましたらまたお知らせしますので、インターネット中継で見ていただければ幸いです。
| 角ともこ | - | - | - |
またしても
昨日の報道には、なぜにこのときに福田首相は辞任なんですかという驚きと、またかという気持ちが入り混じり、本当に日本はこんないい加減な人たちに政治を任せるだめな国になってしまったのかという情けない気持ちと怒りがこみ上げてきました。

1年前に、参議院の惨敗を受けて安倍元首相がどうにもならなくなり辞任した時に、本来なら国民にだれに政権を任すのかを問うべきだったのを、自分たちだけで首を挿げ替えただけでずるずると政権を維持し、これまでの政治の失敗がそこかしこから噴き出してきているにも関わらず、小手先の修正で乗り切ろうとしたことに間違いがあったのではないでしょうか。

そして、小泉元首相の改革ということばで国民を惑わし、これまで長年かけて築いてきたしくみをきちんと国民の声も聞かず片端から変えていったことで、今国民の間には格差を生み、心にゆとりある生活も安心して暮らせるまちも崩壊の一途です。

確かに戦後作られた仕組みは半世紀を経て制度疲労や不具合が出てきていることは間違いありません。それを今の私たちの暮らしにあった、将来に向けて必要な仕組みに変えていくことは大事ですが、その仕組みを利用する国民の声を聞かずして作っていくことは、後期高齢者医療制度に代表されるように、制度実施当初から不満の声が上がり、国民に不安を生むだけのものとなっています。

今回のこの事態に、自民党は新たな総裁を決め、政権維持を図るつもりでしょうが、早急に衆議院を解散し、民意を問うべきではないでしょうか。
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