島根の経済対策は
 

民主県民クラブで、補正予算で出てくる経済対策に関しての勉強会をしました。

 

まだ、国の具体的な対策事業は見えていないようで、国からの情報も各省庁まちまちのようで、担当部局も情報収集に努めている状況のようです。ただ、経済対策と言っては何回もばらまき的に事業がなされるのはいかがなものかと思います。果たしてこれが経済立て直しにつながっていくのか、そこのところをきちんとみんなで監視していかなくてはいけません。

 

県独自の経済対策についても、各部局で検討中のようですが、国の事業と一緒に6月議会には補正予算として議事に上がってくるので、時間は余りありません。ただ、国から財源がおりるからと言って、なんでもありではいけません。最終的には私たちの借金として残ることにもなるのですから。そこは時間がないからと言って安易な事業にならないよう注視していく必要があります。

 

また、我々としてもこれまで要求してきたなかで今回の経済対策に載せるべきものもあり、働きかけていかなくてはいけません。そのためにも各部局の状況調査などをしていくことを確認したところです。

| 角ともこ | - | - | - |
労働者の祭典メーデー
メーデーたくさんの人が集まったメーデー

松江では今日、メーデーの祭典がありました。本来5月1日がメーデーですが、最近は、大型連休突入初日に行われています。朝からすっきりと晴れ渡り、気持ちのよい天気で、まさにメーデーにふさわしい天候でした。

会場となった北公園には会場いっぱいになるほどの人出で、小さな子どもを連れた家族での参加者も多く、迷子の案内も出るほどでした。
メーデー2行列のできたブラジル料理の屋台  
   
今年は、緊急・経済危機の影響を受け雇用不安が広がっている中、解雇された出雲・斐川地域で暮らす日系ブラジル人の皆さんも参加し、窮状を訴えられました。現在、支援を受けながら日本語を学び職業訓練を受け、就職を待ち望んで日本での生活を続けています。会場では、ブラジルフードコーナーを設け、ブラジルの家庭料理を屋台で販売していましたが、買い求める人で長い行列ができていました。

恒例のプラカードコンテストもありましたが、昔のように凝ったものが少なく、時間をかけてプラカードを作る余裕もなくなったのか、あるいはメーデーへの思いが薄れてきているのでしょうか。厳しい労働環境に働く喜びを祝うことなどできなくなってきているのかもしれませんが、さりとて、怒りを表すこともできなくなっています。
| 角ともこ | - | - | - |
元気な秘訣
今年も山陰文学学校が開校し、出席しました。今回の講師は早坂暁さん。80歳になられるというのにお元気で、2時間あまり立って話されました。50歳のときに余命わずかと宣告されながら、今日までお元気で過ごされています。

死を受け入れることができれば、楽になるといわれましたが、果たしてそうなることができるのか、私には死に直面したことがないのでわかりません。「人は欲望を達成しようと悪戦苦闘するが、欲望を捨てたら楽になる」といわれることはわかる気がしますが、なかなかそこまで到達できず、いろいろな欲が沸いて日々右往左往しているのが現状です。

早坂さんのように思うままに文章で表現できる才能があればこそ長生きできるのではないでしょうか。私たち凡人には、これが自分の生きてる証というものがなければ難しいような気がします。
| 角ともこ | - | - | - |
大田市へ行ってきました

昨日一昨日の2日間、大田市へ民主県民クラブで調査に行ってきました。合わせて鳥取県の民主党議員やそれに近い議員の皆さん8名が来県し、私たちと一緒に調査に加わり意見交換会を行いました。

 

一日目は、岩見銀山世界遺産センターや大久保間歩、熊谷家屋敷や大森の町並みさらに、三瓶小豆原埋没林公園などを見て回りました。

 

以前に龍源寺間歩へは行ったことがありますが、昨年オープンした銀山センターや大久保間歩へは初めてです。最初に銀山センターで大森銀山の歴史や坑道の様子などについてガイドの方から話を聞かせていただいたり、間歩ではガイドの方が案内していただいたので、以前と違い、間歩に入っても江戸に掘られたところと明治に入ってから掘られたところの違いや、鉱脈に沿って掘られた様子などがよくわかりました。

 

また、縄文時代に三瓶山の噴火によって埋もれた小豆原の大木は当時の木が高さ50メートルもある巨木で、それが枝を張り、数メートル離れて巨木が立っていても地上はうっそうとして陽も届かない薄暗い所であったこと、そしていま自分が立っている地下20メートル近い所が当時の地上であった話などを聞き、当時の森の様子が想像され、まさに時空を超えた体験をしました。

 

いずれにしても、ガイドの方が詳しく説明してくださり、そのことが銀山や埋没林について理解を深めることができ、以前とは違った印象を持ち感動がわきました。改めて、ガイドの重要性を認識しました。これだけの施設を整備したからには、さらに多くの人に訪れてもらう工夫や、今後もガイドの配置や施設管理をきちんとし、訪れた人に感動と満足感を得てもらう仕組みづくりが重要です。

 

二日目には社会福祉法人「亀の子」、認定NPO法人「緑と水の連絡会議」を訪問し、施設見学やお話を聞かせていただきました。いずれも熱意ある女性が中心となって事業が行われ、地域の活性化に寄与していることがうかがえました。

 

特に「亀の子」では精神障害者の支援を行っていますが、障害者を病院の中で囲んでしまうのではなく、地域の中で住民とともに生活していける環境をつくりたいとの理事長の思いが実現されていて、施設で働く皆さんはとても明るく生き生きとしていらっしゃる様子がとても印象的でした。

 

2つの法人に共通してあることは、行政などからの支援を受けるにはなかなかハードルが高く、それをクリアしていくことの苦労が多いことや、それでもいろいろな壁があって計画することがスムーズにいかないことで、民と官の壁をどう取り払っていくが課題です。

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市長・市議会議員選挙
 昨日は、松江市の市長および市議会議員選挙の投票日でした。

民主党島根県連では現市長を推薦し、応援をしていましたので、開票が始まる時間が近づき、民主党県連の内田代表とともに、市長候補の松浦現市長の選挙事務所に赴き、開票結果が出るのを待ちました。

開票が始まるとすぐに投票集計数もゼロの段階で、松浦市長の当選確実がNHK速報で出て、すぐに当選祝いとなりました。あまりの早さに、それまで苦戦を強いられているとの噂だったのは間違いだったのかと思いましたが、最終結果をみると、松浦市長58,741票、対する川上候補46,166票という結果でした。やはり、接戦だったということです。

今回の市長選はあまり争点がなく、現市長有利と見ていました。しかし、経済対策で実施した20%の特典付き商品券をめぐって、広く市民に行き届かないことや不適切な換金が指摘されるなど、市民の中に不平不満が広まったことが現市長に逆風となり、新人候補が追い上げてきましたが、最終的になんとかそれをかわしたというところです。

しかし、この特典付き商品券、果たして地域経済の活性化につながるのかいささか疑問です。こんな一時的な経済対策ばかりやっていいのか、いくら国が財源を手当てしてくれるとはいえ、その財源の元をただせば税金です。経済対策でやったことが将来税金となって戻ってきて、借金が減っていく見通しがあるのならいいのですが、今の状況は借金が増えていくばかりの対策にしか見えません。

新たな市政を担当する市長・市議にはその点をしっかりと議論して対応してほしいと思いますし、同じことは我々県議会でも同じです。将来にわたって本当に有効な対策なのか、その場しのぎの対策ばかりにならないようみんなで監視していきましょう。

さて、市議会議員選挙のほうは、私の支援組織である市職ユニオンの組織内議員の川井弘光さんが当選順位3位という好成績で再選され、一緒に街頭に立って応援した私もとてもうれしく思います。また、民主党推薦の津森良治さんも再選されましたが、残念ながら、同じく民主党推薦の渡部通恵さんは良い結果を得ることができませんでした。女性候補が少ない中とても残念に思います。

また、プリエールねっとで一緒に活動していた貴谷まいさんは上位で当選という、新人候補というギャップを跳ね返し健闘されました。前回に比べ女性議員が減った中、女性の視点での活躍を期待します。

選挙戦悲喜こもごもですが、先に向かって進むしかありません。この結果をもとに、今から次の選挙にむけてもっと女性議員を増やす努力をしていかなくてはなりません。
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選挙戦始まる
松江市では今日から市長・市議会議員選挙が始まりました。市長選は、現職市長と新人候補の一騎打ちとなりました。市町村合併によって基礎固めができた新市のさらなる発展をめざす現職市長と新たな風を起こそうとする新人が激しい選挙を繰り広げるのではないかと予想されます。

また、市議選は今回定数が48から34に削減され、選挙区もなくなり全市一区で46人の候補が34の議席獲得を目指して戦われます。こちらはより熾烈な戦いが予想されます。

私も応援する候補の出陣式や第一声での応援演説、街頭での応援など一日あちこち走り回っていました。今回は選挙区が一つになったこと定数が減ったことで皆予測がつかず今まで以上に不安な中での出陣です。皆さんの健闘を祈ると共に、応援している方々の勝利を目指して、私もしっかり応援していきたいと思います.
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桜満開の中での入学式
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快晴の今日、市内の小学校、中学校、高校は入学式が行われ、あちこちで真新しい制服姿の児童、生徒を見かけました。桜もどうやら今日まで持ちこたえ、桜満開の中の入学式というまさに春らしい光景が市内各所で繰り広げられました。

特によく目にしたのはピカピカのランドセルを背負って歩く子どもをお父さんとお母さんが連れ立って歩く姿でした。うちの子どもたちの時には、式に出席するのはほとんどがお母さんで、お父さんあるいは両親で出席する家庭は珍しかったのですが、今日は両親に連れられて歩く子どもの姿をよく見受けました。

お父さんの育児参加が進んできていることを、この様子を見て感じました。さらにワークライフバランスが進み、子どもたちが両親に見守られすくすくと育っていくことを願っています。
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元気な高齢者づくり
松江市役所や松江市の企業局の退職者でつくる松江市退職者会の定期総会があり出席しました。私もその会員の一人です。

松江市退職者会は、第34回目ですが、あわせて開催された松江市高齢者厚生会は第58回目の総会です。今、定年は60歳ですが、以前は55歳で定年で、まだ元気なうちに退職するため、もうしばらく働く意欲がある人たちの働く場をつくるために作られたのが高齢者厚生会です。会員のほとんどは退職者会の会員ですので、同時に総会が開かれています。

100人近い出席者は退職間もない60歳から90歳を超えてまだ姿勢もよく元気な人たちでしたが、会員は600名を超えます。日ごろサークルを作って、俳句や川柳、絵手紙、あるいはグランドゴルフなどで交流を深めています。俳句や川柳は毎月出されるお便りで作品を発表されていますし、総会などに出てこられない方へ絵手紙を送ったり、グランドゴルフ大会を開いてスポーツ交流を行っています。

園芸部は昨年から始められ、ブログでも書きましたが、八雲町の休耕田を借りて野菜作りをしています。昨年は、収穫したサトイモを使って芋煮会が行われました。

また、年に2回は旅行をして見聞を広めています。今年は、初めての海外旅行として韓国に出かけることを企画していて、総会のあとにその勉強会もかねて、国際交流委員の林(イム)さんをお招きし韓国の風習などについてお話を聞きました。

もちろん高齢者の年金や医療の問題についても考え行動していますが、皆でいろいろと企画して交流を深め、いつまでも元気で若々しく過ごすための退職者会といってもいいでしょう。
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春の舞
町内を歩いていると、ひばりの鳴き声が聞こえてきました。鶯は春の訪れを知らせてくれ、そしてひばりが鳴くと本格的な春になったことを知らせてくれます。このところあたたくなったり寒くなったり、まさに三寒四温、少しずつ春になっていきます。

町内の婦人会の花見が催されたのですが、あいにく先約があって参加できませんでしたが、今日はお天気もよく花見日よりでした。

私は、藤間流藤枝会の春の舞の会に出かけてきました。日ごろ稽古を積んでこられた藤間叶三枝一門の皆さんのすばらしい踊りを見せていただきました。小学生のかわいいお弟子さんの踊りから名取の皆さんの華やかな踊り、そして藤枝会のお師匠さん藤間叶三枝さんの流れるような身のこなしの中にも貫禄のある踊りと、見るものを飽きさせない展開にあっという間に時間が過ぎていき、優雅なひと時を過ごさせていただきました。

藤間流春の舞1藤間流春の舞2
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松江武者行列
mushagyouretu1今日、松江では400年前に松江城初代城主堀尾吉晴公が入城したことを基にした武者行列が行われました。

事務所の前を天神さんから出発した鎧姿の殿様に武者、子ども武者たち、お姫様に腰元など200名あまりの行列が太鼓の囃子に合わせてゆっくりと進んで行きます。ちょうどすべての行列が事務所前を過ぎたところから雨が降り出しました。雨のやむの祈りましたが、やむ気配もなく、行列は雨の中を進んでいきました。

皆さんこれまで、鎧や衣装作り、歩き方の練習などを続けてこられてのに、あいにくの雨では衣装も濡れてたいへんです。風邪をひかれなければいいのですが。

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