森山堤開削
鳥取県境港市にある農林水産省中四国農政局中海干拓事務所で行われた中浦水門撤去・森山堤防開削完成報告会に行ってきました。

この会には主催者として、石破茂農林水産大臣が挨拶されました。挨拶の中で営農者に農水省の思いが伝えられなかったことを反省する弁がありましたが、しかし、それ以上に営農者の思いを農水省が汲み取ってほしいと思います。

石破大臣主催者挨拶する石破大臣

平井知事が挨拶で、「両県が一緒になって豊饒の中海をよみがえらせよう」とよびかけられましたが、これからも両県が一緒になって県民の目線で中海地域の再生に取り組む、今日がその礎となること祈ります。
森山堤防開削開削部を船で通り初め
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日動美術館
昨夜は、つくばの妹の家に泊まり、今日は妹の案内で笠間市にある日動美術館に行ってきました。この美術館を開いた長谷川仁氏が集められた国内外の絵画や彫刻など多数展示してありますが、中でも特徴的なのが、長谷川氏が蒐集された画家のパレットです。

パレットもいろいろな形がありますが、中には紙皿を使ったものもありました。また堆く積まれた油絵の具がパレットの上で色とりどりの山をなしているもの、きれいに絵の具がふき取られほとんど絵の具が残っていないものなどさまざまです。それぞれに画家の個性がそこに現れていて見ていて楽しかったです。

また、この美術館の分館として、北山魯山人の別荘をきた鎌倉から移築した春風萬里荘は静かな森の中にあり、江戸中期の茅葺の豪農屋敷で、つくばから訪れたという方はよくここへ来るとおっしゃっていましたが、枯山水の庭や茶室などもあり、心落ち着く場所です。

上野の博物館に行くことも考えましたが、こちらのほうがゆったりと過ごせたように思います。ただ、今開催中の阿修羅展やルーブル美術館展も気になるところです。

春風春風萬里荘の前で
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話し弾む同窓会
今日は東京に出てきています。用事を済ませて、久々に自治大当時の同窓生と会いました。
ここ2年ほど同窓会が開かれず、会う機会がなかったので、久しぶりの再会です。

自治大というのは、自治体職員の研修施設として作られた自治大学校のことで、私は市の職員であったとき女性職員を対象とした1ヶ月の研修に派遣され、40人ほどの全国から集まった市町村職員の皆さんと一月をともにしました。

その同窓生と毎年同窓会を開いていたのですが、残念ながら昨年から開かれていません。東京へ出かける機会は多いので、東京周辺の人たちとはまた会いましょうといっていたにもかかわらず、なかなかその機会もなく今日に至ってしまいました。

今回も急なことだったので集まったのは3人ほどでしたが、久々のことなので話が弾みあっという間に時間が経ってしまいました。自治大当時は子どもたちは進学を抱える年代でそんな話が多かったのですが、10年が経ち、今は子どもたちの結婚のことで話が盛り上がってしまいました。

私たちはみな夫婦共働きで今日まで働き続けているものたち、一方で私たちの年代は結婚すると仕事をやめ専業主婦として過ごしてきた人たちも多い年代で子どもの結婚相手の家庭とそのあたりで意識の差が出てきて、何か割り切れないものを感じるということもあります。そんな話やらであっという間の2時間あまりでした。まだまだ話し足りなく名残惜しかったのですが、帰りの時間のこともあり別れました。ぜひ、今年は同窓会を開きたいものです。
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議会が開かれました
県議会は、6月4,5日に行われる国への重点要望についての説明などを議題に全員協議会、及び各常任委員会が開催されました。

私の所属する文教厚生委員会では、重点要望、今年度主要事業説明、新型インフルエンザ対策などについて説明がありました。新型インフルエンザについては、県内発生があった場合には厚生労働省の運用指針に沿って対応されるとのことです。幸いにも今回の新型インフルエンザは弱毒性ということで想定されていた新型インフルほど心配しなくてもよいようですが、これを教訓にインフルエンザが猛威をふるう季節までに対応を検討していかなければなりません。

主要事業については、教育では子どもたちへの対応や学校図書館の充実など様々な課題がありますが、それらのことに対応していくために教職員も専門性を身につけたり、あるいは免許更新など、いろいろな研修を受ける機会が多くなり、授業への影響や教職員の皆さんの負担の増大など懸念されます。そのようなことがないよう対応されるよう要望しました。

また、情緒障害児短期療養施設の整備に取り組まれますが、医師等の確保が難しいと聞いていたのでその対応について聞きました。常任の医師が確保できない場合は非常勤で必要な人員が確保できるよう開設に向けて支障がないように法人と協力していくとの答弁がありました。

文教厚生員会は内容が多く、この日民主県民クラブでは経済対策にかかわる補正予算に向けて知事に要望書を提出するj事になっていましたが、残念ながら私は参加することができませんでした。要望は私以外の民主県民クラブの議員全委員で行われ、雇用、教育、福祉の充実を図るために8項目にわたって要求書を提出しました。
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ホーランエンヤ還御祭
今日は、ホーランエンヤ還御祭。御神霊が阿太加夜神社から城山稲荷神社にお帰りになる日です。

あいにく予報は雨という天候でしたが、それでも出雲郷から船に乗り中海に出て行くまでの間は雨も止み、渡御祭以上の人出がありました。私は今回は見れれば行ってみるか程度の気持ちでしたので、場所取りもせず始まる直前に行ったので、たくさんの人の後ろから覗いてみるという感じでした。ちょうど折りたたみいすを持っていましたので、それを台にして見ました。

夫の父ももうこれが最後になるかもしれないと、最初は行く気もなかったのですが、出かける気になり、人垣の間を縫って前に出てみていました。12年に一回というのは見逃したら次は20年以上先になります。そう思うと見なくてはという気にさせるのでしょう。

それにしても、こんなに勇壮に、華やかに繰り広げられるホーランエンヤをここまで準備し、祭りの1週間これに専念しされた人たちの並々ならぬ努力には頭が下がります。これがこの先も若い人たちに伝えられていくように、地元の人たちだけでなく周りの人たちの応援も必要です。

還御祭1還御祭2ホーランエンヤの見納めとたくさんの人に送られていく櫂伝馬船
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住民自治の充実
地方自治経営学会研究大会2日目も6時間みっちりの講演等でした。香山充弘元総務事務次官、青山彰久読売新聞編集委員による地方分権、地方財政に関する討論、飯尾潤政策研究大学院大学教授、中山弘子新宿区長、山田啓二京都府知事による講演、そして隠岐の山内道雄海士町長の事例報告がありました。

飯尾教授の「今の政治状況をどう見るか」と題した講演は、「これまで欧米先進国をモデルに政策立案していた日本も先進国となり、少子高齢化、一極集中、教育、環境など課題山積する中、今度はアジアの国々にお手本を示すときが来ている。そのために政策実験をして、地元で必要なことは地元がやることに国民が学びあい、本当に自分たちがやらなければならないことを議論するする。そのためにも議会を活性化し住民参加による住民自治を充実していく」という内容。わかりやすく、すんなりと頭に入ってくるものでしたが、私たちに課せられている任の重さを感じました。

また、中山区長の「歌舞伎町ルネッサンス」と掲げた歌舞伎町の街づくりについての講演も、一度歌舞伎町へ行って見なくてはと思わせる区長の熱意が伝わってくるものでした。

いずれにしても、住民はもうお任せでは政治はよくならないこと、どうやって住民参加を進めるかは、議会の活性化に鍵があるように思います。
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しっかり勉強
今日明日と東京で開かれている地方自治経営学会研究大会に来ています。本日は、丹羽宇一郎地方分権改革推進委員会委員長、古川康佐賀県知事、中田宏横浜市長等による「地方分権、道州制」のパネルディスカッション、そして、浅野史郎元宮城県知事、片山善博元鳥取県知事、増田寛也前総務大臣、前岩手県知事、福岡政行白鷗大学教授の講師陣による講義と中身の濃い内容でした。いずれにしても、議員がしっかりと議論ができ、議会が市民の声を代表するものにならないと分権も進まないということを改めて感じました。

夕方行われた交流会にも参加しましたが、女性は少なく、そのためか出席した女性は自己紹介の機会が与えられました。そしてそのことでわかったのですが、島根県からも各市町村の議員が何人も来ていることもわかりました。

明日も一日みっちり講義があります。
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皆さんの声援を受けて
今日はホーランエンヤの中日祭が行われる日、小室さんと街宣に出かけましたが、出掛けにホーランエンヤいの一馬潟の櫂伝馬船の出発に声援を送り、船が着けられる出雲郷橋の袂ではすでに到着している大井地区などの皆さんに声援を送って回りました。
ホーランエンヤ出発声援を受けて出発する櫂伝馬船
歩いている間中にも観客の皆さんから声をかけていただき、逆に民主党への応援をいただきました。その中で、この春、この地域では大手の機械製造メーカーの希望退職に応じて退職したという男性の方から声をかけられました。その会社では社員の半分以上の93名が希望退職に応じて退職したそうです。この地域でも製造業はどこも厳しい状況にありますが、そうした中にあっても地域の伝統行事は守ろうとホーランエンヤにはたくさんの人たちが参加しています。

この後、八束町を通り島根半島東側の美保関町へ。美保関町ではそれこそ、津々浦々くまなく回ってきました。皆さん手振って声援を送ってくださったり、声をかけると気持ちよく応えてくださり応援してくださる方が増えてきたように感じます。中には不自由な体でありながら、わざわざ出かけてきて演説を聞いてくださる方もあり、うれしい限りです。なんとしてでも政権交代を果たさなくてはなりません。
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ホーランエンヤ始まる
ホーランエンヤ1ホーランエンヤ2
ホーランエンヤが始まりました。城山稲荷神社から御神霊が渡る阿太加夜(あだかや)神社に近い我が家では、4月に生まれた初孫の宮参りも重なり、朝から親戚も集まりにぎやかさも増しました。

近くの氏神さんに息子夫婦と孫、それに双方の両親が連れ添いお参りに行きました。孫はそれでも泣かずにお参りの間中、キョロキョロ興味津々の様子。孫を抱くおばあさんになる私は孫の顔を始終眺めていましたが、飽きることなく孫はかわいいものです。

さて、ホーランエンヤの一行は、午後3時過ぎに意宇川を遡り、出雲郷(あだかい)に到着。各櫂伝馬船が回旋しました。12年前もここで見たのですが、そのときよりも人出は多く、川の両岸、橋の上は山なりの人、人。

その中で、各櫂伝馬船が順番に川幅いっぱいに旋回しながら船上で勇壮な舞を披露、船が近づくたびに見物客から拍手が沸き起こり、船行列も終盤に入り最高潮。船上で舞を披露する人、櫂をこぐ人たちの一生懸命さが伝わり、観客の皆さんも熱心に見入っていました。

天気予報では降水確率が高く心配していましたが、ここではポツポツと雨が落ちることもありましたが、傘をさすこともなく最後まで観覧することができました。何よりも今日まで一生懸命練習を重ねて準備をしてこられた5つの地区の皆さんは、すばらしい船行列を披露することができほっとしたことではないでしょうか。

この後の20日の中日祭、24日の還御祭も天候に恵まれるよう祈ります。
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経済危機対策なの
今、国で審議されている経済危機対策としての今年度の補正予算は、はたして必要なのかというものがいろいろあることがわかってきました。今朝の朝日新聞にも各省庁にお手盛りで、エコカーやデジタルテレビの購入、庁舎の新築・建て替えなどが入っていることが出ていますが、記事に出ていなかったものでも、調査したところでは、本当にこんな予算をとおすのというものです。

昨日、民主県民クラブでは、今回の補正予算について勉強会を行いました。

その中でも学校等のデジタルテレビ整備43.5万台、電子黒板を各学校に1台などがありました。テレビについては、地デジに変わるために学校のテレビを地デジ対応にしなければなりませんが、テレビによってはチューナーを付けるだけでも地デジの受信が可能であり、経費節減のためにはそうした対応でもいいのでしょうか。また、聞けば電子黒板はなかなか現場では使いきれないという声も聞きます。また、新学習指導要領実施のための中学校の武道場の整備もありました。

学校現場ではもっと他に整備してほしい便品や施設の補修があります。国で一律に決めるのではなく、地方に任せ実態にそった予算にするのが、子どもたちのためにもなりますし、地域経済の活性化にもつながると思うのですが。

ましてや省庁のテレビは経済危機対策でやるべきことではないでしょう。新聞によれば、法務省43262台、防衛省22065台、本当にそれだけのテレビが必要なのでしょうか。この補正によって、借金はさらに44兆円膨らんでいくのです。もっと真剣に考えてもらはなくてはいけないことですし、メディアももっとこういうことを国民に知らせ論議を湧き起こすのが役目ではないでしょうか。

だんだんと明らかになってくる今回の補正予算、参議院ではしっかり議論し、必要ないものは削っていき、後世に負担を残すものにしないようにしてほしいと思います。
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