日本各地の女性集まる
第26回日本女性会議が堺市で開催されました。松江市をはじめ県内各地の女性30名で出かけてきました。

約4000名の参加者に、堺市職員に延べ900名のボランティアの皆さんが迎入れてくださいました。

開会式に引き続いて「世界の女性の現在(いま)、そして、これからの地球社会〜女性差別撤廃条約と国際社会の役割〜」と題して、弁護士であり国連女性差別撤廃委員会委員の林陽子さんと長崎県立大学大学院教授の李節子さんの対談は行われました。

林さんの話された、「選択議定書の批准は男女平等の日本基準から国基準にすることであり、そのために日本の法律や慣行、慣習を見直しを国民が支配層と対話することである」というお話に、選択議定書の意味がさらに理解が深まりました。

また、林さんのこれまでになかった、在住外国人の実態などマイノリティに関する統計資料を活用して、人種差別、障害者、女性差別などが複合して差別が起こっている状況を話され、国連の監視が大事であり、連携した取り組みが必要であることを話されました。

2日目は各分科会に分かれ、私は、「女性の経済的自立の実現〜のびのびと稼げる新しい働き方〜」と題し、法政大学教授の宮城まり子さんのコーディネートによる分科会に参加しました。

宮城先生の「フルタイムとパートタイムの労働条件差別の撤廃をしたオランダをモデルに生活に合わせた働きか方の選択可能な社会を作っていく必要がある」という話は、日本でもぜひ取り組んでいく必要があると思いました。

たくさんのことを学び、充実の2日間でした。

 
| 角ともこ | - | - | - |
寧夏回族自治区へ

福島県への文教厚生委員会視察を終え、その足で、23日から昨日27日まで中国へ行ってきました。島根県の友好交流提携先である寧夏回族自治区を訪問してきました。
寧夏回族自治区の王正偉首席をはじめ自治区政府の方々と

当初は4人の議員で行くことになっていましたが、次々と都合が悪くなり、最後には団長だった加藤議員が怪我でいけなくなり、結局、議員は私1人ということになりましたが、現地では政府代表の王主席を表敬訪問することができ、歓迎を受けました。

寧夏回族自治区は、中国のほぼ中央にある自治区としては小さい規模のところです。島根県では16年前にここと友好提携を結び、交流をしてきました。特に、植林を通して民間訪問団なども毎年のように出かけ、寧夏の植林事業を促進してきました。乾燥地帯ですが、黄河が自治区の中を流れ、灌漑をすれば植物が育つ環境にあり、交流団の植林事業によって、自治区の住民の植林意識が高まり、自治区の政府機関がある銀川市や周辺の地域は緑豊かな地域となっています。
植林事業に取組んでこられた王有徳さん

ここは昔、チンギスハンに滅ぼされるまでは西夏王朝が栄えたところで、その頃の王陵が今でも残っていますが、写真で見ると、砂漠の中に泥を積み上げられた椀を伏せたような形のものが点々と立ち並んでいますが、実際にはその周りには木々が生い茂り、写真とは違う様相でした。これも植林が進んだ結果ですが、世界遺産登録時の元の状況に戻さなくてはいけないのではないかという声が起こっていると聞きました。

銀川市では現在開発が進み、片側3車線の大きな道路が街を縦横に走り、その脇に高層ビルが立ち並び、大都会の様相です。銀川市は中国の地方都市、田舎というイメージがありましたが、それは払しょくされてしまいました。
ホテルから見た銀川市内

わずか3日間の交流でしたが、都市開発や工業団地などの開発区の視察や島大と交流提携している寧夏大学、中国と日本の合弁企業などの視察をし、またこれまでに島根県に来たことがある人たちとの交流をし、内容の濃い3日間でした。
小巨人(LGMazak)の松宮文昭副社長の案内で視察

今後もこの交流を深めていくことが必要で、私もまた、出かけていきたいと思っているところです。

| 角ともこ | - | - | - |
志を持って
文教厚生委員会の県外視察で自治医科大学の学生と意見交換をしました。地域で楽しむことができるようにして、地域でできることを見つけて医療に結びつけていきたい。と語る学生の志の高さにふれました。
| 角ともこ | - | - | - |
日中友好交流

昨日、中国寧夏から訪日団が島根県議会を表敬訪問され、日中友好議員連盟を代表して、田原議長、三島議員、そして私の3人でお迎えしました。

一行は、寧夏回族自治区人民代表大会常任委員会の揚保尓(よう ほじ)常任委員を団長に6名でいらっしゃいました。大阪を経由し、今日、松江市に入ってこられました。県内視察後、東京へ行かれ、韓国に寄られて帰られるそうです。

私も、県議会の視察で23日から寧夏回族自治区へ行くことになっていますが、今回の訪問団の皆さんとは行き違いになるようです。

歓迎レセプションでは、和食を中心とした料理でしたが、皆さんは初めて食べるお刺身なども憶せず召し上がっていらっしゃいました。そして、安来節などの演芸に、団長さんもどじょうすくいの踊りに参加されるなど和やかに交流を深めました。



| 角ともこ | - | - | - |
松江市戦没者慰霊祭

毎年この時期に開催されている松江市戦没者追悼式がプラバホールで開催され、出かけてきました。出席された皆さんとともに、戦没された方々のご冥福と平和の確立を祈りました。

遺族を代表して挨拶された松江市遺族連合会中村晴洋会長も述べられていましたが、年々出席者が減ってきています。遺族も高齢化し、戦没者の親御さんはもうほとんど出かけてきてはいらっしゃらないと思います。お年を召された配偶者、兄弟の方々や、遺児の方々など年配の人たちが出席者のほとんどです。出席者が少なくなるとともに戦争も遠い日のことになってきています。

しかし、こうした追悼式を毎年開くことにより、戦争の悲惨さを思い返し、戦争のない平和な国を築くことを確認していくことが大事です。

| 角ともこ | - | - | - |
安来市の選挙始まる

安来市の市議会議員選挙が今日から始まり、私と同じ自治労組織内議員の嶋田豊昭議員の出陣のお祝いに行ってきました。

自治労組織内とはいえ、地元密着での活動で応援のあいさつも地元の方々からのあいさつが続き、集落の皆さんが多数応援に駆けつけていらっしゃいました。

3期目の挑戦ですが、やはり出陣式となるとまた新たな気持ちになられるのか、いつもより緊張した面持ちで決意を述べられていました。そして、政権交代が実現し、地方主権の政治が進められ、地方議会の提言、監視の力がますます求められてくることに向けての決意でもありました。

このあと、民主党議員の仲間である、中村健二議員、田淵秀喜議員の事務所にも激励に出かけましたが、すでに遊説にむけて出かけられてお会いすることはできませんでした。

定員を5人オーバーの立候補で少数激戦となっているようで、気が抜けない状況です。皆さんの必勝をお祈りします。

| 角ともこ | - | - | - |
市職ユニオン定期大会

支援組織の松江市職ユニオンの定期大会が松浦市長をはじめ、上部団体の役員を来賓に迎えてホテル白鳥であり、私も役員の一員として出席しました。

水曜日にあった女性部の定期大会から、市職ユニオン関連の支部・ブロック、各級の定期大会が始まり、今月末まで続きます。ほとんどが仕事を終えた夕方から始り、多くはそのあとにレセプションがあるので、帰りの遅い日が続きます。

今日あった市職ユニオンの定期大会が組織の基本大会になります。午後から夕方までかかって大会が開かれ、夕方からレセプションとなりました。

この大会では、これまでの活動報告の承認と向こう1年間の活動方針が決定されます。この中で、私の次期県議会選挙の推薦決定がなされました。任期1年半を切り、もう次の選挙の準備を始める時になってきたということです。

まだまだ未熟な議員ですが、支援組織からの推薦をいただき、さらに努力していかなければと決意を新たにしたところです。

| 角ともこ | - | - | - |
定住自立圏サミット

本日も、民主政策予算チームは、意見交換会を町村長会と行いました。やはりここでも過疎法の継続について要望が出ていました。また、地域医療再生計画、農業所得補償、道路・交通の維持などについての意見が出ていました。また、隠岐からは竹島問題への国の対応についての意見が出ていました。

なかなか時間が足りなく、これからも引き続き意見交換をしていかなくてはならないし、今後は小室議員から政府の考え方、取組などについての情報提供をしていかなければならないと思いました。

さて、午後からは、定住自立圏市町村サミットが2009in島根がくにびきメッセで行われ、参加しました。総務省地域力創造審議官の椎川忍氏から「地域力の創造と定住自立圏構想の推進について」と題して総務省の取り組みについての紹介があり、その後、増田寛也元総務大臣の「地方発・日本再生への道」と題して基調講演がありました。

さらには4つのテーマごとに分科会が開催され、私は医療分科会に出ました。いま、地域再生計画の策定が各地で進められている中、今の医療問題に市町村を超えてどう広域で連携していくのか、まさに定住自立圏で医療問題の解決に対応していく事例などが発表され、勉強になりました。

| 角ともこ | - | - | - |
ご意見を伺う
先週8日に立ち上げた、各市町村、各種団体、県民の意見・要望を政権運営に反映させるために皆さんの声を伺いにいく「2010民主政策予算チーム」は、結成当日から活動を開始し、先週はトラック協会、森林組合連合会、社会福祉17団体などと意見交換をしました。

そして本日は、松江市、東出雲町、安来市、奥出雲町の4つの自治体の首長さんをはじめ幹部の方々と意見交換をして回りました。ハードなスケジュールでしたが、日頃なかなかお会いできないみなさんと意見交換ができ、また選挙区以外の地域の実情などもうかがうことができ有意義な一日でした。

どことも、民主党政権に代わり補正予算の凍結により、計画している事業がどうなるのかという心配と、期限が来る過疎法(過疎地域自立促進対策特別措置法)の継続の要望などが出されました。まだまだ政権が代わって民主党のマニフェストに掲げているひもつき補助金をなくし、地域主権の政治を実現するという考え方が浸透していない中では、なかなか自治体も今の変化にはついていけない状況です。

これからもいろいろな方々と意見交換をしながら、地方で解決できることは議会で取り上げ、また国に声を上げていかなければならないことは小室議員を通じて国の政策に取り上げてもらうよう活動を進めていきます。
| 角ともこ | - | - | - |
船上から中海をみる

湖上セミナー&中海の食を広めよう会がNPO法人自然再生センターによって開催され、参加しました。

午前9時に松江港を出発し、午後1時に帰ってくるという予定で若干時間がずれましたが、半日、中海に親しみました。今日は雲もなく晴れ渡り、風もなく湖上は鏡のようでした。
大根島の向こうに大山を望む
そして、干拓予定地域だった中海に西部承水路だったところから入り、森山堤開削部から出るコースで行き、中海大橋の下をくぐり、米子市粟島神社沖から安来沖を通り松江に帰って行きました。
中海大橋をくぐる
実験をまじえた中海の水質、浚渫によってできたくぼ地の埋め戻しなどについての勉強会のほか、中海の民話「弁慶の話」「「粟島の八百比丘尼の話」「恵比寿さんと鶏の話」を聞き、そして中海や周辺地域でとれた食材で作られたお弁当をいただきました。
民話を聞く
合同汽船がなくなって中海を走ることもなくなり、なかなか湖上を歩く機会が少ない中、とてもいい企画に参加させていただきました。

| 角ともこ | - | - | - |