メーデー

第81回中央メーデーが松江市の北公園で開かれました。晴れてはいたものの、風が強く、ステージに立っていると風に押されて飛びそうになりながら、式典に参加しました。まるで今の民主党を象徴するような風でした。

島根県知事の代理として松尾副知事、松浦松江市長、小室寿昭衆議院議員、そして、民主党島根県連を代表して岩田ひろたか副代表が力強くあいさつをしました。

抽選会などもあり、家族連れで訪れている人も多く、ゴールデンウィーク初日を皆さん楽しんでいました。私も式典のあとは民主党恒例の食事会でメーデーを祝いました。
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スピーチ研修
 市職ユニオン本庁支部が開催したスピーチ研修会に私も参加しました。講師は岩田ひろたかさんのパートナー河野美知さん。さすが、アナウンサーとしてこれまでしゃべりを仕事としてきた方だけあって、話される内容には納得することばかり。改めてスピーチの仕方について学ぶいい機会となりました。

さらに受講者の一人一人が一分間スピーチをして診断してもらったのですが、その的確な指摘にさすがと思うと共に、必ずいいところをほめているところには感心しました。それも一分間というスピーチを聞いて即座に的確に批評をするというところはスゴイ。放送という業界の中にいて磨かれた才能でしょう。

スピーチは皆それぞれ個性が出るものですが、やはり自分の思いのこめかたによって伝わり方は違います。

ある一人がペーパーを用意していてそれを読まれたのですが、「たぶん頭の中にはその内容が入っているからそれを見らずに話されたら」という美知さんからの提案に、ペーパーなしに挑戦されました。すると、そのほうが聞きやすく、聞いているものにその内容がしっかりと伝わってきて、前の話し方との違いがはっきりわかりました。

よほど詳しく数値など間違いなく伝えなければならないときはペーパーを読むほうがいいかもしれませんが、皆さんに自分なりの思いや体験などを交えて伝えようとすれば、ペーパーなしで皆さんの顔を見ながら話すほうがより伝わりやすいというお手本になりました。

1時間半の研修会でしたが、皆さん自分の話し方の長所短所を学ぶことができ、有意義な研修会となりました。ちなみに私は見学者という立場で参加したので、チェックされませんでしたが、皆さんに指摘されることは自分にも当てはまることが多々あり、私自身も勉強になりました。
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合同勉強会
鳥取県議会民主系会派「絆」と島根県議会民主県民クラブとの合同勉強会を昨日今日の2日間で開催しました。一日目はそれぞれの活動の状況、政権交代で議会がどう変わったかなどについての情報交換と今後の取り組みについて意見交換しました。

2日目は、大橋川改修について国土交通省出雲事務所の説明を大橋川コミュニティセンターで聞き、現状を見ながら、鳥取県へ移動し、美保基地の視察を行いました。

この勉強会の中で特に美穂吉の視察は初めてのことでとても勉強になりました。施設内を案内していただき、輸送機C−1ジェットやYS−11、救急搬送の様子や救援活動の様子を見、管制塔の視察や食堂では自衛隊の職員の皆さんと交流をかねて隊員の皆さんが食べているのと同じ昼食をいただきました。私の前に座られたのは松江出身の隊員の方で、仕事の内容や勤務の状況などを聞きながら食事をしました。

施設や機材は古いものが多いのですが丁寧に使われている様子がうかがえました。C−1ジェットは35年以上になるということですし、救急車は最近変えられたのですがそれまでのものは30年使ったということでした。格納庫は戦前の建物もあり、雨漏りをしているとの話でした。

ここは物資や人員の輸送基地であり、島根県も隠岐島での救急患者の輸送にお世話になっています。また、出雲空港の航空管制もしており、鳥取県にありながら島根県も大変お世話になっている施設です。
 
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古きよき時代を堪能

健康都市まつえ宣言を記念した「市民ラジオ体操祭」が末次公園と白潟公園の2ヶ所を使って行われました。朝7時半に始まったラジオ体操祭に私も白潟公園のほうに参加しましたが、市内各地から1000人以上の人が集まり公園は人で埋め尽くされていました。

抜けるような青空の下で、健康都市宣言がなされた後、みんなでラジオ体操第一、第二を行いました。久しぶりのラジオ体操、特に第二には子どもの夏休みのラジオ体操に付き合って以来のことです。2つのラジオ体操だけでも体が気持ちよくなっていきます。

特設テントでは皆さんにしじみ汁が振舞われ、おいしくいただきました。竹矢地区体協の皆さんもきていらっしゃいましたが、バスを使ってきたおられ、健康と環境に配慮した取り組みにしておられました。

11時からは、白潟地区の取り組みである白潟小路歴史探訪案内板の除幕式があり、私も参加しました。江戸時代の街並みが残る白潟地区は昔の生活道である小路もたくさん残っており、今でも住民の生活道として使われ、それぞれの小路には名前がつけられています。そうした小路を市民活動センター前に設置された大型の案内板には探索コースもあわせて表示され、観光客の歴史探訪に一役買うものとして期待されます。

また、それぞれの小路には小路の名前と共に江戸時代の様子を書いた案内板も設置され、除幕式後参加した皆さんとそれぞれの案内板を辿って本町地域のコースを歩きました。この事業は、地元の有志で作る白潟案内板管理委員会の皆さんが担当され、コースを巡るときも道案内をしながら、そえぞれの小路の説明や自分たちが子どものころの思い出話を交えながら案内をしてくださいました。

お昼には、市民活動センター内にできた、連続ドラマ「だんだん」のセットを元につくられた松本そば店で割り後そばをいただき、古きよき白潟地区を堪能しました。

 

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地域主権について考える

民主党島根の政治スクール第2回目は、逢坂誠二首相補佐官を講師に出雲市商工会館で行いました。

出雲空港に迎えに行き、いろいろとお話をしながらご案内したのですが、初めて会う方への常套句「松江ははじめてですか」の質問に「中学3年生の時に、列車を乗り継いで1人で松江に来たことがある。山陰という言葉にひかれ、しばらく山陰を旅した」とのこと。その他にも恩師の故郷であったり、自治体学会で来られたりとご縁があったようで、北海道出身の逢坂補佐官がとても身近な人に感じられました。

講義に先立ち、地域主権戦略工程(原口プラン)について、逢坂補佐官と各自治体首長の皆さんとで意見交換が行われました。逢坂補佐官は、4月27日の戦略会議で一括交付金についてより踏み込んだ考え方が示されるであろうと話されました。

出席された松尾副知事からは「一括交付金の総額を確保してほしい。配分基準については社会資本整備の遅れた地域に配慮したうえで、自由度を高めてほしい」との要望が出され、「都道府県は年度差が少ないが市町村は年度による変動があり、地域実情に配慮する必要があるとの認識を示されました。また、地方財政計画のあり方については考える必要があるとの考えも示されました。

講義では、マーケットとガバメントとコミュニティの塩梅をどうするのかを考えるのが政治の役割。小泉首相の「地方のことは地方で、民でできることは民で」の考えはいいが、そのために中央政府が何をするのかが考えられず地方が置き去りにされてきた。今は地域の中でマーケットとガバメントとコミュニティの塩梅をどうやっていくのかを考えるときと、地域主権について語られました。

講義の最後に、自分の地域には何もないと皆さん悲観するが、どんな地域にも宝があり、小さいことは新しいことをやるにはやりやすい、マイナスをプラスに転じていくこと、金がないから知恵を出し合う、それをサポートするのが鳩山政権と締めくくられました。

講義後、受講生の皆さんと食事をしながら交流されましたが、ホワイトボードを見つけると財政について分かりやすく話され、補習講義までしてくださいました。食事がすむとすぐに次の予定のために空港に向われ、忙しい中を講義に来てくださったことに感謝です。 

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公共交通について考える

誰のための公共事業と題して女性のための市民生活講座が開かれました。最初に松江市の都市計画課から新交通システムについての説明やこれまでの松江市の取り組みについて報告があり、出席者の皆さんで意見交換を行いました。

バスによる公共交通の整備や水上交通の開発、市で議論されているLRTなどいろいろな交通システムについてそれぞれが意見を述べ合いました。ただ、その時に最初に議論されなければならないのは中心市街地をどうするのか、年をとっても住みやすい街にするにはどうあるべきか、という視点をきちんとしたうえで、その時の公共交通システムはどのようなものなのか考えてなくてはいけないということです。

年をとれば、いずれ車の運転もできなくなりますし、車を運転しない人の移動手段をどう確保するのかみんなで真剣に考えるべきときです。自家用車ばかりに頼る交通システムでは渋滞や排気ガスなど環境問題にも関わることでもあります。また、交通システムを整備するには新たな負担も必要になってきます、みんなでしっかりと議論する場が必要です。

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いろいろ勉強

岩田ひろたか予定候補の活動拠点となる事務所開きを午前9時から行いました。くにびき道路沿いの天神川のほとりにある事務所には、支援者など150人が詰めかけ、皆さんに元気づけていただきました。

 

小室寿明代表のあいさつで開会し、来賓でお越しいただいた民主党の相原久美子参議院議員、社民党島根県連足立昭二副代表からのあいさつをいただき、国民新党亀井久興顧問の祝電を披露しました。そして、後援会長からの支援のお願いのあいさつのあと、岩田ひろたか予定候補があいさつに立ち、「一般市民に政治をとりもどす」ために全力で取り組む決意を表明し、連合島根矢倉淳会長の乾杯の音頭で事務所開きを祝いました。

 

このあと、早速に岩田ひろたか予定候補は事務所前で街頭演説を行い、街宣活動に出かけました。

 

事務所開きの後、選対会議、県連幹事会、事務局会議を行い、午後からは、島根小規模ケア連絡会kらの要請を受けるとともに意見交換会を、そしてその後、島根県木材協会との意見交換会を行いました。

 

小規模ケア連絡会からは介護保険制度成立から10年経ち、いろいろな問題が出てきていること、特に小泉内閣による社会保障費削減の影響で保険制度に歪みが出てきていることなど、修正すべきことが多々あることを指摘されました。

 

また、木材協会からは、建築法により伝統的な日本家屋の良さが失われてきていること、また、木材家屋に注目が集まってきているが、木そのものが使われず、ボンドで固められた修整材が多く使われ問題があることなどが指摘されました。

 

本来の日本建築の伝統が失われつつあること、地元の材料で作ることが生活に合っていること、ボンドで固めた修正材は人体に影響があり今シックハウスとして問題になっているなどの話を聞き、長年培ってきた文化を大事にすることの必要性を感じました。

 

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野山の自然と食を満喫
後援会の皆さんと食についての勉強会を行いました。

雲南市に出かけ、木次乳業の創始者である佐藤忠吉さんからお話をお聞きしました。90歳になられるというのに1時間余り立って、しかもお声もしっかりとしていてマイクも使わずに、これまで佐藤さんが取り組んでいらっしゃったことをお話してくださいました。戦後、化学肥料が出回り、青々とした牧草ができるというので使っていたら、牛が情緒不安定のような状況になり様子がおかしくなってしまった。そのことから有機農業の大切さを知り、食について考えられるようになったことなど話してくださいました。

今朝も農作業を終えてここに来られたという佐藤さんは、お顔のつやもよく元気そのものです。玄米食をよく噛み、粗食モットーとしているとのこと。ゆっくりよくかんで食べることの大切は日ごろからよく言われていることですが、実際に佐藤さんにお会いして、早食いの私はよくかんで食べることをしなくては思ったところです。

また、長生きするには人の悪口を言わないことといわれましたが、確かにそうですね。人の悪口をいうということは、その人に意見がいえず不満を溜め込んでいるということ。悪口を言う前に、自分のことと照らし合わせてどうなのかということを考えてみること、また、相手の欠点を探すよりいいところを見出して付き合っていくほうがストレスはたまりません。佐藤忠吉さんが言われたこともそういう意味かなと思いながら聞いたところです。

木次乳業の次には、三刀屋の峰寺へ移動し、精進料理をいただきました。それぞれの素材が生かされ、そのものの味がしっかりと引き出された、白和えやごま豆腐、長芋の蒸し茶碗、たけのこご飯などおいしくいただくことができました。

お天気もよく、ふもとから歩いて峰寺に上がりましたが、お天気もよくつつじの花を見ながら散策することもでき、爽快なひと時を皆さんと過ごすことができました。


 
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宍道湖・中海調査

建設委員会の県内調査として行われた大橋川改修と中海の護岸堤整備の状況、第五大橋建設、中海の水質の状況調査に、地元選挙区議員として参加しました。白鳥号で船上からの調査だったのですが、天候があまり良くなく、中海に入るころから、雨が降り、風も強くなりだし、中海の真ん中にある国土交通省の観測所付近に来た時は波も高くなり、船はぐらりぐらり。ここにアンカーを降ろして、水質調査をしましたが、船は波で大きくうねり、甲板で調査の様子を見るのもつらい状況で、船酔いしてしまいました。

(見にくいですが、水深によって塩分濃度が変わっているのを表示しています。右側一番上が水深を、左上から2番目が塩分を表しています。)

ここでの調査では、日本から流れ込む海水と斐伊川から流れ込む真水がここでそうになって分かれ、塩分が含まれる非常うの高い海水がそこにたまりその上を真水が流れている状況を測定器を使って数値で見ました。確かに、深さ3メートルを過ぎると塩分濃度が急激に上がっていく様子がわかります。海水と真水がうまく混ざり合わず、海水が底に沈むことで水質や環境に影響が出てきます。

これは干拓や開削、あるいは浚渫で地形や水の流れが変わっておることも影響しています。ラムサール条約に登録された宍道湖・中海の環境保全に県民を含めた取り組みが今進みつつありますが、いろいろな場面で啓発していくことが必要です。

大橋川の治水に関しては、内水排除がよく言われますが、そのためには築堤も必要ですし、流れを良くしていくための開削も必要です。また橋も建造物ですから、安全性を保つための補修も必要です。そのこととそれぞれの地域の住民の様々な要望をどう折り合いをつけて、いかに住民を水害から守るのか、市民と行政の話し合いのもとに判断をする時期が近づいています。


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地域医療について勉強会

4月に入り、県の人事異動があり、その異動の紹介をかねての全員協議会がありました。そのあと、常任委員会があり、委員会所管課の異動紹介、報告などありました。そして、午後からは文教厚生委員会調査があり、島根県の地域医療について執行部から状況聴取を行い、意見交換をしました。

地域的に偏在する医師、そして診療科においても偏在があり、産科、麻酔科、小児科のほかにも、精神科、外科、内科などでも島根では偏在があること、女性医師が増加していることなどの現状があり、医師不足を招いていることが報告されました。これに対して、島根で働く医師を呼ぶ、育てるための医療再生計画を立て5年間かけて行うことなどが報告されました。

意見交換では、さまざまな意見が出されましたが、私も、県民自身も医師を守り育てる意識を高めていくこと、医師の負担感を軽くすること、また、病院、診療所のあり方、あるいは病院と診療所の連携など行政が主体となって県民も交えて考え取り組む必要があるのではないかということを述べさせていただきました。

この医師不足・看護士不足などによる地域医療崩壊を食い止めるためには、ただ行政任せでなく、私たち県民も一緒になって考え、わたしたちにも何ができるか考えていく必要があります。そうした場を作っていくことも行政に求められているところです。
 

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