地方議員ががんばろう
午後から、民主党中国ブロック新旧幹事長会議があり、岡山市へでかけました。来る参議院議員選挙に向けての準備と状況について意見交換しました。

一様に厳しい状況が報告され、政局も絡んで戦いにくい話やなかなか盛り上がらないなどの声も上がっていましたが、それでもそれぞれに工夫をしながら取り組んでいることが報告されました。

また、岡山県連では来春の統一地方選に向けておこなった公募による候補が決まり、記者発表したことが報告されました。公募に応じる人たちは多く、この後も選考を行い、参議院議員選挙後に第2次の発表を行う予定と話しておられました。政治に関心を持つ若い人たちもたくさんおり、公募はそうした新たな層からの発掘には効果があります。

今、社民党の政権離脱やこれに至った総理のこれまでの対応についてテレビ新聞を賑わしています。 しかし、政権交代で、これまでの特定の人たちに権利や富が集中していた状況が打開されると民主党に期待を寄せた人たちがたくさんいます。その皆さんの思いを実現するためにも、住民の声を活かすことができる議員が増やしていかなくてはいけません。そして何よりも、私たち地方議員ががんばらなくてはいけません。
| 角ともこ | - | - | - |
公契約について考える

P1080276.jpg鳥取県であった市民公開シンポジウム「公契約条例制定を考える」に行ってきました。鳥取県自治研究センターが主催し、鳥取県、鳥取県市長会、建築業組合が講演で行われました。公契約条例については、私も先の2月議会でこの条例制定についての考えを知事に質問しましたが、研究、検討するという返事でした。

P1080280.jpgここに本文を記入してください。今回の会では、初めて自治体で公契約条例を制定した野田市長が講演され、昨年制定し、この4月から施行しているが、実施してみると問題点も浮かび、今年度条例の改正もしていくということでしたが、市長は国がやらないのであれば、自治体で取り組むべきであり、自分もやるべきだという思いでつくった。

公共で働く人の賃金水準を確保するということを行政がしなければ、賃金の水準は下がるばかりで、いくら最低基準額を設けて入札してもその算出根拠となる単価が前年平均を元に算出されている限り、水準は下がるばかり。それに歯止めをかけるものとして条例が必要という認識で話されました。そして、もっと各自治体でも取り組んでほしいということをいっておられました。

このあと、平井鳥取県知事も入ってパネルディスカッションが行われ
、鳥取県での現場に出て契約どおり履行されているか監視する制度をつくっているということを紹介されながら話されていましたが、公契約条例制定については明言されませんでした。 

| 角ともこ | - | - | - |
引き続き議論を
沖縄普天間移設問題で名護市辺野古周辺への移設を盛り込んだ日米共同声明を発表され、これの基づいた閣議決定がなされました。この閣議決定に福島消費者・少子化担当大臣が署名しなかったことから、福島大臣が罷免されました。

これまでの5月31日にこだわった鳩山首相の対応と県外移設を言ってきたことを翻す結果になったことに、県外移設に期待をしていた沖縄の人たちをはじめ多くの人たちの失望を招いたことははなはなだ残念でなりません。この問題にはもっと時間をかけて沖縄県民をはじめ国民との対話をしてほしかったと思います。長い間、基地の問題に悩まされた沖縄県民の負担を軽減しようとしたのなら、そのための方策を時間をかけてでも見出してほしかったと思います。

ただ、この沖縄の基地問題がクローズアップされたことで、少し国民全体の中でも考える機運が生まれてきたのではないでしょうか。この沖縄の基地問題を私たちも自分たちのこととして考えるべきですし、今後も引き続き首相には努力いていただきたいと思います。

このことに関して、社民党の関係はどうなるかと質問してきた記者がいましたが、島根ではこの参議院選挙を保守体質からの脱皮としてとりくんでいる上では同じ姿勢でたたかっていると思うので、支援をいただいている関係は壊れないと私は確信していると言いました。党本部の対応がどうであれ、政権交代後もねじれが生じているこの島根では、一緒に力をあわせていくことが大事です。 
| 角ともこ | - | - | - |
元気な人たちに出会う

ビラ配布をするボランティアの皆さんに岩田美知さんとともにあいさつした後、支援者の皆さんへのあいさつ回りをしました。あいにくの雨の中の行動でしたが、雨降りの休日ということで皆さん家におられ、お会いすることができました。久しぶりに会う皆さんの近況が聞けました。

また、途中では集落の女性たちが作った野菜を持ち寄り産直市を開いており、ここにもよって皆さんにごあいさつ。市街地から離れた山の中に入った集落にある産直市ですが、皆さん新鮮な野菜を求めて買いに来られるそうです。皆さん高齢な方たちばかりでしたが、お元気です。自分たちが作った野菜や花、漬物などを商品として売ることで日々の農業にもやる気が出ていると思います。中には会員が焼いたパンも売られており、パン屋さん顔負けの出来でした。こうした産直市が地域の農業を維持する一助になっています。

午後からは、金属機械工業で働く皆さんが作る労働団体JAM山陰の集会があり、あいさつに行きました。比例区で出馬する津田弥太郎参議院議員も来られており、激励の握手をしてご健闘を称えました。集会の中で、美知さんも岩田ひろたかさんの近況を報告するとともに、皆さんにさらなる支援のお願いのあいさつをしました。

さらに支援者の皆さんへあいさつに回り、夕方からは事務所で会議。家に帰れば9時を回っていました。
 

| 角ともこ | - | - | - |
山陰両県力を合わせて

米子市で鳥取島根両県議員集会を行い、参議院選挙に向けて互いに力をあわせてたたかう決意をしました。

この集会には、鳥取選挙区の川上参議院議員、田村参議院議員、湯原衆議院議員、島根選挙区の小室衆議院議員の出席のもと、山陰両県の県、市、町の地方議員が参加して行いました。20名余りの集会に、岩田ひろたか、さかの真理量予定候補も途中から参加し決意のあいさつをしました。

各国会議員から、政治状況などの報告があり、地方議員との意見交換を行いました。

私も議員を代表して、山陰に残る古い政治体質を変えるために、住民の声を聞きその声を届けて、国民の生活が第一の政治を実現する島根選挙区の岩田ひろたかさん、鳥取選挙区のさかの真理さん、比例区の田村耕太郎議員をはじめすべての民主党候補の必勝を誓い決意表明しました。

| 角ともこ | - | - | - |
小沢幹事長来る
 小沢幹事長が来県し、連合島根の皆さんと意見交換をしました。このため、私は、議員視察の皆さんとは別れ、浜田から電車で松江に帰り、会見場の準備などをし、夕方からの会見に備えました。

小沢幹事長は昨夜から松江入りし、出雲大社を視察参拝しました。そして、午後4時30分から連合島根の皆さんと会見しました。

この中で菅家連合本部副事務局長は、「政権として安定多数の確保し政策実現できるよう、今回の選挙の重要性を確認した。力をあわせて取り組みたい」とあいさつされました。

これに対し、小沢幹事長は「私たちの不徳のいたすところでごたごたしているのは忸怩たる思い。半世紀以上の自民党政治を引継ぎ、もどかしいところもあるかと思うが皆一生懸命やっているところ。統治の仕組みを根本的に改めるには国民のバックアップがないとできない。衆参多数を目指す今度の参議院選は最終戦と考えて取り組む」

「青木幹雄さんは実力者ではあるが勝てると思っていた。変わるとなると不確定要素があるのでよりいっそう力を入れないといけない。島根の政治を変えるという私の願いは変わらない。お力添えを願う」と連合の皆さんにあいさつをされました。

このあと、岩田ひろたか予定候補が選挙戦に向けての決意のあいさつをしました。このあと民主党と連合とで参議院選に向けて意見交換し、必勝に向け力をあわせて取り組むことを確認しました。

また、合間を縫って、小沢幹事長は岩田ひろたかさん、美知さん夫妻に会い、選挙必勝に向けて激励しました。

さすがに、本部から小沢幹事長が来るとなると報道陣も多数つめかけ、警備も厳重になり、そのための打ち合わせや準備も念入りになります。会場のチェック、スケジュールの確認、そしてミスなく一連のスケジュールをこなすため関係者との連携をとり、慌しい一日でした。
| 角ともこ | - | - | - |
中核病院を維持する努力
県西部の中核病院の現状について、文教厚生委員会で調査に出かけました。今日と明日の日程で、益田赤十字病院、浜田医療センター、済生会江津総合病院、大田市立病院の4つが調査対象です。

今日は、益田と浜田の2ヶ所です。益田赤十字病院の医療圏域は香川県に匹敵する広さで、地域の病院が医師不足で対応できない部分も担い中核病院として、住民の皆さんのまさに命の綱となって業務あたっています。それだけに医師の皆さん医療従事者の皆さんの負担は大きくなっています。そうした状況を地域の皆さんに知ってもらうためのシンポジウムを開きながら地域の皆さんと一緒になって問題解決に取り組んでいらっしゃいます。

浜田医療センターは昨年11月から新しく浜田駅と2回通路でつなぐ場所に移転新築し、地域の中核病院として医療にあたっています。新築とともに、医師や看護師を集め定着させる取り組みとして2交代制勤務をとり負担軽減に努めたり、質を高めるための研修や留学の制度の充実や奨学金の制度、また研修医の宿泊施設を充実するなどの取り組みをしています。浜田医療圏域のみならず県西部の医療の中核を担っています。また、新しく取り入れられたPET−CTによるがん検診の向上に努めています。

いずれの病院にしても医師不足の中、懸命に努力をされていますが、病院だけでは解決できない問題であり、地方行政だけで支援できることにも限界があります。地域医療を守るためには、先日の梅村聡議員も話されたように国も一緒になって取り組まなければならない課題です。 

机の上からカルテがなくなったナースセンター
| 角ともこ | - | - | - |
さわやかな朝で出発

桜江町では、今日は一斉清掃の日で、朝から皆さん町内の道路わきの草刈や溝掃除などに出ていらっしゃいました。桜江町に昨日逗留した私たちも、7時半から街宣活動を開始し、桜江町内を回り、ポスター張りをさせていただきました。

抜けるような青空の下、清々しい初夏の朝を皆さん汗を流しておられました。ところどころで手を休めて歓談している集まりもあり、中に入って話を聞かせてもらったりしました。ここは江川沿いに集落が連なるところですが、江川は「中国太郎」とも呼ばれるこの地方きっての大きな川ですがひとたび豪雨にもなるとその威力も強く、ひとたび暴れると大きな洪水の被害にあっているところです。
昭和57年の時は家の前に広がる田んぼ海のようだったと話しておられました。この地域は水害対策に築堤や集落の地盤のかさ上げなどに取り組んでいるところですが、それも時間が掛かっているという話もありました。

集落の広場では女性たちが草取りをしていて、泥落しには集落のみんながここに集まって飲んだり食べたりするんだと話しておられ、楽しみにしている様子がうかがえました。また、ある集落ではこの機会を使って集まり、新玉ねぎを使ってゴキブリ団子を作ってました。

半日、桜江町を回り、旧江津市地域に移動し、昼食後は2箇所で開かれた国政報告会を開催し、皆さんと意見交換。江津では今月30日に市議選があり、選挙に向けて準備しておられる島田修二市議、山本誉市議の事務所をお借りしての報告会で、それぞれの支援者を中心にたくさんの方が集まられました。

皆さん熱心に報告に耳を傾けられ、皆さんからは厳しい意見もでるなど有意義な報告会でした。

今日一日天気もよく、歩いていても気持ちよく、心地よい汗をかきました。

 

| 角ともこ | - | - | - |
いろいろ詰まった一日

 今朝は、青木参議院議員の不出馬ニュースで始まりました。体調不良による出馬を断念したとのこと。あまりに突然のことで驚きました。最近は東京と島根を往復しながら細かく集会に回っていると聞き、高齢にもかかわらずタフだなと感心していましたが、そのことが体に障ったのでしょうか。一日も早い回復をお祈りします。

このことで、私たちも戦術が変わってくることと思いますが、いずれにしても私たちはこれまで長く続いた自民党政治から新しい政治を進めていくということには変わりなく、特に島根の保守政治を変えていくために岩田さんを先頭に全力で活動を進めていくのみです。

さて、今日は、政治スクール3回目で、浜田市で開催です。朝集会であいさつをして、事務所に寄り打ち合わせの後、11時11分のスーパーまつかぜで浜田へ。

すでに西部の病院関係者と今日の講師梅村聡参議院議員と意見交換が始まっておるところに参加して皆さんの意見を拝聴しました。各病院がおかれている現状と打開策の提案などがあり内容の濃い意見交換が進みましたが、時間の都合で終わりになりましたが、最後に梅村議員から一晩合宿して意見を出し合ったらいいと思うのだがと残念がっておられました。

場所を変え、JAいわみでスクールを開催指し100人近い人でいっぱいになった会場では皆さん熱心に梅村議員の講義に聞き入っていました。医師不足と医師の偏在への対応として自治医科大学方式で何年間かの地域勤務を義務付けることや、どんどん分化する診療科に医療が高度化するなかでの治療を「たたかう医療」といわれましたが、その専門医制度のあり方を見直していくこと、あるいは医師の強制配置などを提案され、これから議論を進めていく必要性を話されました。医療の専門科が増え診療科の分化が進んでいるなかで、家庭医あるいは総合医といわれる医師も求められていて、その制度化が必要であること。終末を徹底した治療をする「たたかう医療」を選ぶのか看取りの医療を選ぶのかということなども質疑の中で問題提起されました。

いずれにしても今の医療のあり方を見直し、地域医療の再生に向けての取り組みが急務です。

この講義が終わってから、西部地区の会議に出席し、そのあとは小室議員と一緒に街宣して回り、桜江町まで行き、ここで一泊。地元の方と夕食をともにし、一日の疲れを取りました。

 

| 角ともこ | - | - | - |
全員協議会中断
11月議会で決議された陳情ルールに対する意見書に端を発し、今回県要望に議長が同行することに対して、議会の決議はなんだったのですかと疑問を呈したという新聞記事に、自民議連が猛反発。

今朝は会派代表者会議で議長の同行を拒否したと受け取られているなら、それについては陳謝するということで決着し、全員協議会が30分遅れて開かれました。ところが開会後、30分遅れたことに自民議連の議員から、「なぜ遅れたのか」議長に問う議員からの声が上がり、議長から説明されましたが、自民議連ではそのような報告は受けていないのでこの会議を中断してほしいとの要請に休憩がとられました。

そして1時間以上の中断で結局昼食休憩に入り、全員協議会は午後から再開という事態に、会議は半日空転してしまいました。うやむやに物事を進めることは良いいことではないにしても、聞いたの聞いてないのということで大騒ぎをするということもいかがなものかと思います。このことのために皆さんの貴重な時間が無駄に費やされてしまいました。

さらには、相手に苦言を呈したことを拒否とまで受けとられたことに、双方のやり取りの慎重さに欠ける点は反省すべきことです。互いに立場が変わってきていてそのことにまだ慣れていないということもあります。その点、双方が寛容にならなくてはいけないのですが、なにしろ間近に選挙が控えていることもあり、互いにぴりぴりしているのも事実です。

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