出雲で幹事会

農協で働く人たちが作る労働組合、農団労の定期大会が出雲市のフローラいずもであり、来賓として出席しました。私は時間を30分間違えていて、自分では余裕で到着したつもりだったのですが、大会が始まった中で会場へ入るという失敗。

それも到着した時点でも気がつかず、会場内に入ってはじめて気がつき間の悪いこと。いつも手帳などでその日の朝もう一度確認するのですが、今朝はすっかり思い込みで行動していました。

農団労の定期大会でのあいさつが終わって、同じ会場の会議室を借り、民主党県連の幹事会を開催しました。今回は、先に党本部に申請した来春の県議選に出馬予定の公認等の確認と候補擁立の状況について、代表選挙についてを主な議題として協議しました。

県議会議員の候補擁立については、先の参議院議員選挙い挑戦した岩田ひろたか副代表が出馬する決意をされ、皆さんに報告しました。岩田さんは再度この先の国政選挙に挑戦することを表明していますが、それまでの間、県議として活動することで自身の基盤を固めていくことになるとの判断です。とはいえ、松江選挙区からの挑戦となり、私としてはライバルが増え厳しい選挙になります。

また、小室代表から今度の代表選挙について、いろいろとマスコミで騒がれているが、この選挙を通して今後の政策について候補それぞれの考えを明らかにし、論議を高める場になってほしい。そのためにも、私たちはそれぞれで自分の回りの人から意見を求め議論しあい、その声を伝えてほしいと要請されました。

今後のスケジュールなどを協議し幹事会を終え、奥出雲から出ている大垣議員と昼食をとりながら、近況を話し合いましたが、高齢のお母さんを抱え、一人で農家を守るためがんばる大垣さんにはいつもながら感服します。

| 角ともこ | - | - | - |
よりよいサービスを目指して

高齢者支援にかかわる在宅サービスの課題についての勉強会を小規模ケア連絡会の皆さんとしました。高齢者の皆さんが在宅で安心してサ−ビスが受けられるよう改善しなければならないことはたくさんあります。

今特養などの待機者が増えていることがクローズアップされています。しかし、できれば皆さん住み慣れた地域で過ごしたいと思っています。デーサービスやショートステイ、グループホーム、ホームヘルプ、訪問看護などのサービスがうまく機能すれば、大きな施設をつくらなくても、高齢者の生活を支えることはできます。

国の介護保険制度の見直しや運用面での柔軟な対応、あるいは地域事情に応じた上乗せ横出しのサービスの充実など、今の仕組みの見直しや工夫することなどいろいろな意見が出されました。

皆さん一様に思っているのは高齢者の皆さんが気持よく過ごしてもらえることです。働く人がゆとりを持って高齢者に接することができ、利用する人が安心感がもてる質の高いサービスを目指して日々努力なさっている姿勢に接しました。将来にわたって高齢者の皆さんがより安心して生活できるしくみづくりに私も皆さんと一緒に努力しなければいけません。

| 角ともこ | - | - | - |
ご冥福を祈る
全員協議会がありました。7月に起きた豪雨による土砂崩れ災害の復旧費にかかわる補正等の説明、決算概要などについてです。

この協議会の前に会派で来年度予算要望などについて話し合いました。前年度決算、そして来年度予算とこれから論議することになりますが、これまでの予算の使い道を見ながらこれからどこに重点を置いていくのかしっかり議論していかなくてはいけません。

協議会後、建設環境委員会の7月に起きた鹿島町の土砂災害の調査があり、地元選挙区の議員として私も加わりました。

海辺の町はほとんどが山と海の間の狭い場所に住宅が立ち並んでいますが、ここもそうした場所で急斜面の山が家の真後ろに迫っています。防護壁もできていて安全なようですが、この間の災害の際にはそれのさらに上から土砂が崩れ、大きな岩がそれを乗り越えて住宅に落ち、就寝中の幼い子どもと母親が犠牲となりました。なんとも痛ましい事故でした。議員の皆さんと献花し黙祷をして冥福を祈ってから現場のがけの調査をしました。

急な斜面の下に住宅が連なっていますが、このような集落は県内いたるところにあり、防災対策が必要ですが、それには莫大な予算も伴い、また住民の負担も増えてきます。

日ごろから危険箇所を確認し、どういう変化があればそれががけ崩れの予兆なのか事前に住民に周知し早い避難を促す体制作りが必要です。夜の事故でがけの変化はわかりにくかったと思いますが、この住宅の涸れていた井戸の水が事故の前から沸き始めていたといいます。二度とこのような痛ましい事故がおきないよう一人一人が防災について確認しておくことが必要です。

最近は地域で防災マップ作りなどが進められていますが、今一度自分たちの住んでいるところの危険箇所を確認し、どんなときにどこへ避難するのかなど日ごろから地域で話し合っておくことですし、行政としてもそうしたこと啓発していくことが必要です。 

犠牲となれたお二人のご冥福をお祈りするとともに、残されたご家族の皆様の一日も早いご回復をお祈りいたします。
| 角ともこ | - | - | - |
公契約条例勉強会

自治労島根県本部と自治研究センターの主催で「公契約条例」の勉強会があり、出席しました。

この「公契約条例」については以前も何回かこのブログに書いていますが、公共がかかわる仕事の発注の際にそこで働く人たちの賃金についても契約条項に入れ、地域の働く人たちの賃金アップにつなげ、さらにはそのことが地域の経済の活性化につながっていくことになるものとして、この条例の制定が求められています。

2月議会でもこの条例制定を求めて知事に質問しましたが、まだまだ各自治体とも取り組まれていないのが実情です。昨年初めて千葉県野田市で制定され、その後制定の動きは出ていますが、制定への動きは弱い状況です。国でも政権交代前に議員立法の動きがありましたが、法律制定には至っていません。

講師の神奈川県地方自治研究センター事務局長の勝島行正さんも話されていましたが、住民からの要望や議会での議論は必要だが、やはり自治体首長の強いリーダーシップがなければ制定は難しいといわれるように、住民と議会と行政が一体となって取り組むには強い意志を持ったリーダーが必要です。

島根ではまだまだこれからですが、私も議会に働きかけていきたいと思います。公共事業の発注に際して、価格のみを競わせるのでなく、労働者の労働条件や労働環境確保も含めて入札することで事業の質が確保されていきます。ひいてはそれが地域の経済活性化にもつながっていくことになると思いますし、デフレスパイラルによって、価格引き下げが賃金の引き下げにつながっている今日の状況を打破していくための一つの方策となる者と思います。

| 角ともこ | - | - | - |
藍綬褒章

地元で長きにわたって民生児童委員を務めておられる澁谷宏治さんがこの春藍綬褒章を受賞され、その祝賀会が竹矢公民館であり、出席しお祝いしました。

隠岐からのフェリーで到着すると、すぐに会場に向かいました。当初遅刻するだろうと予想していましたが、20分以上もフェリーが早く到着したおかげで開会に間に合いました。以前、私が市役所に勤めていた時の最後の職場が民生児童委員の事務局を所管していた関係で、渋谷さんとも会議でご一緒させていただくこともあり、今回の受賞の報に接したときには本当にうれしく思いました。

世の中が多様化していく中で、民生児童委員のみなさんの仕事も増え、負担が大きくなっています。核家族化し家庭に悩みを抱えて孤立化している人たちの支援をと努力されていますが、民生児童委員といっても拒まれる人もあることもあり、そのご苦労は大変なものです。

また、昨今のように、児童虐待やあるいは高齢者の生存未確認など課題も増えてきていて、そうした対応に民生委員さんの協力が求めれています。地域の安心と安全に貢献されていることをこうした褒章だけでなく、日頃から顕彰していくことや、地域住民も協力して地域づくりに取り組んでいくことをしていかなければなりません。

写真は仲間のみなさんと民生児童委員の歌を歌う澁谷さん(右から3人目)

| 角ともこ | - | - | - |
島の発展に努力する

隠岐での勉強会2日目は、知夫村と海士町に行きました。

矢田知夫村長からは、産業振興に向けての構想をお聞きし、その実現に向けて苦労されているとのお話に、相談や助言など支援体制を作っていかなくてはいけないという思いがしました。小さな村ですので、役場だけの力では難しいことも多々あります。島の暮らしをよくしたい、いつまでもみんなが安心して暮らせる島にしたいという町長の思いが伝わってきました。

ここの大きな産業の1つは畜産です。牧で放牧する仔牛は、胃の丈夫な足腰の強い牛としてブランド牛の産地へ出されていきます。確かに島の丘にはたくさんの牛が放牧されてのどかな風景を作り出していますが、この放牧しやすくしていくためにも農道の整備や牧の整備も必要です。

一方で、隠岐でも肉牛を生産しており、東京市場では隠岐牛として高い評価を得ていますが、その隠岐牛を海士町のレストランでいただくことができます。やわらかく肉汁たっぷりの焼き肉を海士の塩で食べると一層おいしさが引き立ちます。堪能しました。

そして、海士町役場へも出かけ、山内町長から海士町の取り組みについてお話を聞き、CASと呼ばれる新しい冷凍技術を取り入れイカやカキなどの産地直送の取り組みや今年度開設された「隠岐國学習センター」の取り組みについて視察しました。学習センターは単なる塾とは違い、生徒の進路希望の実現に向けた指導を行っていて今後の成果が期待されます。

それぞれに島の生活を豊かにするために努力されていることを教えていただきました。自然豊かで人情あふれるこの島がいつまでも元気であるように、同じ県民として私たちも努力していかなければなりません。

| 角ともこ | - | - | - |
隠岐で勉強会

民主県民クラブの勉強会を隠岐で行いました。きょうは、隠岐島前病院白石吉彦院長にお話を聞きました。医師確保が難しい中、診療所との連携と本土の病院からの出かけてくる医師のパート診療によって地域医療を何とか確保されている現状です。その中では、求められるのは総合医です。
(白石院長を囲んで研修生のみなさんと記念撮影)

以前も文教厚生委員会の視察で福島県立医大の総合医の取り組むに撞いて調査しましたが、そこで聞いた患者丸ごと、その生活まで診るのが総合医であるという話を聞きましたが、まさにそのときと同じことをお話を聞き確認しました。ただ単に治療するのではなく、その疾病の背景、あるいは療養そしてその後の生活などにも目を向け、患者が地域で安心して過ごせるようにしていくための取り組みが行われています。

総合医によって2次3次医療と連携した医療体制ができれば地域に医療は守られていきますが、まだまだ医師の努力に負っていることが多く、体制として確立していくには人材の育成が必要です。そのために隠岐に留まって努力している白石院長には敬意服します。

最後に地域医療のABCはアンテナ(A)を張って地域のニーズを把握すること。バランス(B)感覚を持って取り組みよりベターな状況に持っていく。コミュニケーション(C)をしっかりとっていくことが大事。そしてデイリーワーク(D)、日常業務をきちんと行うことが基本でということでした。そして、最後にエンジョイ(E)を付け加え、仕事と生活を楽しむことが必要と閉めくくられましたが、これって、私たち議員活動にも通じるものがあります。

病院には、今、医学生や看護学生が研修に来ており、その皆さんとも交流しました。大学にいても回りは専門医であり、そこに来る患者は住民の1%に過ぎないこと、その中だけにいてはいけないということで、学生の研修を受け入れています。ここで学んだ皆さんが地域に戻ってくることを願っています。

その後、扇谷西ノ島町長とも意見交換しました。

| 角ともこ | - | - | - |
枝野幹事長来県

民主党枝野幸男幹事長が来県し、県連役員と意見交換をしました。

これに先立ち、新しくできた宍道高校を視察しました。夏休み中ではありますが、通信制の生徒がレポート作成のために自主学習していたり、生徒会の役員がオープンスクールの準備に来ていたりしていました。この生徒たちにも声をかけたりしながら視察を行いました。実際に現場を見ると、わかることもあり、政策に活かせることもあると感想を述べられていました。

このあと、労働会館に場所を移し、連合島根の幹部の皆さんにあいさつをしました。この中で、先の参議院選挙について連合側から民主党への意見もあり、反省すべき点は反省し、今後につなげると幹事長から発言がありました。

また、民主党県連幹事とも参議院選挙についての意見交換が行われ、議員を増やしていくことで民主党の政策を有権者に伝えていくためにも、来年の統一地方選に向けて党としても支援していきたいことを述べられました。短い時間でしたが、地方の声を聞いてもらえる機会となりました。

選挙期間中も告示日にきていただき、そして選挙後の地方視察も一番目でした。それだけに私たちも頑張っていかなくてはいけません。

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暑いなかのお盆

毎日毎日暑い日が続きます。お盆で家のなかで動きまわっていると、汗が流れ、タオルを首に巻きながら仕事です。冷房の中にいることが多くなってきて、この猛暑に余計体がついていけなくなっているのではないでしょうか。

以前は開け放すと涼しい風が入ってきて一階の部屋は冷房がなくてもよかったのですが、年々暑さが増してきて、さすがに盆の客にも気の毒なようになってきました。

親戚の話でも熱中症で倒れた者がいるということを聞きますし、たくさんの方が病院に運ばれているようですが、この先温暖化がさらに進んで行ったらいったいどうなるかと心配です。

お墓の石も焼けてさぞやご先祖様も暑い思いをしていることでしょう。

| 角ともこ | - | - | - |
海にはついていない

台風が近づいているということで昨日から心配していましたが、ホテルの方も、午後からはフェリーが動かなくなるのではないかといわれ、明日帰る予定を急きょ変更し、午前の便で帰ることにしました。

まだ見る限りでは海は穏やかですが、予報図をみると今夜には台風の中心が隠岐に直撃しそうです。明日は余計に時化て帰れなくなると予定が込んでいる妹も私も困るので、安全なうちに帰ることにしましたが、今年はどうも海に関しては私は付いていないようです。

大きく揺れることを覚悟して満員の船に乗ったのですが、さほど揺れることもなく、本当に台風が近づいているのかしらと思うような静かな航海でした。それにしても、あっという間の隠岐で、母も残念そうでしたが、船に酔うこともなく行き来できたことを思えばよかったのではないでしょうか。

| 角ともこ | - | - | - |