映画「レオニー」
 5月8日(日)に行われる映画「レオニー」の上映会を前に試写会をしました。

映画「レオニー」は彫刻家イサム・ノグチの母親レオニー・ギルモアの生涯を描いた作品です。明治時代の終わり頃、日本人の詩人野口米次郎と結ばれるが、子どもの出産を見ないままに帰国した彼の住む日本に生まれた子どもとともにやってきます。日本語が通じない中で、自分の意思を通し、苦難の中で子どもを育てていくというストーリーです。

どんな苦難の中にあっても自分らしく生きることを貫く女性の強さがひしひしと伝わってくる作品です。そしてそんな彼女に引き付けられた人たちが彼女を支えています。1人の人間としての意思を貫くことでまた、人の共感を得て支えられ、人はさらに強く生きていくことができることを教えられた映画です。

皆さんはどのような印象をもたれるのでしょうか。ぜひ、まだ、連休のスケジュールが入っていない人には、この映画会にお出かけください。映画は、県民会館中ホールで5月8日(日)の10時からと14時からの2回上映されます。
| 角ともこ | - | - | - |
メーデー
今日、松江北公園で連合島根が中心となって準備された島根中央メーデーが開かれました。3000人の労働者と家族が集まり、労働者の祭典がにぎやかに行われました。

今年は、地元松江を拠点に活動している「ことのは」のミニライブや松江開府400年祭をPRしているまつえ若武者隊・舞姫隊が歌と踊りのパフォーマンスを披露して賑わいを添えていました。

式典では、県知事代理の西山商工労働部長や松江市長代理の小川副市長、民主党県連代表の小室衆議院議員等が来賓として挨拶をし、今回の県議選で当選した連合推薦議員も紹介していただきました。

民主党島根県連でも毎年参加していますが、今年も役員やOBを中心に参加し、祭典終了後は皆さんと食事会をして祝いました。 
| 角ともこ | - | - | - |
災害ボランティア
震災復興支援としてボランティア活動が注目されていますが、皆さん取り組みたいと思ってもなかなか個人で現地に行って活動するのは難しいですし、また、現地も個々に来られても対応が十分できないところもあったりして、現地ではこの連休のボランティアを断っていることなども聞きます。県では災害ボランティア活動をしたいと言う人への対応をどのようにしているのか、吉山NPO支援室長に聞いてみました。

県では今年の新事業として「新しい公共支援事業」に取り組んでいます。このモデル事業の一つとして、今回の東日本大震災の被災者支援のボランティア派遣事業を組み込んでいます。しまね支援連絡会を県や社協などの関係機関や東日本暖震災いずも支援チームとして集まったボランティア団体とが連携し、災害ボランティア活動に取り組んでいます。

災害ボランティアといえば現地に行って瓦礫撤去や避難所運営などの支援を思い浮かべますが、こちらにいてできることもあります。島根県にも福島県などから100人近い人たちが避難してきています。この人たちと交流したりすることで安心して避難生活を送ってもらえるよう区流会を開くなどの支援のボランティア活動もあるということです。これなら遠くまで出かけることなくできますので、取り組みやすいのではないでしょうか。すでに出雲市では官と民が一緒になって取り組みが始まっているようです。

何かボランティア活動がしたという人は島根県社協にあるボランティアセンターに相談してみましょう。 
| 角ともこ | - | - | - |
あちこちで意見交換
午前中は事務所で事務処理や議員だよりの簡易版の印刷などをしました。

お昼休みを利用して行われた市職ユニオン病院支部の代議員会に出席し、選挙のことやこれからの取り組み、また先日出かけた震災ボランティア活動について報告しました。特に、医療職のみんなさんが安心して働き続けることができるよう、労働環境の整備や労働条件の確保にこれからも皆さんと意見交換しながら取り組んでいくことを約束しました。

午後からは事務所に帰り、議員だよりの定例版の校正がきていたので、チェック。少し、写真や文章の変更をして夕方、印刷会社に持って行きました。

事務所では午後から、絵手紙の会の皆さんが集まり、つつじやたけのこなど季節の画材を熱心に描いておられました。できた絵手紙は退職者会の会員に毎回順番に20〜30人に送っています。

書き終わったあとは皆さんと一緒にお茶を飲みながら近況などについて話をしました。ちょうど簡易版ができたところでしたので、その中に書いたボランティア活動などについて話しました。

夜は地元町内会の有志でしている生け花の会です。ここも情報交換の場、花を生けたあとは皆さんとお茶を飲みながら1時間近くあれやこれやと話の花が咲きます。今回はやはり東日本大震災に関わる話に及び復興支援が必要なことや、原発の安全対策等の話になりました。被災地への支援を何かしてあげたいという思いと原発に対する不安な気持ちの解決に努力しなければなりません。 
| 角ともこ | - | - | - |
華やかに天神市に春
 午前中は県連に行き、金曜日の幹事会のまとめと発信文書の作成ヤプレス民主投稿記事の作成などをして、お昼から事務所へ行きました。
天神市の今日は天気はいいのですが、風がつめたく、人出も今一つ。若者の力で松江にに活気をと、松江開府400年祭記念まつえ若武者隊・舞姫隊が開府400年祭のPRを兼ねてやってきました。天神ロータリーで元気に歌と踊りを披露されました。人出が少ないのが残念でしたが、若者の力で松江に活気を呼び込もうとの取り組みに声援が送られました。

午後からは、議員だよりの定期版ができるまでの広報紙としての簡易版を作成しました。
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行動を起こす
亀井亜紀子議員を囲み、松江選挙区県会議員、白石議員、岩田ひろたかさん、私の3人で国会情勢や島根の状況など意見交換しました。

今回の震災の話に及び、陸前高田市にボランティアで行ってきたことを話すと、亀井議員も震災後の早い時期に東北の津波被害の状況視察に行かれたとのこと、陸前高田市はその中でも被害の範囲が大きかったと話されました。そして、だいぶ復旧しているでしょうねと言われたので、まだまだ瓦礫の撤去が進んでいないことを告げ、国を挙げて復興にむかう必要があることを話しました。

また、今回の福島原発の事故を受け、島根原発の話にも及び安全性の確認とその対応にむけて取り組まなければいけないことなどについて意見交換しました。

そのあと、県民会館多目的ホールで開かれた脱原発集会に参加しました。最初にチェルノブイリ原発事故で処理にあたり被曝した作業員のその後を記録した映画の上映会がありました。放射線量の高い中で作業を強いられ、その後手足の麻痺が出て、亡くなった人の記録映画ですが、これを見てもいかに原発がひとたび事故を起こすと危険であるかを物語っています。

集会では、これまで活動に携わってきた人、これから行動を起こそうとしている人などからいろいろと意見が出されましたが、いろいろな形で脱原発に向かって皆動いています。私たち議員も島根原発の安全対策を今一度検証し、対応を考えていかないといけないと思います。 
| 角ともこ | - | - | - |
素材を生かす
連合島根の制度・政策研修会がくにびきメッセでありました。久々に一日、机についての受講に、午後からは少々眠気も差し睡魔との闘いでした。それでも、社会保障や税制改正についての連合の考え方を聴くことができ参考になりました。

その後の日程は1時間刻みで、17時から連合島根青年協議会の定期総会、18時からは、3月18日に行った街頭募金活動の打ち上げ会から発展した島大学生との交流会。19時からは地元町内会女性部の打ち合わせ会と、慌しい一日でした。

島大学生との交流会は、三島議員が設定され、Flat Styleの松崎直也さんのお店を会場に行われました。松崎さんから仕事にまつわるお話を聞き、古い家具や古民家の再生は、そのもののよさを活かしつつそこから新たなものを創り出す面白さについて語られましたし、また、家具の補修を依頼される方はそのものに思いいれがあるというお話に災害ボランティアで感じたことを思い出したりしました。

学生の皆さんもそれぞれにいろいろな活動をされ、それぞれに自分の思いを実現しようと取り組んでいる姿に感動しました。日程が詰まっている中で、たくさんの島大学生との交流ができないままに、途中退席は名残惜しかったのです。
| 角ともこ | - | - | - |
陸前高田市でボランティア

16日から20日まで、陸前高田市に災害ボランティア活動に行ってきました。民主党島根県連の募集に応じた30歳から72歳までの男性8名、女性2名で、救援物資を積んだトラックとわれわれが乗った車の2台連ねて出かけました。

16日午前9時50分に出発し、翌日午前6時過ぎに現地着。途中の東北自動車道は応急復旧で通行再開したようで、かなりがたがたと車が跳ねていました。

トラックに積み込んできた卵や野菜などの救援物資を災害本部となっている給食センターに届けました。担当の方からは、食材はいくらあってもうれしいと喜ばれていました。

ボランティアセンターが開くまで、市内の被災状況を見て回りました。海辺にある市街地は鉄筋立ての建物の外側が残っているだけで、あとは瓦礫の山。すでに主な道は瓦礫が除けられ、車が走れるようになっています。中心部の瓦礫の片付けも始まっていていますが、それはまだほんのわずか。自衛隊の皆さんが作業に携わっているようで、ボランティアセンター近くに駐屯する自衛隊の野営地がありました。

私たちが最初に受けた作業は、児童くらぶの庭のガラスの破片の取り除きでした。学校が20日に始まるそうで、その準備が進められていました。この日は校庭の清掃と消毒用の石灰まきが行われていました。この仕事も11時過ぎには終わり、次の作業に移動。

次に受けた作業は、農家のりんご畑の瓦礫の撤去。傾斜地にあるりんご畑の途中まで津波が押し寄せ、建物の屋根や梁、家財などが散乱、一段したのりんご畑には船や自動車もあり、その段に瓦礫を寄せる作業です。ちょうど12時になるところで先に作業に来ていた人たちが昼休憩に入ったところを受け継いで作業開始。

1時間ほどして昼ごはんをと思ったら、依頼された農家からお昼に呼ばれました。家族の関係者で東京のイタリアンレストランのシェフがボランティアで食事のサービスをしていて、私たちもワインとチーズにスパゲッティをご馳走になりました。思わぬご馳走に感謝感激。

午後からも作業を続け、終了予定の午後3時過ぎに作業終了。ボランティアセンターに報告して本日のボランティア活動は終了。依頼主さんのご厚意で空き地を貸していただき、テントを張り、野営の準備。近くのおうちから、電気を引いてくださり、ライトや温風ヒーターまで貸していただき恐縮。

夜ご主人が昨年できたりんごのジュースを下げてテントにきてくださり、「今日やっと電気が届くようになり、うれしくてたまらない、今夜は家族みんな喜んでいる」と話されました。今回の津波で息子さんを亡くされたことを話されたのですが、ここに住むものは皆同じ境遇だからと、余り詳しい状況は話されませんでした。悲しみを乗り越えようと努力されているように感じました。

ここのお宅には、親戚の2家族が避難されていて、奥さんを亡くされた男性は、毎日家があったところへ行って仲間と復興に向けての話をしているとのこと。お子さん連れの若夫婦は仕事場を失ったが、勤めていた会社の仕事ができるようになり遠野市へ行くとのこと。皆さんそれぞれに先に向かって歩み始めていらっしゃいます。

テントでの生活は早めの就寝、夜が明けると目が覚め活動開始。健康的な一日で、翌日も瓦礫の撤去。2日目ですべての瓦礫を片付けることができました。

ただ、このときに打ち上げられた車のほうに向かって瓦礫を投げることはやめてほしいとの苦情がありました。私たちには単に瓦礫の山としか映らないものでも、被災された皆さんにとってはそれぞれに思い入れのある品々もたくさんあって、それがごみのように扱われるのがいたたまれないのでしょう。

アルバムやカメラ、パソコンなどの品は別にしてボランティアセンターの方に言付けましたが、まだまだ瓦礫の中には皆さんにとって貴重な品があるかもしれません。一瞬にして瓦礫と化してしまったことにどんなにつらい思いをしていらっしゃるのか、私たちには推し量る術もありません。

3日目も作業をし、午後、帰途につく予定になっていたのですが、隊長の小室議員の親族にご不幸があり、急遽帰らなくてはいけなくなったことと、天候も悪くなってきたこともあり、予定を早めて出発することになりました。朝早くからテントを撤収し、お世話になった皆さんにご挨拶し、余ったレトルト食品や米、水などをボランティアセンターに渡し、帰途に着きました。

途中、再開したばかりの仙台空港に小室議員を送りましたが、途中の田や畑は、海岸から3〜4キロのところを並行して走る道路まで津波を受け、あちこちに瓦礫や車が散乱していました。空港周辺もまだ信号機が点かない状況で、空港も応急で再開したような様子でした。

私たちはさいたま市に向かい、ホテルで1泊して久々のシャワーを浴び、ベットの上でやすみ、今日1日かけて帰りました。

5日間のボランティア活動でしたが、現地に行って改めて津波の被害の大きさを実感し、復興に向けて皆さん一生懸命になっていること、あちこちからボランティアの人たちが入ってきていることなどを知りました。私たちの力は微々たるものですが、それでも行政機関の復興作業では手が回らないところもたくさんあり、支援が必要だということを感じました。

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次に向かって
午前中、市職ユニオンが交流している中海四市町のうち、安来市、米子市、境港市の労働組合へ、市職ユニオン委員長と一緒に挨拶回りをしました。

安来市職は組織内議員を失いショックは隠せない様相で、挽回に向かってともにがんばっていく決意をして、あとにしました。米子市職では、組織内候補として当選を果たした森まさきさんにもお会いし、厳しい戦いだったことやこれからの取り組みなど意見交換、今後も鳥取、島根両県で交流を続けることを確認して別れました。

最後に境港市職を回って帰途、11時から始まった県議会会派打ち合わせ会に遅れて参加しました。民主党、民主系、社民党の議員9人で会派を組むことを確認しました。委員会の所属希望や役割分担などし、次回5月10日開催の臨時議会前に集まることを決めて散会しました。

このあと、また、支援団体への挨拶回りをして、事務所に帰りましたが、夕方、ご近所の95歳で亡くなった方のお葬式に参列しました。長い間療養しての天寿全うで、喪主の方は病気の苦しみからやっと解放されて天国で連れ合いと会い安堵しているだろうと、挨拶の中で述べられましたが、これから天国で夫婦して家族を見守っていかれることでしょう。

明日から民主党島根県連有志で陸前高田市へ震災ボランティアとして5日間行きます。再び事務所に帰り、留守中のことについて事務員さんと確認しました。何かあってもメールがあるのでやり取りは可能だと思いますが、現地の状況はわからないので、心配してくれていました。また、怪我などしないようにと天神さんからお守りをもらってきてくれました。皆さんに心配かけないよう、お手伝いに行って迷惑をかけないよう気をつけて行ってきます。 
| 角ともこ | - | - | - |
桜満開

挨拶回りで市内をまわっていると、あちこちで桜の花が満開なのに出会います。今まさに最高の満開で、どこもきれいで、車窓から花見え楽しませてもらっています。

先日、日曜日には、町内の婦人会の花見があり、私も参加しました。玉湯町の温泉宿でお花見会をしましたが、途中で観た、玉湯川の土手の桜も見事に咲き、たくさんの人が川原で、お弁当を広げていました。土手をそぞろ歩く人もたくさんいて、まさに花見日和でした。

さて、今日、当選証書をいただきました。東部県民センターの平尾所長から手渡され、これで名実共に当選いたしました。今回は、無投票ということで、私としては残念でしたが、そのことをしっかりと念頭に桜の花のように立派な花を咲かせるようがんばらねばと改めて思いを強くしたところです。 

| 角ともこ | - | - | - |