県議会に関心を
西川津町にある国際交流会館で、海外の女性の自立支援を中心に活動するグループの例会に参加し、県議会のことや私の活動のことなどを報告し、皆さんと意見交換しました。

長い間働いてきた経験を持つ人も多く、その中で女性の立場をいろいろな形で体験してきたことなど互いに話し合いながら、まだ女性が少ない議会で、女性の視点で皆さんの声を伝えることに取り組んでいることなど話しました。

年配の女性の皆さんは、働く女性が少ない中で、常に女性の代表のように扱われ、失敗したらいけない、後に続く人たちのためにも頑張らなくてはという思いで何事にも取り組んできたという話をされました。先輩のそうした努力があって、今日の女性の地位が向上してきているということを私たちは忘れてはいけないと思います。

また、議会を遠くに感じている皆さんには、自分が投票した人が今何をしているのか、ときどき議員だよりやホームページなどを見てチェックしてほしいということを伝えました。皆さんが納めている税金の使い道が決められる議会であるからこそ、無関心にならないようにしてほしいという事をお願いしました。
会員の皆さんは社会問題や時事問題に関心の高い人たちで、日頃から新聞・テレビで情報を収集している人たちですから、国政などには関心をもっていますが、県政になると少し関心が薄れていくようです。これからも皆さんが県議会にも関心もいただくよう、しっかりと活動していかなくてはいけません。 
| 角ともこ | - | - | - |
自治労議員連合

昨日は、退職者会のレクを途中で抜け、岡山市で開催された中国ブロック自治労議員連合の総会に行きました。

この会では、最初に組織内国会議員である相原久美子議員と江崎孝議員から国会報告がありました。相原議員からは、民主党の根幹である「子ども手当」が骨抜きにならないよう取り組むとの報告がありました。社会全体で子どもを育てるという視点から創設された「子ども手当」に所得制限が入れば意味がなくなるという発言、まさにそうだと思います。

子どもは等しく社会から守り育てられるべきであって、それに親の所得を反映する必要はありません。むしろ所得が多いというのであれば、税率を高くして所得の多い人から税として徴収するべきであって、子ども手当はどの子どもに対しても等しく給付されるというのがこの趣旨だったと思います。

また、よくいわれるのは、子どもに借金を押しつけることになるということをいう人がいますが、これまでに借金を重ねていて、その予算の在り方を見直していくべき時にこれまでと同じ考えでいたのでは、何も進展しません。若い世代が子どもを産み育てようという機運が生まれてくることが国の活力にもなっていきます。その若い世代の力が社会のあちこちで活かされていく状況をつくっていくことこそが大事だと思っています。ぜひ、相原議員には頑張ってこの子ども手当が改悪されないよう頑張ってほしいと思います。

また、菅総理の党内議論が進まないうちに方針を公表するということに対する党内の不満もあるが、しかし、それは党内で言うべきことであって、外に向かって言うべきことではないとの発言もありました。

まさに国民はそう思っています。党内のごたごたを外に向かって発信されるたびに国民は不安感を募らせます。政権が代わって今までの政権から引き継いだものを私たちの生活を第一に考える政策にいかに変えていくかという時です。一挙に変えていくことは難しいこともあり、試行錯誤もあるでしょう。それは党内で議論しあって、皆が意思を固めて事に向かってほしいと思っていますし、国会議員の皆さんにはそのことに努力してほしいと願っています。

江崎議員からも、これまでの取り組みの報告があり、今回の震災復興支援に向けて自治労対策委員会を立ち上げ、人の支援で現地とのマッチングに力を入れたことなどが報告されました。今、被災地の行政支援に自治労の組合員が交代で支援に出かけています。

総会では、議員連合会としての活動報告や各県からの報告があり、今後の活動方針と予算を決めて終わりました。この後の交流会では各県の状況など情報交換しましたが、今回の統一選挙で新しく仲間が増えたところ、減ったところ悲喜こもごもありましたが、これから国会議員はもちろんですが、地方議員もしっかりと頑張らねばならないというところでみな一致したところです。

| 角ともこ | - | - | - |
日本のエーゲ海牛窓
松江市退職者会の日帰りレクレーションに参加しました。私も会員であるこの会では毎年、日帰りのレクを企画しており、今年は岡山県の牛窓へ行ってきました。あいにくの雨で、日本のエーゲ海として売りの瀬戸内海を望む景色は、かすんで近くの島々しか見えず残念でした。

それでも、地元の観光ボランティアの案内で町の中を歩き、江戸時代風待ちの港として、また朝鮮使節の宿泊地として栄えた街並みや、使節団の接待処となった国指定重要文化財である本蓮寺等を見て回り、さらには、当時の技術や財力を活かしてつくられた祭りの山車を見ることができました。

牛窓は、平地の少ない地形を活かしたオリーブの産地でもあり、オリーブ園には2000本のオリーブが栽培され、オリーブオイルや化粧品などに加工しています。

ここで皆さんと一緒に昼食をとって、次の目的地に移動する途中で降りて、岡山市で開催された中国ブロック自治労議員連合の総会に行きました。
 
| 角ともこ | - | - | - |
出雲で会議
 今日は一日、出雲市へ行っていました。

長浜町にある出雲高等技術校が松江校と統合、増改築して新たに県立東部高等技術校としてスタートすることになり、今日、竣工式がありました。県議会からも来賓として出席し、関係者が多数集まり竣工を祝いました。

そのあと、市役所にある「ラピタ」で斐伊川水系治水期成同盟会、山陰道建設促進期成同盟会などの総会や意見交換会があり、10時30分から16時まで次々と会がありました。國、県、市町村の関係者と議員が集まり、治水整備や道路整備の状況について情報交換し、さらに整備を進めていくために国に要望活動をすることなどが話し合われました。

この中で、松江市からは、大橋川周辺の治水対策の整備に合わせて内水対策の取り組みや周辺地域のまちづくりへの国の支援要請や、改修に伴う水産への影響が懸念され水産振興推進の要請等がなどがありました。また、年末年始の大雪を受け大雪の際の交通路の確保への対応求める声もありました。こうした意見が反映され事業が進んでいくことを願っています。
| 角ともこ | - | - | - |
ひとときを若い人たちと
松江未来塾の社会塾コースで、日頃の活動を中心に話をさせていただきました。社会塾コースは、社会適応力やコミュニケーション力アップのためのコースで、今日は4人の塾生の皆さんと2人の先生とともに質疑を交えながら話をさせていただきました。

最初に災害ボランティア活動については話をしましたが、皆さんも震災直後の救援物資の提供に協力したとのことでした。皆さんも災害支援については関心があり、情報の取り方などについても聞かれました。

また、県議会議員そのものについても何をしているのかわからないということころから、日頃の活動などについて話をしました。選挙に行った人、行かなかった人、それぞれでしたが、投票しっぱなしではなく、自分が投票した人が、その後どんな活動をしているのか、ときどき関心を持ってほしいということも話しました。

積極的に話をする人、恥ずかしそうにする人様々でしたが、それでも皆さん熱心に話を聞いてくれました。皆さんは、6月には自分たちでカフェをやるそうで、社会塾の時間が始まる前まで、その準備の打合せをしていました。どんなメニューにするのかそのためにはどんな材料がいるのか、どれくらいの経費がかかるのか等、自分たちで調べ、試食したりして準備を進めているようでした。その時はまた行ってみたいと思います。

自分の能力を高めようと頑張っている皆さんと、いいひと時を過ごさせていただきました。
| 角ともこ | - | - | - |
延々と情報交換

民主県民クラブで、6月定例会の質問事項について、代表質問内容や議員間の調整などを行いました。これまでも全員質問に立つということで取り組んできましたが、今期も同様に全員で質問を行います。まだ項目段階ではありますが、これから調査を開始していきます。午後には早速、保健医療計画関係の勉強会を行いました。

さて、今日はお昼には、昔の職場仲間との食事会、夕方からは高齢社会をよくする会しまねネットワークの事務局会議を行いました。

久しぶりに皆さんとゆっくりと話をする時間が持て、お互いの情報交換やら、活動報告などで時間があっという間に過ぎていきました。Sネットの会議では、事務局の打ち合わせ事項よりも、日頃の皆さんが思っていることや議会に対することなどの話が多く、意見もたくさんいただき、6時から始まった会議は夕食も取らずに10時まで続きました。

これからも、いろいろな皆さんとゆっくり話をする時間を持ちたいと思っています。

| 角ともこ | - | - | - |
重点要望

国の来年度予算要求に向けての国への重点要望がまとめられ、議員への説明を行うための、全委員協議会と常任委員会が開かれました。これに先立ち、議会運営委員会が開かれ、議会運営に関しての取り決めの確認などがありました。

今回の重点要望は、東日本大震災、福島原発事故を受けての要望事項や、経済対策で行われたグリーンニューディール事業が今年度で終わるのを受けて漂着ゴミ処理の財源確保についてなどの新たな項目を加えての要望です。

常任委員会では、この重点要望と今年度事業の所管分についての質疑が行われ、漂着ごみ処理の状況、住宅耐震助成の状況などについて聞きました。漂着ゴミの処理は地元だけでは難しく、船や重機を使うとなれば費用もかかり支援が必要です。また、東日本大震災では津波のことが大きく取り上げられていますが、地震による住宅の被害もかなり出ており、耐震対策も必要です。

| 角ともこ | - | - | - |
つくばへ
 今日は妹が住むつくば市へ、選挙の報告と手伝いに来てくれたことのお礼に行ってきました。

つくばも地震の影響を受けていて、妹の家も壁にひびが入ったり外壁のタイルが剥がれたりと被害を受けていました。今朝も私もホテルで体験しましたが、震度3の地震がありました。ホテルの13階にいましたが、ゆらーりと揺れる高層ビルの地震を体験しました。つくばでも揺れ、またひびが広がったと言っていました。

義弟のお父様がちょうど鳥取から出てきており、しばし、政治のことやら、地元のことなどでお話し相手をしましたが、やはり、今の政治を憂いており、こんな時だからこそ、1つになってしっかりとやってほしいと苦言を呈されました。

午後は、お義父様は結城の方へ義弟と観光に出掛け、私は妹と阿東町のアウトレットモールに出掛け、JALの最終便で帰ってきました。
| 角ともこ | - | - | - |
全国幹事長会議
全国幹事長・選挙責任者会議が党本部であり、県連副幹事長の川井市議会議員と2人で出席しました。今回の大きな議事は、先の統一地方選の総括です。

会議が始まる前に、食事会をかねて、懇談会があり、幹部が一人づつ張りついた各テーブルで意見交換しました。いずれも、今回の選挙の厳しかったことを各地方の事情も交えながら報告しました。

午後から場所を変え、党本部のホールで会議が行われました。地方基盤の強化と位置づけて戦った今回の地方選挙は、地方では何とか頑張ったものの、都市部では惨敗と言う結果となり、当選総数を前回よりも下回るってしまいました。岡田克也幹事長から、「この結果は党本部の問題であり、幹事長としてお詫びする」とのことが冒頭の挨拶の中で述べられました。

地方からは今回の事態を招いた、党本部のごたごたに厳しい批判の声が相次ぎました。そして党内から野党の不信任案提出の動きに同調するような声が上がらないよう、党内の結束を図るべきとの厳しい意見が多く出されました。

責任論についても声が上がりましたが、「ここで結束して頑張らねば国民は民主党から離れていく。首相も頑張っているので、我々が支えなければ国民も支えてくれない」としっかりと取り組む決意が述べられましたが、全員野球でしかっりと取り組み、国民の信頼を得る政治にしてほしいと願うのみです。

幹事長会議は冒頭の岡田幹事長の挨拶までしか取材を入れていませんので、幹事長会議が終わるや、各報道記者が地方議員に取材に走っていました。私は、席が奥のほうだったため、そこをすり抜け、近くの麹町の剛堂会館へ急ぎました。ここで行われている女性のための政治スクールの16期修了式にあわせて、校長の円より子さんの講演会があり、これに参加するためです。

すでに始まっていた講演会は、もう終わりにかかっていましたが、そのあと出席者一人一人が自己紹介を兼ねて意見を述べて終わりました。今回の政治スクールは選挙と重なったため、受講しませんでしたが、来期はまた受講しようと思っています。なんといっても多彩な講師が魅力で、地方ではなかなかお話が聞けない人たちの生の声が聞ける貴重な機会ですので、なるべく逃さないよう頑張りたいと思っています。 
| 角ともこ | - | - | - |
原発視察
昨日に続き、本日も両県議会議員の勉強会を開催。今日は、島根原子力発電所を視察し、安全対策について調査しました。

すでに報道でもありましたように安全対策として、津波対策としての防波壁の高さを15mまで引き上げることや海水の浸入を防ぐための建物の扉などの改修、冷却水の確保、また電源確保のための発電車等の配置やそのために必要な燃料の確保などについて、現地を見ながら説明を受けました。

日本海東部秋田沖を震源とするマグニチュード7.8、津波の高さ15メートルを想定したものですが、しかし、それ以上のことも念頭に置きながら対策を講じていくことも必要です。

電源が断たれれば、厚いコンクリートで覆われた建屋内は真っ暗、空調も聞かなければ蒸し風呂となります。

今、福島原発ではそうした中、必至の事故処理に追われています。一度事故が起きれば、見えない放射能相手に作業をしなければならいなど、大変厳しい中で作業ですし、あってはならないことですが、最悪の場合は今回のように空気中や水中に放射能が漏れることもあり、安全対策は二重三重の備えでも足りないくらいです。 

写真は、3号機の原子炉(写真上)とタービン(写真下)ですが、まだ、燃料がが入っていないため、蓋が開いたままとなった原子炉です。(黄色が格納容器、その隣の濃い茶色のが圧力容器の蓋)

直径2m長さ15mのタービンが回転して、山陰両県の電力を賄える137.3万キロワットの電力を供給する予定です。

現地視察を終えた時点で、鳥取県の福間裕隆議員と伊藤保議員の3人で中国ブロックの民主党幹事長会議二出席するために岡山に向かいました。
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