笑いで地域おこし
昨夜は、市職ユニオン本庁支部総務ブロックの交流会があり、私も参加させていただきました。管理職も嘱託・臨時職員も含めて職員全員参加で企画され総勢140名の人たちが参加し、地ビール館で焼き肉をつつきながら、日頃の仕事の疲れを癒すとともに職員同士の交流を深めました。

(今展示中のレゴで作られた松江城)
この企画の前半には、松江歴史資料館の見学会と「住みます芸人」落語家の桂三段(桂三枝さんの弟子)の落語会がありました。「住みます芸人」とは、47都道府県に1人ずつ吉本興業所属の芸人を住まわせ、各地からその土地の素晴らしさを毎日発信するという吉本の企画で配置された芸人です。

島根県の「住みます芸人」の桂三段さんは、毎日夜10時から11時までネットを通して島根の情報を生配信しているほか、ブログで紹介し、島根の魅力発掘と発信に取り組んでいます。そして昨夜のように落語会を開いて自分の芸を披露することで地域に笑いの提供もしています。

落語は自分の仕事が見つけられない若者の悲哀を笑いの中に込めたもので、芸もしっかりとしていてよかったのですが、そのあと南京玉すだれは、まだまだ修行が足りないという感じで、落語で終わっていればよかったのにという感じでした。(三段さんゴメンナサイ)

吉本のネットを通して各地の魅力を芸人が発信する企画 YNN(Yoshimoto Neta Network)  で島根の魅力を大いに発信していただくよう、私たちも協力しましょう。
| 角ともこ | - | - | - |
水政策について要請

全水道山陰地区本部では、毎年この時期に水政策に関して山陰各自治体に要請活動を行っています。今年も、全水道中国地方本部の下垣内真治書記長をトップに山陰地区本部の役員などと一緒に私も加わり、総勢10名で島根県に要請を行いました。

最初に山陰地区本部副執行委員長で松江水道労働組合の前島繁委員長から伊藤修二島根県環境生活部長に要請書が手渡され、水資源確保に向け水資源保護条例の制定や水源の環境保護、汚染の防止などの9項目にわたって要望を行いました。

伊藤部長から水の安定供給を目指し、県民の貴重な財産としての水資源環境の保全に水森税などにより県民全員で守ることをあいさつで述べられました。

そのあと、各担当課から項目ごとに回答がありましたが、いずれにしても県が市町村や関係機関と連携をとって水源の環境保全と汚染防止対策防止対策にセ局的に取り組むことが大事です。

| 角ともこ | - | - | - |
原爆を語る
国立広島原爆死没者追悼記念館の「被爆体験記を読み語るプロジェクト」の被爆体験記朗読会に参加している「さなっぷ」の朗読会がスティックビルで開かれ行きました。

4人の元アナウンサーでつくる「さなっぷ」の石原美和さん、森山悟子三のお二人が2つの体験記と5つの詩を朗読されました。いつでもそうですが、原爆の体験記を聞くとその人の体験や思いに涙がこぼれそうになります。

森山さんもおっしゃってましたが、今回の震災の津波による被災地の様子は戦火を受けた町と重なるといわれましたが、私も被災地を見たときに、真っ先に浮かんだのは広島の原爆投下後の市街地を映した写真で、それと重って自然の恐ろしさを感じました。

戦争とは違い、自然の脅威によるものですが、被災された人の気持ちは変わらないと思います。なぜ愛しいものの命が奪われなければならなかったのか、生き残った自分はこれでいいのかという思いに被災された皆さんは苦しんでおられると思います。

この会では、私も話をする機会を作っていただきました。陸前高田市にボランティアで行ったことを話しましたが、そんな思いを封印するかのように現地の人たちは気丈にふるまっておられたのが印象的でした。そんなことなどにも触れながら、何もかも壊してしまう津波の脅威などを話させていただきました。

この会は陽だまりの会が主催し、スピーチの仕方の研修を兼ねて行われ、後半では石原さんによる3分間スピーチの講習も行われました。
| 角ともこ | - | - | - |
松江市からの要望

今日は天神さんの日ですが、朝から雨が降り、露店は客待ち顔です。一時はすさまじい雨も降りどうなる事かと思いましたが、昼過ぎには雨も上がり、子どもたちも出てきてにぎやかになりそうです。

午前中、松江市から県への要望について、松江地域の県議に説明がありました。新規4件、これまでの要望にさらに新たな項目を付け加えたもの2件、継続9件の合計15件の要望について市長から説明を受けました。

発達障がい児等への支援体制として松江市発達・教育相談支援センターを設置し、乳幼児期から青年期までの一貫した支援体制を作っていますが、本来は県が中心となって行うべきで、高等教育との連携を図るための指導主事の派遣やリーダーの養成など県の支援を要望しておられました。

昨年、文教厚生員会で滋賀県に調査した際には、発達障害などのどんな段階での相談にも応じられるようケアマネージメントをする人を養成し認証したマネージャーを、各圏域に設置した支援センターに配置する事業を行っていましたが、乳幼児期から青年期までのそれぞれにかかわる人たちをつなぎ子どもや家族の相談に応じられる体制を作ることが必要です。

また、出雲空港と上海あるいは台湾とを結ぶ国際航空路線の開設など、出雲空港の国際線乗り入れに向けた県の方針を明確にすべきとの市長からの意見もありました。

島根県の県都として他の地域をけん引する役目を持つ松江市と県が連携した取り組みによって県の発展につながる政策が実現するよう私たちも努力したいと思います。

| 角ともこ | - | - | - |
しまね人権フェスタ

くにびきメッセで「しまね人権フェスタ2011」が開かれ大勢の参加者でにぎわいました。

このフェスティバルには、日本女性会議in松江の運営委員会も協力と日本女性会議のPRに参加しており、私も出かけました。参加者にチラシを配ったりしながら、日本女性会議のPRをしました。自死遺族の会「虹」やプロジェクトゆうあい、紫の風など様々な人権にかかわる課題の解決に活躍する団体や各種機関の皆さんが、それぞれの活動の啓発などに取り組んでおられました。

女性会議も10月開催の会議のPRに舞台に上がったり、会場内を歩き回っていました。少しでも多くの皆さんが参加してくれることを願っています。

| 角ともこ | - | - | - |
みんな主役の政治
午前中は、民主党島根県連一区総支部の第17回定期大会がありました。

党員サポーターの拡大の取り組みの弱さや県議選松江選挙区での無投票で活動低下の懸念を指摘する質問などがありました。総支部として反省すべき点は反省し、「政権交代までの苦難の道のりと思いを胸に 新たな決意で前進しよう!」をスローガンとした2011年の活動方針、予算を採択し、合併による松江市議会議員増員選挙に森本町議を推薦することを確認して終わりました。

そして、小室寿明議員の国政報告が行われ、菅首相が引退のメドとした公債特例法案が成立しなければ、9月以降の予算執行ができなくなり、地方も国からの金がなくなり行政に支障をきたすことや、税と社会保障の一体化を進めないと、これからの少子高齢社会を支えていくことができなくなくことなどを話されました。

会場からはこういった話をもっとしてほしいとの意見もあり、国政報告会を頻繁に開くことの必要性を痛感したところです。

午後からは、民主党島根役員OB会が主催する「みんな主役」の政治講演会があり、北海道大学大学院の山口二郎教授が講演されました。今の民主党による政治はそれまでの小泉構造改革による裁量的でリスクを個人化したものから、ルール志向的でリスクの社会化を図る政治に変えていくもの、戦後政治は民意とは関係ない政・官・業が結びついたさらにそれに報・学が加わった政治で、それを打ち壊すのが政権交代であり、その緒についたところであると解説されました。

そして国民の生活が第一のマニフェストの理念は間違いなく、その各論の製作過程に議論の積み上げなく問題があったと指摘されました。

折りしも、岡田幹事長がマニフェストで陳謝し、子ども手当て大幅に修正する案が出されたところで、私もこれまで、所得制限の導入は反対していましたが、その点であとの交流会でも話を向けると、大変怒っておられ、ことに若い世代の所得の低いなか子育てを応援するものとして必要であり、所得把握のコストを考えると無駄なことであり、所得の多い人は税で徴収すればいいのだと言う話で沸きました。
| 角ともこ | - | - | - |
必勝を期す

一昨日から台風の影響で大風が吹きましたが、あちこちで水害が起きている他の地方ほどの降雨はなく過ぎていきました。しかし、国内各地では、まだ台風の影響で大雨が降っているようです。

今日は午前中県連のほうに出かけたあと、事務所に帰り議会だよりの原稿書きをしました。先週のうちにと思っていましたが、なかなか、原稿ができません。明日には、出稿したいと思っていますが。

午後からは、8月1日に松江市に合併する東出雲町地域で行われる、松江市議会増員選挙に出馬予定の森本町議会議員のあいさつ回りに同行しました。支援者の方は大概自宅におられ、皆さんと言葉を交わすことができました。新聞報道によれば、説明会には5陣営から出席があったとのこと、激戦が予想されます。

森本議員は現在2期目で3児の父で、地元企業の社員。若手議員として期待される人です。8月21日に予定される選挙での勝利を目指して応援します。

| 角ともこ | - | - | - |
大型台風襲来
今日から計画していた原発安全対策調査チームの視察は予定していた出雲空港からの飛行機が台風のため全便欠航となり、中止しました。そして、皆さんと日程調整の結果、お盆前の時期に予定を変更して実施することにしました。

今日から3日間の予定がすっぽり空いてしまいましたが、議会だよりの原稿がまだできていないので、この期間を利用して原稿を書きたいと思います。 

それにしても、台風の影響で風が強く、事務所の壁のトタン板が飛んでしまいました。すぐに補修をしてもらいましたが、風が強く心配です。近くのお店では積んであった段ボール箱が風に飛ばされて道路へ、お店の方が車を気にしつつ回収に走っておられました。

九州、四国、近畿と国内各地域では、かなり被害が出ているようで心配です。
| 角ともこ | - | - | - |
夏の空に思いをこめて
松江未来塾を会場に東日本大震災チャリティコンサート「夏の空に思いをこめて」が開かれました。JOYFUL JOYFULの皆さんによる歌と演奏を楽しみました。

最初にアイコさんの「北斗七星」のお話を聞き、コンサートに入りました。テレビドラマ「坂の上雲」の主題歌となった「スタンドアローン」や「上を向いて歩こう」などなじみのある曲が歌やバイオリンチェロ、アコーディオンなどの楽器で次々と演奏され、約1時間、狭い部屋の中でしたが、演奏者の皆さんとわれわれ聴衆が一体となったコンサートでした。

被災地と繋がる空を見上げて遠く離れた松江から思いを寄せることも今の私たちにできること、そして被災地で復興に向けて頑張る人たちとともに、私たちも今自分にできることに一生懸命になってみようと思います。

午後からは、東出雲町職員労働組合の自治労加盟40周年の記念式典があり、来賓として招かれました。8月1日には、松江市と合併し、組合も松江市職ユニオンと合併しなくなってしまいますが、東出雲町職の皆さんのパワーでさらに活動が活発になることを願っています。 
| 角ともこ | - | - | - |
福島原発事故について学ぶ

女性のための政治スクールで東京にいってきました。今回は元IAEA原子力発電部長で現在原子力委員会委員の尾本彰さんによる「福島原子力発電所の事故について」、同じく原子力委員会委員の秋庭悦子さんによる「福島原子力発電所事故の影響」、そして厚生労働省産業雇用政策企画官の宮本悦子さんによる「東日本大震災と雇用対策」の講義がありました。

尾本さんによる講義は内容の濃いもので、専門的な視点から事故について解説されました。資料が多く時間が少ない中での駆け足の講義でしたが、今一度、全体を通しての事故の解説によって、これまでの事故について聞いてきたことを整理できたような気がします。

秋庭さんは現地に行き被災者の声を聞き、皆さんの不安かを除く取り組みをしていらっしゃいます。一回だけではなく、皆さんが納得できるまで何回でも専門家が助言して行くことが大事と話されました。

宮本さんからは、雇用対策として取り組まれている「日本はひとつ」しごとプロジェクトについて解説していただきました。現在フェーズ2まで来ていますが、雇用調整助成金の拡充や雇用保険の延長給付の拡充、各種保険料の免除、事業者への経営再建支援等が行われており、被災者の就労支援と雇用創出に取り組まれている現状を話されました。

福島原発事故への対応と震災被災者への就労支援が政府で進められていますが、こうした取り組みが一刻も早く効を奏して、被災者の皆さんの生活が再建されていくことを願うものです。 

| 角ともこ | - | - | - |