たけうつぁん
今年も夏の終わりを告げる「たけうつぁん」、地元武内神社の祭りがあり、夕食後出かけました。

年々人出が少なくなっていくのを感じる祭りです。露店も年々少なくなり、神社裏もぎっしり詰まっていた店もとうとう今年はきれいになくなり、代わりに、住民の皆さんが書いた絵が張られた提灯がにぎわいを出していました。

ぐるりと露店を回ってみて歩いた後、近所に住む夫の従妹の家により、休憩。一昔前は、この家の前の道は参拝者がひっきりなしに歩いていましたが、ほんのひと時を過ぎるとほとんど人通りもなくなり、静かなものです。

従妹も毎年この祭りに出店する梨農家さんの梨を買うことにしていますが、今年はとうとう店も一軒になってしまったとか、その店も私たちが通るころには、店じまいしていました。だんだんとこうした伝統行事に人も集まらなくなり、祭りもだんだん廃れていくのでしょうか。寂しいことです。
 
| 角ともこ | - | - | - |
異業種参入

建設環境委員会の県内調査で邑南町へ行きました。今回は「地域に貢献する建設産業のあり方」をテーマに地域と建設業の関わりの現状と課題を調査しました。

最初に、邑南町上田所でチョウザメの養殖をする小林建設さんを訪問しました。建設業の技術を活かし、鉄板などを使い生簀を作り、チョウザメを飼育しています。チョウザメは7〜8年かけて卵であるキャビアを採取することができ、稚魚を仕入れてから、その間、地下水を利用した水槽で飼育しています。現在、15基の池や水槽を使い4500匹のチョウザメを飼育しています。

国内でチョウザメの孵化をしているところは2ヶ所ありましたが、今回の震災で一箇所はだめになり、現在は残る一箇所になっているとのことですが、まだここで孵化することはできておらず、県の試験場に相談しているとのことです。

平成17年から事業を始め、21年度からキャビアを生産、また、魚肉も生食用や燻製に加工してインターネットなどを利用し販売しています。昨年は年間の経費分が回収できるようになりましたが、今年は震災の影響を受け、昨年ほどの売り上げに至っておらず、まして投資分の回収はまだまだという状況の中で頑張っておられます。

視察後、昼食を今年5月にオープンした、神奈川からやってきたシェフが地元食材を調理し提供するレストラン「Ajikura」でとりました。古民家を再生したレストランは落ち着いた雰囲気で若い人たちにも人気があるレストランです。

その後、役場に場所を移し、建設業協会、町議会、役場の皆さんとの意見交換会をしました。建設業者の皆さんは、公共事業が減少する中、農業関連の事業に異業種参入していますが、一番の課題は販路の確保です。ITを活用したり、アンテナショップに出したりしていますが、なかなか当初の計画通りに行っていないのが現状です。バイヤーとのつながりをどう持つのか、県がどのように支援できるのかが鍵のように感じました。

さて、今日は、民主党の代表戦で、視察の間、報道各社から問い合わせが頻繁。県連と連絡を取り合いながら、マスコミ対応は内田会長にお願いし、コメントは県連から記者クラブに発信してもらうよう手配したりと、移動や食事の合間に連絡を取っているので、同行している議員も気になるようでした。

結果、野田さんが新代表に決まり、私としてはよかったという感想です。しかし、これからの党運営が心配であり、党内融和と言うことを皆さん掲げていたので、今度こそノーサイドで挙党一致で向かっていってほしいと願っています。そして、震災復興を中心に今の経済状況を好転すべく、野田代表には強いリーダーシップを発揮して頑張られることを期待しています。 

| 角ともこ | - | - | - |
代表は誰
午前中は、農団労の定期大会が出雲市であり出かけました。第50回の節目となる定期大会で、委員長のあいさつ文には、組合の歴史を振り返っての話が掲載されていましたが、低い賃金のアップあるいは女性蔑視の待遇等の改善に取り組んできたことなど、労働条件の確保と労働環境の改善に努めてきたことなどが綴られていました。

こうした組合の歴史を今一度若い人たちにも知ってもらい、先人の努力あっての今の組合活動があることを伝えることは大事ですし、今の労働条件が一朝一夕に整ったということではないことを若い人たちも伝え、次の世代に何を残すかを考えながら活動に取り組んでほしいと言う願いが込められたものだと思います。

来賓としての私からの挨拶は、今回の福島原発事故によって食の安全が脅かされており、しっかりとした農畜産物の検査体制の構築と風評被害を防ぐ取り組みを進め、安心安全を確保していくことに議会で取り組んでいくことを述べました。組合員の皆さんが関わる農林水産業の置かれている立場は厳しいですが、様々な課題を解決するために組合の皆さんと意見交換しながら取り組んでいかなければなりません。

私たちは挨拶を終え、退席して、松江に戻り午後から予定している県連幹事会の準備をし、1時からの県連幹事会に望みました。

本日告示された民主党代表選挙候補について常任幹事と小室代表との意見交換をしましたが、幹事それぞれに意見は分かれ、どの候補を選ぶということにはなりませんでした。また、小室代表もまだ決めかねており、候補の政見を聞き投票までできるだけ候補の皆さんの話を聞き決めるということでした。

新しい首相には、震災復興と福島原発事故収束を柱に挙党一致で、そして野党とも連携して取り組んでほしいと思います。そして復興財源として増税からも逃げずに議論しほしいと思うのです。 
| 角ともこ | - | - | - |
未だ戦争終わらず
応援していただいている皆さんの所へお便りを配りに歩いていますが、皆さん久しぶりに会う人たちですので、上がってお茶を飲んでいくように進められる人たちばかり、近況やら政情やら、いろいろと皆さんのお話を聞かせていただいています。

その中で、お兄さんをシベリアで亡くした人から、このたびお孫さんがウラジオストックに行くことになり自分が願っていた遺骨収集にいけない代わりに、石ころを拾ってきてくれることなったという話を聞きました。

このお孫さんのゼミの先生は海外でボランティア活動しているひとで、この夏休みは、ウラジオストックにあるシベリア抑留で亡くなった人たちの鎮魂のために立てられた仏像を覆う建物をつくりに行くそうで、お孫さんも一緒に活動をするということです。

お兄さんの遺骨収集は叶いませんが、せめてかの地のものをもって帰ってもらうことで、長年の思いが実現する喜びを私に話さずにはいられなかったと、本当にうれしいと喜んでおられました。戦争が終わって66年経った今でもまだ戦争が終わっていない人たちもいます。 
| 角ともこ | - | - | - |
被災者支援を考える

震災支援について、女性グループで話し合う会に参加しました。

最初に南三陸町出身の女性から、家族の被災の状況が話されました。実家には母親と義妹、その子ども3人の5人が暮らしていたが、当日は学校、職場、自宅と皆がそれぞれ違う場所いたが皆無事だった。実家は以前の津波では被害を受けなかった高台にあり、母親は当初津波が来ないと思っていたが、海の状況を見て危ないと思い、近所に住む親せきのものと裏山に必死で登って助かった。一人だったら登り切れていなかっただろうと女性は話していました。実家の周りには親戚のものが住んでいたが、そのうちの何人かは逃げ遅れ亡くなったり行方不明になっているとのことでした。その集落は1軒を残してすべて津波に流されたそうです。

身近な方から家族の被災の話を聞き、改めて津波の恐ろしさを実感しました。彼女も小さいときから津波の恐ろしさを聞き、学校でも避難訓練などしていたが、それでも予想を超える津波に被害が大きかった。ただ、学校では皆無事に避難し、小・中・高校それぞれにいた子どもたちは無事だったとのこと。

震災直後は皆気が張っていていて気丈に振舞っていた人たちも5月が経ち、気持ちに変化が生じているとのこと、一生懸命に明るく振舞おうとしているが、心は萎えてきていると感じるとのことでした。

さて、私たちは何をしたらいいのか、現地に行って支援のボランティアをしたいという気持ちはあっても行くには遠すぎて、体力などを考え合わせるととても行くことができないが、ここにいて何かできることはないかということになり、被災地で仮設住宅を訪問し心の支援をするグループにその時に持っていく、日常で使えるものとお手紙を入れた小袋を送ることにしました。

現地のニーズはなかなかわかりませんが、実際に行く人たちに委ね、その状況を聞き次につなげていくということで、やってみようということす。

| 角ともこ | - | - | - |
代表戦をめぐって
先週末あたりから、報道各社からの県連あてのアンケートがきています。もちろん民主党の代表戦に関するもの。残念ながら、今回は私たち党員・サポーターには投票権がなく、いろいろ聞かれても、どうしようもないのですが、しかし、地方に住む私たちの声として投票権のある国会議員の皆さんには聞いてもらいたいと思います。

今、代表戦に立候補が予想される人の名前が次々とあがってきていますが、果たしてそのことが選挙後の党内情勢に影響するのではないのかと心配するところです。常に挙党一致ということを私たちは言っているのですが、選挙戦がその後にしこりを残すことにならないようにしてもらいたいものです。

増税も争点の一つですが、復興に向けては増税止むなしと私は思います。国民皆で負担することで、より復興の実を上げ、そのことによって経済が好転していくことになれば、さらに復興への力に加速がつくことになると思います。

目的と内容、期限を明らかにして国民にきちんと説明されれば、復興税への理解が得られると思っています。今ここでは増税から逃げてはいけないと思うのですが。
| 角ともこ | - | - | - |
松江市議増員選挙当選
 支援を受けている農労組の定期大会があり、挨拶に出かけ、その後、昨日から開催されている全国政策研究会に米子に向かいました。

今日は分科会でしたが、着いたころにはほとんど終わりかけており、質疑のところを少し聞けたくらいでした。今回の研究会のDVDが作られるということで早速申し込んでおきました。

午後から分科会の報告会があってすべて終了しました。鳥取県議、米子市議など地元の議員さんたちが運営にあたり盛会のうちに終わりました。皆さんお疲れ様でした。いい研究会を山陰で開いていただき感謝です。

夜には、東出雲町地域で行われてた松江市議会議員増員選挙の開票を見守る会に出かけました。投票率53.97%と低調な選挙で、それが影響したのか、応援していた森本議員は約450票近くの差をつけられ、2272票で2位当選でした。それでも当選は当選、よかったです。森本さんの今後のご活躍をお祈りします。
| 角ともこ | - | - | - |
全国政策研究会in米子

米子コンベンションセンターにおいて自治体議員政策情報センターが主催する全国政策研究会が開催され出席しました。

第1部では、片山善博総務大臣から「地方自治と議会」、福嶋浩彦消費者庁官・前我孫子市長から「消費者行政から見えてくる地方自治の課題」と題してそれぞれから講演があった後、お二人による対談と会場との質疑が行われました。

この中で、片山総務大臣からは、国から地方への財源を紐つき補助金から交付金にかえることで使いがってのよいものしたはずなのに、地方の首長からは補助金に戻してくれという声が上がってくる、補助金のような手続き事務も省力化され、地域の実情に合った事業ができる「住民生活に光をそそぐ交付金」にしたことが生かされていないことが指摘されました。

福嶋長官からも、その光を注ぐ交付金を生かすはずの消費者行政は、消費生活の中であらゆる課題に直面する点から言えば総合行政であり、もっと市町村も充実していかなければならないが、補助金でくれという地方からの要望があるという現状を話されました。

確かに交付金の使い方については、もっと精査すべきでその点をしっかりと議会でチェックしていかなければならいことです。

第2部では、「原発に頼らない社会へ〜エネルギーの地産地消〜」と題して環境エネルギー政策研究所の山下紀明さんの講演がありました。

これからのエネルギー政策についてヨーロッパでの取り組み、たとえばスペインのバルセロナでは太陽熱温水器を義務付ける条例を制定し、さらにはそれによって周辺地域に利用が広まり最終的には国の法律となったことや、デンマークの人口4000人余りのサムソ島では100%自然エネルギーで賄っている事例などを紹介して、講演されました。

原子力に頼らない自然再生可能エネルギーの活用を高めていくエネルギー政策の転換については、地方でもしっかりと考えていかなければならいことですし、地方から国の政策へと押し上げていく気概を持って私たちも取り組まなければならいということを強く感じました。

| 角ともこ | - | - | - |
街頭から
今朝は、久々に街頭に立ちました。くにびき大橋南詰めで、小室議員とともに街頭演説をしながら手振り。私の家のほうでは降らなかったのですが、津田あたりから西では朝方雨が降ったようで、そのせいか暑さもそれほどにきつくなく、1時間街頭に立ちましたが、さすがに終わったころに汗ぐっしょりでした。

私からは、先日民主県民クラブで調査に歩いた原発安全対策にふれ、新潟県の防災体制のすばやい強化のとりくみや、国の指針を待ってと国ばかり向いている溝口知事の姿勢について等、街頭から訴えました。

昼間は、これからの講演会の取り組みについての打ち合わせや原発調査を掲載した議員だよりの作成などをしました。まもなく、議員だよりの臨時号を掲載します。

夕方には東出雲の市議会議員増員選挙の街頭演説の応援弁士として出かけ、楫屋駅前で候補者の支援を求めてお願いの挨拶をしました。5人の候補が出ている今回の選挙ですが、まだまだ選挙ムードが盛り上がらない選挙になっています。これから終盤に向かい、市民の関心を高め、私たちが応援する候補の勝利につなげていきたいです。 
| 角ともこ | - | - | - |
お盆の選挙

今日から東出雲町と合併した松江市の市議会議員増員選挙が東出雲町で始まりました。この選挙は定員2名で次の松江市議会の改選までを任期として議員を選ぶものです。

私も民主党島根県連で応援する候補の出陣式に出かけ、みんなで激励しました。合併によって地域の存在が薄れていくことを危惧する住民にとってしっかりと地域の声を議会に届ける議員を選ぶ選挙ですが、その割には住民の関心がいま一つの盛り上がらないのを感じます。この状況を選挙期間中に吹き飛ばし、皆さんが投票所に向かっていくようになってほしいものです。

出雲町はものづくりの町として栄えてきました。そして候補は、その中心的な企業の社員として働きながら町会議員として活躍してきた実績をもつ議員です。気さくな性格で皆さんの意見を聞く候補には、何としても当選を果してもらいたいです。

盆中の選挙をこれまで体験してきたことがありませんが、皆さんそれぞれにお盆の行事もあり、遊説隊を見送るとそれぞれに自宅や親戚に向かい、お客さんを迎えたり、出かけたりする中で候補の支持をお願いするという状況です。この機会に関心が高まることを願っています。

私も、実家の墓参りに出かけ、父や祖父母の墓に手を合わせてきました。今日は日帰りで、明日は我が家のお客を迎えることになりますが、とはいえ、なかなか選挙区に関わるものは少ないです。

| 角ともこ | - | - | - |