少し前進の質問答弁

一般質問に立ちました。

予定では11時10分からでしたが、私の前に質問に立った議員が答弁を知事だけに求め、知事も答弁が5分程度で終わったため、私の質問が10時35分に始まりました。皆さんに11時頃にはスタートですと予告していましたので、その時間を目指して傍聴にこられた方は、到着した頃には、私の質問は終わり、答弁に入っているところという状態になってしまい、それじゃしようがないと帰れた方もあったようで、傍聴のご案内した方々には申し訳なく思います。

ただ、こういうこともあるのだと言うこと、また以前には、私の前の議員の答弁を求める項目が多く、私の番に回ってくるまでずいぶん時間がかかったこともあり、今後は皆さんにそういうこともあると言うことを伝えておくことも必要だと思いました。

今回の質問内容については、先日ご報告したとおりですが、その中で高校書道教諭の採用については、来年度の採用試験に向けて検討したいという答弁があり、採用に向けて一歩前進というところです。来年度採用試験では募集があることを期待し、これから注視していきたいと思います。

インターネット依存から子どもを守る取り組みは早急にやっていかなければならいことで、子ども本人や家族だけでなく、学校、事業者など関係者すべての人たちそれぞれの責務を明らかにしながら、一体となった取り組みが進むことが必要です。それぞれの責務を明らかにした条例制定については今後の検討課題とされましたが、こどもたちの未来を思うと早急な対応が必要です。

質問内容及び答弁について、詳しくは県議会HPで録画中継していますのでご覧ください。
http://gikaiair.pref.shimane.lg.jp/vod_201309.html

| 角ともこ | - | - | - |
映画吹き替え収録
今年も映画のバリアフリー化の取り組みに参加しています。目や耳の不自由な人にも映画が楽しめるよう音声ガイドや字幕、吹き替えもより分かりやすくするなどの工夫をしてのバリやフリー化です。

今回は映画「34丁目の奇跡」の吹き替えの収録に参加しました。声優塾での練習に参加し、練習してきましたが、収録を前にもう一度練習。私が吹き替えするのはほんの少しですが、それでも本人の心情を考え、映画の進行に合わせてしゃべるのは難しいものです。

収録場所のテクノアークしまねでは、それぞれに役を割り当てられた皆さんが順番に来て収録をしていました。出来あがった映画は、11月2,3日には出雲市で、12月14日に松江市のスティックビルで上映されますのでぜひご覧ください。 
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夕日

宍道湖に沈む夕日の美しい季節となり、夕暮れ時の湖岸はカメラを持った人が続々と集まってきます。今日も薄雲が出て夕日の撮影日和とあって多くの人たちが湖岸に集まってきていました。ちょうどその頃、湖岸を車では走っていた私も車が止まったら車中からでもと思っていましたが、そうは問屋がおろさず、撮影ポイントは過ぎ、夕日も建物の陰に入って、やっと止まったときにはビルの中に沈む直前の夕日を瞬間カメラに納めましたが、すばらしい宍道湖の夕景というわけにはいきませんでした。

先週から始まった市職ユニオン各支部、ブロックの定期総会、今週も毎日続きます。ちょうど県議会と重なるこの時期、ほぼ9月議会と同時進行で次々と開催されます。9月定例議会は10月11日閉会ですが、その翌日12日が市職ユニオン本体の定期大会でその日まで続きます。

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質問順決まる

本日午後3時の一般質問通告の締め切りをもって一般質問の順番予定が決められました。今の予定では私は30日11時から質問順です。

今回の質問は、
1.海岸漂着ごみ処理について これまでも質問していますが、国からの基金事業によって取り組まれている事業で、海岸管理者が主体となって行う事業となっていますが、実際にはボランティアが中心となってゴミの改修を行っており、管理者が海岸ごとに違うため、対応がまちまちになっている問題の解決を求めます。
2.木質バイオマス発電事業支援について 山林が8割近く占める島根にあって林業活性化に向けた事業として注目されるところですが、果たして燃料となり木質チップが安定手的に供給されるのか、その点について質問します。
3.ネット依存について 携帯、スマホの普及で子どもたちちが簡単にインターネットにつなぐことができるようになりましたが、長時間にわたってインターネットによるゲームなどに依存する傾向が見られ依存症が心配されます。その対策について質します。
4.高校書道教諭の採用について 芸術科目の音楽、美術に比べ、書道では県立高校全体で専門教諭は2名しかいません、この問題について質します。
5.障がい者雇用について 障がい者の就労支援と工賃向上に向けて現在取り組まれていますが、その状況について質問します。
6.公共工事設計労務単価の改定について 労務単価改定が公共工事に従事されている皆さんの賃金に反映されることを求めて質問します。

以上について質問しますので、お時間のある方は傍聴あるいはインターネット中継をご覧ください。皆さんのご意見をお待ちしています。

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9月議会開会
今日から10月11日までの会期で島根県議会平成25年9月定例会が開会しました。今回も恒例の朝の街宣活動を県庁前で行い、9月議会に向けての民主県民クラブの議員がそれぞれにあいさつをしました。

私からは、9月議会の質問で取り上げる公共工事の労務単価の改定と障がい者の就労支援、子どもたちの健康を脅かすネット依存の問題などについて質問することを挙げながら、今回も弱い立場にある人たちが安心して暮らせる環境作りに取り組むことを皆さんにお誓いました。

今議会では、7月8月の大雨災害による被災者の生活支援のための、災害援護資金の原資を被災自治体に貸し付けるものや災害復旧・復興事業費、県職員の給与減額によって生み出された財源による防災・減災事業などの補正予算案17件、法改正による条例改正など条例案13件、県の建設事業の市町村負担を定めるものや公共工事の契約の締結など一般事件案12件、計42件が上程されました。

これから議案の調査など行い、20日の代表質問から質問戦が始まります。今、私は23日から始まる一般質問に向け原稿書きに必死です。
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弁護士から憲法を学ぶ
島根県内の女性議員でつくる「しまね女性議員ネットワーク」の総会と研修会を松江で行いました。市町村議会では9月議会が開会し始めたことや、先の豪雨災害で鉄道が不通になっていることもあり、6名の参加と少ない中での開催となってしまいました。

研修会では弁護士として活躍中の光谷香朱子さんから、今騒がれている憲法改正に関連して、日本国憲法について学びました。最初に憲法とは何かについて、世界各国の憲法制定過程や特色を見ながら日本国憲法の制定過程と特色について学びました。また、女性の立場から見た憲法ということで、自民党の憲法改正案も見ながら、日本国憲法によって何が私たちにもたらせられたか、そして憲法が改正されたらどうなるのかについてみていきました。

「個人」の消失、「家族」の強調、「国民」の義務の強化などによって、家族の中の弱者切り捨てが始まりDVや児童虐待が見えなくなってなってしまう恐れや、社会保障の低下が進む恐れなど様々な問題点が見えてきます。

参加者も今回の憲法改正で心配されることについてそれぞれに意見を出し合いながら、光谷さんと意見交換しました。少ない参加者ではありましたが、逆にみんながそれぞれに意見を言える状況がつくれ、内容の濃い研修会となりました。 
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水質保全に取り組む琵琶湖
昨日今日の2日間、宍道湖水質汚濁防止協議会の皆さんと琵琶湖の水質保全の取り組みについて、滋賀県に調査に出かけました。台風が近づく中での調査でしたが、幸いにも現地視察の間は雨も降らずスムーズに調査を行うことができました。

琵琶湖でも水草やアオコの発生には苦慮しておられました。大型の植物プランクトンが増殖していることや北湖で急激な溶存酸素が低下していること、南湖での水草の発生、またアユの産卵が激減しているなど、琵琶湖でも今までとは違う状況が出てきていることが報告されました。

こうした状況への対応として、ヨシの再生、水草の除去などをはじめ水質改善と環境保全に滋賀県では、琵琶湖環境部が中心となって民間・市民と協働で取り組んでいます。現場では水草の除去によってきれいになった水辺や、今まさに水草の除去にあたっている現場などを見せていただきました。

最近は外来種の動植物が増え、観察できる場所で生物の8割が外来種という状況になってきているそうです。水草の除去場所で見せていただいたところでも、オオバナミズキンバイという外来種の水草が繁茂していました。ちぎれた茎が次々と自生していくそうで、植物の切れ端や種を残さないよう取り除くのは大変な作業です。かわいらしい黄色の可憐な花が咲きますが、それだからと言って安易に採って栽培すると、知らないうちに川や田んぼに広がっていく恐れがあり、市民への啓発も必要です。

琵琶湖は周辺の飲み水として、また農業はじめ産業への利用など、滋賀県のみならず京都、大阪、兵庫など周辺自治体の水瓶として利用され、その水質管理は重大です。また、琵琶湖周辺の浸水による災害や下流域の水害、渇水など防災のための水の管理も重大で、琵琶湖の出口である瀬田川の水量調節の堰が大きな役割を果たしています。宍道湖とはスケールが違いますし、淡水という点など違いもありますが、水質保全の取り組みは参考になりました。 
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