質問しました
一問一答方式で一般質問をしました。質問内容については、つぎのとおりです。

〈看護師確保について〉県内就職を促す修学資金の拡充がなされていますが、新たに創設された特別修学資金は利用が少ない状況があります。最終学年あるいはその前の学年で応募し、一年間のみ一括貸し付けという形で利用しくにくいことや、就職先の医療機関が限定されていると思われる募集の仕方に問題があるのではないかという点を指摘しました。これに対して、見直しを考えるとの答弁があり、より利用され易いものにし、県内就職が増えることを期待します。

また、看護師の皆さんの職場環境改善、処遇改善も求められています。離職率いったん下がる傾向にありましたがここへ来てまた上がり始めています。働きやすい職場環境改善が必要です。来年度、国が予定している医療勤務環境改善支援センターの設置に取り組み、環境改善に県も医療機関と一緒になって取り組んでほしいことを要望しました。

〈高等学校就学支援事業について〉高校授業料無償化が、安倍政権になって所得制限が導入されます。この事業内容や手続きについて質問しました。公平であるべき教育に所得制限という差別を持ち込むことへの危惧と、様々な家庭事情に相談体制を整備することを求めたところです。高校3年間で4回、課税証明を全員が提出しなければならないことによって家族も大変ですし、学校事務対応も大変です。

〈省エネ・再生可能エネルギー推進について〉エネルギー自立地域推進条例が住民請求で提案されましたが、知事はこの条例案にこだわって条例制定が難しいことを答弁しています。しかし、省エネ、再生エネルギー推進を進めていく考えは持っていますので、そうであれば、それをより実効性あるものにしていくための条例は必要ではないかと質しますが、請求されている条例にこだわり、知事が言うエネルギー推進のための条例制定すら考えを示そうとしていません。とにかく議論しましょうということで質問を終わりました。

質問の様子はインターネットで中継していますので、ご覧ください。

 
| 角ともこ | - | - | - |
スマホ社会の子どもたち

昨日、今日の2日間福岡市で開かれた、第7回子どもとメディア全国フォーラム「スマホ社会の子どもたち その危険と可能性」に参加しました。

最初の基調講演では、筑波大学教授の土井孝義さんから「一人が怖い〜ネットコミュニケーションの光と影」と題して講演がありました。土井教授は現代は人間関係を規制しなくなっている分、逆に自分の拠り所としてして身近な人間関係、身近なともだちの評価や承認を求める傾向が強まってきている。自由な半面、安定した拠り所を見出しづらいという不安を抱えているのが現状ということをいろいろな資料をもとに話されました。そして、そうした社会状況を踏まえて、私たちはスマホに依存する若者や子どもたちにどう対処していくのか考えていかなければならないということを述べられました。

その後、子ども・若者・大人のラウンドトークがありましたが、この各年代の発言では、若い人たちの考えや行動が判り、そこにおとなとのギャップを感じたのですが、若い人たちのことを知った上で、私たち大人はどう対応していくのかを考えなくてはいけないということを改めて感じたトークでした。ネットに向き合っているだけではだめで、人として生活していくうえでは体力も必要で運動することも必要という大人からの発言に、若者からはネットでなんでもできるのだから別に体力の必要性を感じないという発言が飛び出すなど、大人と若者の間の考え方にはかなりのギャップがあることも見えてきました。

2日目は分科会形式であり、私は午前は「スマホ社会の乳幼児子育て」午後は「体験版中高生のネット教育プログラムSSP」に参加しました。スマホ社会の子育てでは、赤ちゃんの時からスマホであやされている子どもの表情が乏しいことや、絵本を指でなぞるしぐさをするなどの様々な赤ちゃんの間に起きている事例が発表され、そういった状況をなくしていくことを啓発していくこと。また、教育プログラムでは、実際に福岡県の学校で行っている教育プログラムを私たちも体験するとともに、スマホの危険性を知り、子どもたちや家族でその使い方を話し合うことなどに取組む中学生の発表を聞きました。

私たちは、情報を得る手段として日進月歩進む機器の特性を知り、機械に使われないために子どもの時から使い方についてしっかりと子どもたちに伝えていかなけれなりません。そして、子どもを持つ親もしっかりと学ぶ必要があることを改めて痛感しました。 

| 角ともこ | - | - | - |
質問日程が決まる
一般質問3日目、今日は会派からは平谷議員と岩田議員が質問に立ちました。平谷議員からは、地方経済対策、公共事業の入札不調、山陰道三隅益田道路早期整備、医療に関する情報提供、認知症対策についての5項目について質問されました。また、岩田議員からは再生エネルギー、原子力災害時・一般災害時の対策、県内企業の海外進出支援、宍道湖のヨシの今後とNPOとの関わりについての4項目の質問をされました。

建設業界では技術者・作業員の確保が難しくなっており、入札不調のケースも出てきている。県もいろいろ工夫しながら発注をかけているが、建設業関係の人手不足は全国的な問題でもある。島根県西部では昨年の大雨による災害復旧工事を急がなくてはならないが、工事に遅れが出ない取り組みが必要です。

岩田議員から、今回の条例制定請求の県民の思いに対し、自然エネルギーの推進にどのように応えていくのか知事の意見を求められました。知事は国の計画決定を受けて、県計画の改定に検討チームをつくって取り組むと答えられましたが、県民の思いにどう応えるかについては触れられませんでした。

さて、私は、一問一答方式で質問に立ちます。今日、その日程が決まり、2月27日(木)11時20分頃からの予定となりました。予定している質問は、
1.看護師確保について  県では地域医療の確保に取組まれているが、とりわけ人材確保に苦慮している。今回は看護師に焦点をあて、県内就職を促す修学資金の拡充や長く働き続けられる職場環境確保について、県の取り組みを質す。
2.高等学校就学支援事業  高校授業料無償化が安倍政権になって所得制限が導入され、来年度からすべての子どもたちが親の所得に関係なく授業料無償で学べる制度でなくなる。これに伴う手続きや事務等について聞く。
3.省エネ・再生可能エネルギー推進について  エネルギー自立地域推進条例が住民請求で提案された。これの制定をめぐって議会では議論が続いているが、条例制定に後ろ向きな意見を付した知事に改めて考えを問う。
以上です。県議会での傍聴あるいはインターネット中継にて質疑の様子を聞いていただき、ご意見をお寄せいただければ幸いです。

 
| 角ともこ | - | - | - |
質問戦始まる
いよいよ質問戦が今日から始まります。恒例の県庁前での会派全員集まっての街頭演説で全員で質問戦に臨む決意を表明しました。

今日は、会派代表による代表質問で、我が民主県民クラブからは和田代表が質問に立ちました。弱きものを助ける立場に立って知事の政治姿勢を問い、市町村合併による交付税算定特例の期限が来ることに対しての県の対応、県職員定員削減による非正規職員への対応、社会資本整備が遅れている県同士でつくるネットワークの取り組み、竹島問題、政策企画会議の活用、今回の国の農政改革について、介護保険制度改悪について、医療制度、医療福祉の人材確保、ブラック企業問題、定住対策、観光振興、教育ビジョン、いじめ対策、原発問題について知事の所見を質されました。

 
| 角ともこ | - | - | - |
さらなるにぎわい創出を
 松江市で開催中の暖談食フェスタ、今日は事務所のある天神町を中心に屋台が並びます。フェスタに出かけてきた方に立ち寄っていただければと、事務所を開けました。

お天気にも恵まれ、開始時間の11時過ぎにはもう人出があり、あちこちの屋台に人だかりができはじめていました。私もお昼とおやつの調達に歩いてみました。どれこれも美味しそうなものばかりで目移りしてしまいます。「しまねっこ」の人形焼きも見つけました。この日限定のお菓子屋さんのあんパンや木次の焼きサバずしなどいろいろ買い込み、試食。どれこれもおいしかったです。

フェスタが始まったころより人出が少ないような気がしたのですが、どうだったのでしょう。冬の中心市街地のにぎわいを求めて始まったこのイベント、さらなるにぎわいを創出する工夫が必要な気がしました。
| 角ともこ | - | - | - |
東京の大雪
東京は昨日からの寒波で、東京でいう大雪です。昨夜、帰りの最終便の飛行機が欠航し帰れなくなり、このままでは、空港に足止めになるため、せめてホテルにと思った時は既に遅し。20カ所以上のホテルに予約の電話をし、首都圏内の身内や知り合いにも協力のお願いの電話をし、必死で宿探し。

やっと神田のホテルを見つけ一泊。いやぁ首都圏は大雪という予報が出ていましたが、それでも飛行機は飛ぶだろうと侮ったのが失敗でした。

今日の一便に予約変更をしていたので、朝5時にホテルを出て駅に、しかし、山手線は動いておらずそれでも京浜東北線が動いているようなのでずいぶん待って乗り込み、モノレールに乗り換え羽田にたどり着くことが出来、やれやれと思う間もなく、午前の発着便はほとんど欠航ということでまたしても予約変更。

すでに長蛇になっている列に一時間半余り並んで、午後はそれでも動くだろうと、午後1時過ぎの便に変更しました。空港内でどう過ごそうかと本を買ったりお茶を飲んだりしているうちに、予約便も欠航の案内が出て、あわててさらに長蛇の列になっている変更手続きの列にまた並び直し。

順番を待ちながら電光掲示板を見ていると、どんどん午後の便も欠航が出てくるので、これは無理とあきらめ、ネットでキャンセルの手続きをして、羽田空港内にある緑の窓口で新幹線・やくものチケットを取り、東京駅に移動しました。

東京駅は、この天候にチケットを求める人でごった返しており、エキナカの飲食店もいっぱい。お弁当をゲットして新幹線に乗り込み、やっと一安心。帰り着くまでまだまだ時間がかかりますが、座席に付けたことで一安心。帰れる見通しがついてホッとしました。

それにしても先週に続き週末の東京の大雪、空港も除雪体制をしっかりと整えてもらわねばと思うのと、一極集中で人口が多いうえに、地方からよってくる人も多く、防災の面から考えても分散の必要性ありと思ったところです。

 
| 角ともこ | - | - | - |
来年度予算について国に聞く

毎月開催される女性のための政治スクールに日帰りで東京に来たのですが、大雪のために最終便の飛行機が欠航し、やっと見つけたホテルで泊まりとなりました。

今日のスクールは「平成26年度予算を聞く」と題して内閣府、厚生労働省、文部科学省、法務省の各担当者から主だった事業の予算について説明を受けました。

最初に大久保勉参議院議員から「政局の行方」と題して国会状況、新年度予算等についてお話をお聞きしました。多数の力を背景に推し進める国家主義の安倍政権、この暴走をしっかりと押しとどめる力になってほしいとお話を聞きながら感じました。国民の大多数が安倍首相の考えをよしと思っていないことは明らかです。安倍政権に対抗する力を結集できるような取り組みを、民主党を中心に展開しなければなりません。大久保議員の奮闘を願うものです。

内閣府からは「共生社会政策・男女共同参画・地域活性化推進」について説明がありました。予算では、女性の活躍推進を謳っていますが、現場ではなかなか進んでいく状況にないのが現状です。男性も女性も働きやすい職場づくりにしっかりと政府が取り組まなければ、女性の活躍を求めても進みません。そこをしっかりと取り組んでいただきたい。

◆生労働省「保育・介護・生活保護」について
 保育士・幼稚園教諭の免許を取得する学生はいるにも関わらず、幼稚園・保育所に就職する学生が少なく、免許取得者が潜在しているが、一方で保育士不足が言われている。新年度事業の取り組みによって、保育士の処遇改善など保育士の質の向上に繋がっていくのか今後を見ていかなければならない。

◆文部科学省「教育の再生と学びのセーフティーネット」について
 安倍政権に代わり、いろいろと事業内容が変更されているが、はたして教育の充実に繋がっていくのか、子どもたちのためになっていくのか、しっかりと現場の状況を見ていかなければならないと感じた。

◆法務省「民法と家族」について
 家族法の動向について分かりやすく解説していただきよく理解できた。
 社会が多様化していく中にあって、親子関係、家族がどうあるべきか、簡単には結論を出すことが難しい問題であり、国民間のしっかりとした議論が必要であることを実感した。 

| 角ともこ | - | - | - |
後ろ向き提案
 今日から2月定例議会が始まりました。恒例の初日の朝街宣を会派全員参加で行いました。今朝の冷え込みは一段と厳しい中ではありましたが、皆、元気にそれぞれ今議会で取りあげる質問を中心に訴えました。

今回の議案は、新年度予算案及び今年度補正予算案など予算案21件、消費税導入に伴う料金改定に係わる条例改正など27件、契約の締結など一般事件案10件、再生エネルギー自立地域推進条例制定請求案1件が提案されました。

特に、条例制定請求案については、先日の女性議員ネットワークでの申し入れの時と同じように、エネルギー自立地域にするには今の40倍の再生可能エネルギーの生産が必要だとか、財源確保、技術開発等、国の関与や対応が必要だとか、条例制定が難しい理由を並べ立てた後ろ向きの意見が付された提案でした。

これから審議が始まりますが、この後ろ向きな知事とそれに同調する議員としっかり議論できる場をつくっていかなければなりません。

それにしても、開会冒頭の議長のあいさつは、絆と言う言葉を出して、地域エゴを通すのではなく国と地方の絆を強くしていかなければならないと言うような内容で、今回の条例制定の動きを牽制していると感じられる発言でした。
| 角ともこ | - | - | - |
どんな時でも明るく元気に
 今日は民主党の大会があり、福島県の郡山市に昨日からきました。昨日は東京の大雪で交通が乱れ、出雲からは飛行機が飛び、羽田にも無事着陸することができましたが、東京駅からの東北新幹線に乗る際には、切符売り場に、切符を買う客が変更などで長蛇の列を作り、チケットを手に入れるまで30分もならぶことになりました。さらに指定席がとれる便にしたので、予定よりも約1時間遅い電車になりましたが、午後から始まる民主党政策セミナーには間に合うことができました。郡山も一面の雪で、島根ではなかなか見られないサラサラした雪に脚を取られそうになりながらの会場入りでした。

セミナーは、講師の方が交通機関の乱れで遅く到着したりで、スケジュールが変更し、講師到着の時間待ちに次の日の予定も入ったりで、終わったのは午後8時すぎでした。このセミナーの中でHISの澤田秀雄社長の「挑戦する勇気、失敗する価値」と題する講演がありました。澤田社長は再建したハウステンボスの話を中心に、再建に向けて社員に求めた、どんな時でも明るく元気にをモットーに、ナンバーワン、オンリーワンを提供をすることでお客を呼び込み黒字に転換したことを話されました。そして政治の力で元気な日本にして欲しいと締めくくられました。失敗を恐れず、失敗しても腐らず次へと進む姿勢が大事であり、そんな人づくりが必要だということを沢田社長の話から改めて感じました。

今日は8時から事前会議が始まり、午後から党大会。「福島の再生なくして日本の再生なし」ということでこの福島の地で党大会をすることで、民主党の再生、反転攻勢を目指していくことを確認しました。
| 角ともこ | - | - | - |
条例制定を求めて
昨日に引き続き、エネルギー自立地域推進条例制定の県民請求について、知事に条例制定や施策推進について尽力するよう申し入れを行いました。

知事は再生可能エネルギーの活用に取り組んでいるとしながらも、予算が伴うもので島根県だけでは不可能という考えを示しました。どのような再生可能エネルギーを活用し、どうやったら、再生可能エネルギーの割合を増やしていくことができるのか、
それを開かれた県民参加の議論となるよう取り組むことが大事で、入口から後ろ向きでは議論になりません。みんなの知恵を出し合うことが何より大事です。
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