武内さんの祭り
夏休み最後のイベント、たけうっつぁん(武内神社)の祭りです。年々夜店が少なくなっていて、さみしい感じですが、それでも、このあたりの祭りとしては参拝客が多く集まる祭りです。日曜日ということもあってか、家族連れも多く、午後8時頃は、参拝客もピークのころか、賑わっていました。

無病息災を祈って、夜店を見ながらぐるりと周り、すぐ近くの親戚の家によって祭りの事など話しながら夜も更けていきました。今年もこれで夏は終わり、我が家では秋のイベント稲刈りの時期に入ります。議会も9月議会が始まりますし、何かと忙しくなってきます。

 
| 角ともこ | - | - | - |
本当の豊かさを考えるとき
保険医協会第39回定期総会の記念講演会がホテル宍道湖で開かれ、法政大学総長で江戸文学を専門とする田中優子さんが「本当の『豊かさ』を考える〜循環型社会の先達『江戸』を鏡に」と題して講演をされました。

江戸時代とは、鉄砲を花火に変え平和な時代であったとともに、鎖国であっても長崎等を通して世界に開かれ、世界から知恵を集めてグローバル化する中で循環型社会を作りあげ、資源を確保する技術をあげてきた。その江戸時代を私たちが今見習うべきときに来ているという趣旨のお話でした。

私たちは消費文化の中で育ってきましたが、地球温暖化、少子高齢化、様々な課題を抱える中、もう一度身の周りを見直し、モノを大切に機能を十分に生かして暮らすことが求められています。
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白梅学徒隊
 映画「友の碑」が市民活動センター(スティックビル)でありました。沖縄の女子学徒隊はひめゆり隊が有名ですが、ほかにもいくつかの学徒隊が学校ごとにあったのです。そのほかの学徒隊があまり知られていないことから、白梅学徒隊の生き残った皆さんが、沖縄戦で体験したことを伝えようと活動されたことが、この映画ができたきっかけであると、映画終了後舞台挨拶された、この映画の制作者林雅行監督が話されました。

生き残った生徒の皆さんの証言を中心に、実際に野戦病院で看護助手として働いたガマを紹介しながら、その当時のことを語る今は高齢となった皆さんは、後世に沖縄戦がどんなに悲惨だったかを伝えようと一生懸命に語る姿が印象的な映画でした。兵隊以外の市民をも巻き込んだ悲惨な沖縄戦のことを忘れてはいけません。
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共創のまちづくり
松江市総合福祉センターで、企業ボランティア松江ネットワーク会議の記念講演会として、松江市副市長の吉山治さんから「協働から共に創る 共創のまちづくり」と題して講演がありました。

吉山副市長は自治省におられたことや市町村合併時の協議会事務局、そして県のNPO支援推進室長、市町村課長の経験をもとに、今、松江市が進めようとしている共創のまちづくりについて講演されました。

松江市は今後、「持続可能な住民サービス」「地域資源を生かした地域活性化」といった課題を企業、市民団体、個人、町内会・自治会、行政などが総がかりで考え、立案し実現することを目指しています。 決して、市民頼りにならない、行政も一緒になったまちづくりが実現することを期待しています。
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教職員団体と知事が意見交換
高教組など教職員団体4者と知事との懇談会を今年も開催し、昼食をはさんでサンラポーむらくもで行いました。各団体から、それぞれに抱える課題や解決策の提案を説明し、知事及び教育次長等から意見を伺いました。

教育は島根と言われるよう、魅力ある学校づくりによって中山間地域の高校の存続を図ってほしいという意見に対しては、子育ては地方へと、地方への人口分散を進めていくことに意欲を示されました。公立・私立学校間の交流事業の提案についても、どういうことができるか研究したいと述べられ、私立学校側の意見も聞きながら研究する旨の発言がありました。

また、ふるまい休暇の提案や若者がUターン出来る施策の推進についてなどの提案もあり、それらをめぐって、2時間近く意見交換されました。学校に勤務する教員事務職員の皆さんは、多忙中にあっても子どもに向き合い、子どもたちの明るい将来の展望が開かれるよう日夜努力されています。
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寧夏から学生交流団
中国寧夏大学の学生が、島根にやってきました。これは日本寧夏友好交流協会が主催する事業で、毎年、寧夏回族自治区から学生を招き、島根県内でホームステイや島根大学、県立大学生との交流をしながら、双方の友好を深めようと実施されています。

昨日、岡山空港を経由して引率の先生と14名の学生が島根入りしました。今日は島根大学を訪問し、交流を深めます。私も副学長表敬に同行しました。

島根大学総合理学部の2号館で竹内副学長はじめ国際交流担当の皆さんに、団長の張先生から表敬の挨拶がありました。竹内副学長からも歓迎の挨拶があり、その後、意見交換がなされました。


学生からは、将来、島根大学に留学したいとか、すでに県立大学に留学が決まっているが、その後は島根大学に進学したいなど学生から発言が出ていました。また、留学した場合の奨学金や生活費の話など具体的な話も出て、大学生活も見据えて留学に意欲的な皆さんです。

宍道湖や島根の自然環境にも関心を持っている様子で、28日までの滞在中に大学での交歓や授業体験などのほかに観光も楽しみにしているようすでした。

今日は島大での交流の後、夕方からはホストファミリーと対面し、3日間、ホストファミリーのお宅に滞在し、交流を深めます。その後は浜田市にある島根県立大学に行き、ここでも学生との交流など行います。

皆さん島根県民と交流を深め、よい思い出を作っていただきたいと思います。

 
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修了式
第19期の女性のための政治スクールは今日が修了日。台風の影響を受けて、来れない人、逆に行事がなくなって来れた人、様々です。私は皆さんに心配していただきましたが、昨日から来ているので参加できました。しかし、帰りの航空便が飛ぶかは心配で、ネットで飛行状況を確認しながらのスクールでした。

今日の講義は、前駐スウェーデン特命全権大使の渡邉芳樹さん。「変容する福祉国家スウェーデン」と題して講義されました。今、日本からの視察が減っているというスウェーデンですが、欧米諸国の間では高い評価を得ているということ。厳格な財政管理と大胆な税制改革による大幅な国民負担の軽減により、準高負担高福祉の国へと変貌しているということ、そして増税による政策実現から減税による個々人の過疎分所得増大へと転換してきていることなど、私たちの頭の中にはいまだ高負担高福祉のイメージが残っていますが、実は時代の変化に合わせて改革が進んでいるのです。


政策の重点が高齢者から子どもや子育て世代、障がい者へと次世代志向、ITの社会的活用による改革を実行する未来志向、自立の覚悟と自己決定によるQOD(死の質)を求める自律志向のスウェーデンに日本は学び考える必要があると渡邉さんは述べられます。

人口減少が進む日本、特に地方は喫緊の課題です。高齢者支援ももちろん大事ですが、子ども子育て支援も重視していかなければなりません。そして、福祉医療教育の分野を中心に経済の活性化を考えるときであるということではないでしょうか。
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在宅医療と介護
全国政策研究集会の2日目は、3つの分科会に分かれての勉強会です。私は第一分科会の「地域で安心して暮らし続けるまちへ」に参加しました。元柏市職員で東京大学高齢社会総合研究機構の木村精一さんと松戸医師会在宅ケア委員会委員長で医師の島村善行さんが講師となって進められました。

木村さんは柏市、UR都市機構と東京大学が協定を結び取り組んだ、柏プロジェクト(高齢化が進む大型団地の再生をもとに、高齢社会の安心で豊かな暮らし方、まちの在り方について議論、実践する)について講義されました。また、島村さんから松戸市の安心まちづくりの現状と課題から島村さんが考える松戸三方よし作戦について話されました。医療、介護、行政が連携し高齢社会の中にあって地域の住民が安心して暮らせるまちづくりを進めるというものです。


いずれも、それぞれ関係する機関が一緒になって議論し政策を進めていく、そこには住民も参加しての議論があり活動があるまちづくりがあるということです。
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一人一人から出発する住民自治
今日、明日の二日間、千葉県我孫子市で、全国政策研究集会が開かれています。

12時40分から始まった研究会は、夕方6時半までびっしり。内容の濃い講義に頭は飽和状態ですが、しかし、教育委員会制度の講義などとても勉強になる内容でした。

地元の木村我孫子市議会議長、星野我孫子市長、会場となっている中央学院大学の学長の挨拶で開会しました。


最初に「新たな地域づくりと市民合意」と題して、熊谷俊人千葉市長、稲村和美尼崎市長、元我孫子市長の福嶋浩彦中央学院大学教授による鼎談、いずれの方も市民の声を聞くこと、それは利害関係者など当事者だけでなくそうでない人も交えて議論すること、そうすることによってより前進した方策が見えてくるとそれぞれが取り組んでいることを通して述べられました。

そして、福嶋教授は、市民自治はひとりひとりから出発すること。何をやりたいか、どう生きたいかそこから出発し、みんなそれぞれに違う思いを対話して合意を作り出していくことだと締めくくられました。


次の講演は「放射能スポットにおける市民自治」と題して、常総生協理事長大石光伸さん、放射能からこどもを守ろう関東ネット共同代表木本さゆりさん、そして飛び入り参加となった元双葉町長の井戸川克隆さんがそれぞれに福島原発事故による放射能被爆を巡っての状況や取り組みなどを紹介し、この取り組みを通して住民自治が育っていくことを語られました。

その後、3つの分科会に分かれての講義になりました。私は、「『首長の権限強化』で教育委員会制度はどう変わる」と題する第3分科会に参加しまし
た。最初に、埼玉大学高橋哲准教授から「教育再生実行政策と教育委員会制度改革」と題して講義されました。持ち時間の30分で講義するには難しい程の内容の濃いものでした。この講義を聴いて、はじめて安倍政権の目指す教育改革が巧妙に盛り込まれた教育委員会改革だと改めて感じました。私たちがすべきことは「教育運動を市民運動にしていくこと」それぞれの自治体がどういった改革方針を出していくのか、しっかり議論してかなくてはいけません。
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臨時職員のユニオンに
松江市職員ユニオンに今日、臨嘱協議会が設立されました。

これは、職員定数が減っていく一方、臨時嘱託職員が増えている中、その処遇に正規職員との格差があり是正していくことが求められています。臨時嘱託職員の処遇を少しでも改善していくために団体で要求を出し、改善に向けて活動ができるよう今回の協議会が設立されました。

1200名もの非正規職員がいる中、100名以上の賛同を得、今回の設立には77名の加盟により、スタートしました。さらに加盟者数を増やし、市職ユニオンと一緒になって活動が進められていきます。非正規職員の処遇改善が進むよう、私も組織内議員として一緒にとり組んでいきます。
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