今日から一問一答
今日から質問戦は大会議室に場所を変え、一問一答方式での一般質問になりました。この中で、議員から災害対策について問われた中で、「ソフト事業(危険についての周知・啓発、避難対策など)は大事、それには経済の発展することが前提。皆さんの意見を諮って考える」と、いつもながら、自らまずリーダーとしての考えを示す考えがないこと、経済発展は国任せの姿勢でした。県民は、知事の考えが聞きたいのです。その上でみんなで議論し、決めていきたいと考えているのですが。

そして、人口減少を食い止めることについては、「各地域で工夫され、一緒に考えていくことが大事で、県だけで考えてもいけない」とここでも県の姿勢を示すことはありません。県って何だろう、基礎自治体のとりまとめ役だけなのでしょうか、地方の牽引役でもあるのではないのでしょうか。

みんながいろいろな形で、知事の島根の方向性を示すよう求めているのですが、一つも答えてくれません。
| 角ともこ | - | - | - |
素晴らしき哉、人生
バリアフリー映画づくり、今年は映画「素晴らしき哉、人生」です。この映画は、60年以上も前に作られたアメリカの映画ですが、アメリカ映画協会が選ぶ「感動の映画ベスト100」では1位にランクインする映画です。

テクノアークしまねの録音室を借りての吹き替え収録作業が先週から始まっています。昨年も「34丁目の奇跡」の収録状況をお伝えしましたが、今年も声優塾で発声練習や画面を見ての吹き替えの練習を積んできた人たちが、それぞれの役に応じて順番に吹き替え作業に訪れては、声優に挑んでいました。

声優には、いろいろな人たちが参加していています。若者から年配の人まで、ほとんど演劇の経験のない素人の人たちですが、練習を重ねるに従って役になりきって演じ吹き替えをしています。吹き替えには前参議院議員の亀井亜紀子さんも参加しています。

バリアフリー映画は、耳の不自由な人や目の不自由な人たちにも映画を楽しんでもらおうと、場面の状況を説明するナレーションが入っていたり、会話の内容を理解しやすいように翻訳したり、字幕を入れて会話が分かりやすいようにしたりしています。60年以上も前の古い映画ですが、わかりやすいストーリーでだれでも楽しめる映画だと思います。

完成したら上映会が行われますが、またご案内したいと思います。
| 角ともこ | - | - | - |
質問にたちました
一般質問に登壇しました。

質問内容に関しては先に報告したとおりですが、この中で、障がいがある人への理解を深めていくことの重要性を訴えました。 まだまだ理解は深まっていませんし、特に外見ではわからない発達障がいについては理解が深まっていません。進学や就職の段階で周りの支援がしっかりしていれば、発達障がいがある人でもその能力を発揮し、周りの人たちと一緒に学び働くことが出来るのですが、その対応を間違えると、本人も周りの人たちとうまく歩調を合わすことが出来ず、そのことが学習意欲や働く意欲の減退につながっていきますし、不登校、引きこもりにもつながっていきます。


特別支援教育に関わっていない教員への研修も行われていますが、私学ではその取り組みが十分でないように感じられます。私学へは、教育委員会で実施する研修への案内などもするようにしているようですが、所管が総務部であることもあり、その点は弱いように感じました。中学校で把握されている発達障がいのある生徒90人余りの半分以上が私立高校に進学しており、把握されていない生徒もあることを考えると、私立学校の教員の理解を深める研修が必要だと感じます。 障がいがあっても進学し、就職できる環境をつくり、引きこもりをつくらない地域にしていくことが大事です。
| 角ともこ | - | - | - |
労働者保護ルール改悪阻止
連合主催の9.25労働者保護ルール改悪阻止行動宣言集会が、前半はネットで中央集会と結び、労働会館で行われました。

中央からは古賀会長のあいさつ、来賓の民主党海江田代表のあいさつがあり、全国縦断アピールリレーのスタートとなる北海道旭川と沖縄八重山からスタートの模様が中継されました。最後に全国過労死を考える家族会からの訴えがあり、地方集会となりました。

連合島根・松江隠岐地協集会では、仲田会長のあいさつ、来賓として民主党島根県連和田代表あいさつがあり、労働時間規制緩和の反対、労働者派遣法改反対などを盛り込んだ集会アピールが採択されました。

政府が、今国会に提案しようとしている労働者派遣法改正案は、ますます非正規職員を増やしていくこととなりますし、さらには何時間働いても残業代を支払わないホワイトカラー・エグゼンプションを導入しようとしています。

働く人たちが安心して働き続けることができる社会に、そして働きがいを持って働ける職場環境づくりに連合の皆さんとともに、私たちも取り組んでいきます。
| 角ともこ | - | - | - |
農家に希望が見いだせる発言を
質問戦3日目の今日は、3人の一般質問がありました。 その中で、萬代議員の米価下落対策についての質問で、萬代議員が再生産を保障するため、県独自に物財費の補填など農家への支援策を進めるべきではないかという質問に、知事は今、国が進める農業政策、集落営農等による農業や農地集約による大規模化などの政策が実施されようとしているなどとして、県独自の考えを示しませんでした。再度、萬代議員が質問しましたが、前向きな発言はありませんでした。 今、米の生産農家は、農政の転換にあって助成金が少なくなるところへ米価が下落し、今後、農業を続けていくのか不安に思っています。その農家に少しでも希望が見いだせる発言があってもいいと思うのですが、国の施策を待つばかりの知事にあっては、県民に手をさしのべる発言もありませんでした。
| 角ともこ | - | - | - |
地方自治のこれから
元内閣総理大臣補佐官、元総務大臣政務官の逢坂誠二前衆議院議員をお迎えし、民主党県連で研修会を行いました。

逢坂さんからは、今の安倍政権による政策について問題点を指摘。「アベノミクスによる景気回復は一部の人にお金が集まるだけであり、海外にお金が流出してしまっている。経済が発展すれば格差が拡大するだけ、社会のゆがみを直すのは経済でなく政治である。特定秘密保護法の成立や国家安全保障会議が設置されたが、これらはその前提には情報収集とその分析と利活用が出来ないといけないがそれだけの人員がそろえられていない、むしろ少人数による判断の誤りを生じる可能性がある」などの点を指摘されました。

また、政務活動費については、「透明性、説明責任を確保するために議論すること」議会を変えるには「自由度を高くすることであり、まともな議論が出来る議会をつくること。自由討論の場を作り、生で議論できる場を作ること」が大事と、ドイツで見た様々な立場の人たちが町の課題を酒場でとことん討論しあう姿をみて感じたことを話されました。


自分の地域に根ざしていない地域振興策はうまくいかない、そのためにもしっかりと自分達の地域を見つめなおし議論していくことが大事です。そのためにはやはり地方主権を実現することです。

午後からは、くにびきメッセで開かれた市職ユニオン主催の地方自治研究集会で「地域が元気になるために、今何をするべきか」と題して講演されました。
| 角ともこ | - | - | - |
質問順が決まりました
一般質問の順番が決まりました。私は26日(金)13時からの予定です。質問内容は以下の通りです。

○発達障がい児への教育指導体制について
 発達障がいについては、まだまだ理解が深まっておらず、特に教員の理解が深まっていないことが私学に通う保護者から指摘されました。学校、さらには地域の理解を深める取り組みについて聞きます。
○障がい児への性に関する指導と相談体制の確保
 知的障がい、発達障がいのある人たちが、性に関するトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ取り組み、学校における指導や相談体制について聞きます。
○あいサポート運動について
障がい者への理解を深め、手をさしのべる運動として「あいサポート運動」が鳥取県で始まり、島根県も24年度から取り組んでいます。この取り組みの状況等について聞きます。
○NPO法人等への支援について
 新しい公共として、公共サービスの担い手であるNPO法人に期待が高まっていますが、NPO法人も力量を高めていくことが求められており、そのことへの支援について聞きます。
○職員住宅について
 公有財産の有効利用が求められています。職員の住宅確保という観点から職員宿舎が整備されてきましたが、今後の職員宿舎のあり方について聞きます。
人口減少問題について
 人口減少問題が今、大きく取り上げられていますが、女性や若者などへ広く意見を聞き対策を講じていくことが必要です。成熟社会に突入した今、教育や福祉・医療に重点を置いた雇用の充実が解決の糸口ではないかという観点から質問します。



 
| 角ともこ | - | - | - |
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
今年は秋の訪れが早いような気がします。郊外を走ると満開の彼岸花(まんじゅしゃげ)があちこちで見られるようになりました。実った稲の黄金色の中、真っ赤な花が畔や川土手の草むらから燃え立つように見られ、妖しげな雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。余り花々を見ることがない田んぼ中で華やかさも演出しています。田んぼでは稲刈りの真っ最中、あちこちでコンバインが動き回っています。

さて議会の方は木曜日まで休会、この間に議案の調査や質問の調査に執行部に聴取など行い、質問原稿の作成です。発達障がいのある子どもたちへの学校での指導や地域の人たちの理解を深める取り組みなどを質問します。明日が一般質問の通告締切日ですので、夕方には質問順が決まると思います。その時には、質問日程や質問内容をお知らせしたいと思います
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今日から9月議会
今日から来月10日までの日程で、第446回定例議会が開会しました。民主県民クラブでは恒例の県庁前での朝の街宣活動を行いました。今議会に臨むにあたって、各議員が質問内容などを交え、通行中の市民の皆さんにごあいさつしました。

10時から始まった本議会開会の冒頭、7月に亡くなられた福間賢造議員に対する追悼演説が、昨年度、議長として福間副議長と職務を遂行された五百川議員から議員を代表してありました。大柄で一見怖そうな福間議員ですが、話をすると笑顔で、誰にでも気さくに話しかける議員さんでした。そんな福間議員を襲った病魔の怖さを改めて感じます。

議会は、決算特別委員会の設置と委員の選任を承認し、知事から36億円の一般会計補正予算案など15件の予算案、産業廃棄物減量税条例のさらに5年延長する条例など8件の条例案、一般事件案9件が上程されました。本会議後、決算特別委員会が開催され、五百川委員長の選出、分科会の設置などを決めました。今議会中から来議会まで決算について審議します。


 
| 角ともこ | - | - | - |
秋の気配
雨ばかりで真夏の暑さを経験しないままに秋になってしまいました。昨日は中秋の名月、そして今日の空はうろこ雲で秋の空、風もさわやかで、外を歩けばまだ汗は出てきますが、秋の気配いっぱいです。

事務所では、絵手紙の方々がススキやコスモス、イチジクにサツマイモと秋の花や作物を題材に熱心に描いています。私は9月議会に向けて、質問の資料集めなどあり、なかなか仲間に入ることができませんが、傍から、秋を感じさせていただいています。

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