中山間地域に暮らす
今日から明日にかけて、民主県民クラブの県内調査で益田市はじめ県西部に来ています。

津和野町の左鐙地区では、Iターン、Uターンを受け入れながら地域の拠点となる小学校の存続や、地域の活性化に取り組んでいるNPOさぶみのの皆さんや、PTAの皆さんと意見交換しました。

空き家の改修を進め、住宅の確保と仕事の確保が、地域の新たな人口受け入れの鍵となります。そのために、今、地域では資金集めを始めるとともに、定住者住宅の建設を町に要望しています。 児童が少なくても子どもたちは互いを思いやる心を育て自然の中で育っています。その環境が良くて遠くから山村留学に母と子で、あるいは家族ぐるみで左鐙にきています。

最後に地域で作った映画を見せていただきましたが、子どもたちは役になりきって演じています。素晴らしい映画でした。映画作りなどを通して子どもたちは、地域の人たちとふれあい、地域の文化に触れ、ふるさとに対する誇りを育んでいくのでしょう。

益田市内に帰り、地元の野菜や畜産物の産直を手掛けるスーパーに行き、店長さんたちから状況を伺いました。地元農家にとっても自分達が作ったものを自分で値段が付けられること、そのことによって適正な価格で販売できることから、農家さんたちにも喜ばれていますし、お客からは新鮮な野菜が手に入ることから喜ばれています。地産地消に販売店が協力することで、進んでいきます。
| 角ともこ | - | - | - |
現役学生と同窓会
今日は島根大学ホームカミングデー、この日にあわせて毎年、法文学部同窓会交流会が開かれます。

第一部は、同窓生と現役学生が語る会、今年は同窓生4人が現在の職に至った経緯と仕事についてスピーチ、教員、銀行員、公務員、海外の図書館員として働いた経験を持つ先生、それぞれに情熱を持って仕事に向かっている姿が見えてきます。

その後、3つのグループに分かれて現役生と卒業生が意見交換。そして、レインボーホテルに場所を変えて、食事を取りながら交流会。同窓生同士、一年ぶり再会する人、初めてお会いする人、それぞれに話が弾みます。

そして学生はいろいろと質問をしてきます。こちらからも、私たちの世代ではなかった公務員試験受験セミナーで勉強する学生に激励を送ると、「くじけそうだったけど、今日先輩の話が聞けてやる気が沸いてきた、がんばります」との返事が返ってきました。皆さんの就職活動が実を結びますように。
| 角ともこ | - | - | - |
平和な国に
午前中に、市職ユニオン八雲プロジェクトが主催する芋掘り会があり、皆さんが作業する中お邪魔しました。

春にみんなが植えた芋が収穫の時期を迎え、組合員が家族とともに芋掘り、広い畑も子どもたちの歓声で溢れかえっていました。このあと、みんなでバーベキューなどしながら交流会が行われました。


午後には、教育職員関係4団体が主催する平和・人権・環境を考える集いが県民会館大会議室で開かれ、藤末健三参議院議員を迎え「日本国憲法と集団的自衛権」と題して講演がありました。

藤末議員は、安部政権が憲法を改正して集団的自衛権が行使出来るようにしようとしていること、その流れの中で、昨年7月の閣議決定による集団的自衛権の行使容認があり、今後、自衛隊法改正など法律の改正法案を国会に提出して、アメリカから要請があれば自衛隊を派遣できるようにしようとしていることなど話されました。

そして、今、アメリカが攻撃しているイスラム国の攻撃に関わるようなことがあれば、テロの標的になることは必至で、集団的自衛の行使は平和貢献にはつながらない。むしろ、憲法9条を持つ国として武器を使わない平和の取り組みが世界から求められているとして、貧しい国の子どもたちのために学校を作ることや小児麻痺をなくすワクチンの提供など、藤末議員が取り組む平和貢献の活動を報告されました。


武器を使うことは平和貢献に値しないことを、国民みんなが共有できる国にしていかなければなりません。
 
| 角ともこ | - | - | - |
閉会
9月定例議会閉会日の今朝、女性議員で街宣を行いました。県議会には、民主県民クラブ2名、無会派1名の3人の女性議員がいますが、今朝は、萬代議員が欠席となり、2人で行いました。

政府が進めようとしている女性活用政策に、真に女性が輝く社会になるよう、今議会で取り上げたことなどを交えて課題提起しながら街頭から訴えました。まだまだ女性の賃金が低く、一人親家庭の貧困の問題などあり、女性の所得引き上げへの取り組み、審議会等における女性の参画率の引き上げなどについてを取り上げました。

議会は、議案の採決があり、知事提案の本日追加提案のあった委員会委員選任同意案や補正予算など30件、議員提出のがん対策条例一部改正案など6件すべてが可決されました。

議会終了後は、恒例会派全員による街宣を行い、今議会を終わりました。


 
| 角ともこ | - | - | - |
建設産業支援
今日は、決算特別委員会分科会が開催されました。私は所属する第4分科会、建設環境委員会所管の決算について質疑を行いました。

この中で、建設産業支援事業の中の新分野進出促進事業補助金は14社が採択され支援を受けていますが、そのうちの5社が産業用太陽光発電事業を行うことで助成を受けています。この補助金は、公共事業が減り地域の建設事業者が減る中、災害時には除雪や復旧工事で必要となる建設事業者が激減することのないよう、事業者の新たな事業展開を助成することで、建設事業者の存続を支援するものです。

したがって、雇用されている人たちが失業しないよう、新たな事業によって雇用を生み出すとともに、県としても新たな事業が生まれることによる地域経済の活性の一助にもなることが期待されています。

しかし、太陽光発電は、設備を設置してしまえば、そこで働く人は敷地の草刈りや発電機器の管理くらいの仕事で年に数回の仕事でしかありません。さらに、売電ということはあっても、その事業によって地域にモノやカネが回ることはなく、この事業が新分野進出促進事業補助にふさわしい事業かどうか疑問だということを指摘しましたが、要綱にそっている限り助成対象にあたるという答えに、要綱そのものの見直しを要望しました。

農業や飲食業、介護事業など様々な分野に進出していますが、その事業によって少なくなった仕事を補うものとして雇用が生まれ、さらに地域にとってもその事業による波及効果が出てくるモノであれば、公金を投入する意味がありますし、さらにそれによって地域経済が活性化すればいうことはありません。太陽光発電事業への支援はほかの事業費で行うべきものではないでしょうか。

 
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再エネツアー
建設環境委員会では、再生可能エネルギーに関する広報ビデオ制作などの経費が今回の補正に上がっていますが、その再生可能エネルギー発電の啓発に江津市で行われている再生可能エネルギー見学ツアーの状況などを調査しました。県企業局では地域の自然エネルギーを利用したエネルギー開発に取り組んでいます。最初に江津市にある企業局西部事務所で調査先の概要説明を受け、その後、各発電所の調査を行いました。

江津浄水場の空き地を活用して行われている太陽光発電は、最大出力430KWで年間約120世帯分の発電電力量が予定されています。ここで発電した電力はすべて売電しています。

隣接地で現在建設中の合同会社しまね森林発電のバイオマス発電は、県内の林地残材など未利用の木材のチップとパーム油の搾りかすなどの輸入チップを燃料に発電するもので、発電出力は12.7MW(12,700KW)でうち10.8MW(10,800KW)を売電します。

ここから移動して江川の支流八戸川にある勝地発電所に向かいました。ここは最大出力770KWいわゆる小水力発電所です。上流の砂防ダムに貯まる水を導水して発電し、さらに利用した水を下流の八戸川第一発電所に導水し発電に利用されています。ここから、高野山風力発電所に向かい見学しました。高野山風力発電所は出力2300KWの風車が9基設置され、合計20,700KWの発電が行われています。

しかし、自然の力を利用する分、その力をコントロールすることは出来ませんが、しかし、二酸化炭素の排出量を減らし、地球に優しいエネルギーとして利用価値はあります。後はその建設地や建設費、稼動コストなど見合せながら、地域にとってベストな発電を考えていかなければなりません。そして、一方で省電力に努めながら、環境にやさしく安全なエネルギー利用を進めていくことです。

再生エネルギーツアーは今年から県の企業局で始められ、月1回の定期ツアー(今後2回に増やされる予定)を行っていますし、人数や開催日の制限はありますが、それ以外にもツアーに応じてくれますので、職場や地域の学習会に利用してみてください。

 
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建設環境委員会
本日は各常任委員会開催日。私の所属する建設環境委員会では、補正予算案爼、国の法改正に伴う県営住宅条例の一部改正案など委員会付託された議案の審議と各部局からの報告がありました。

今、土木部では入札契約制度の見直しが行われています。建設投資の減少で受注競争が激化、そのしわ寄せが就労環境の悪化や担い手不足を招いています。そのため、昨年から「入札規約のあり方研究会」が設置され、これまで三回の審議が行われてきました。入札に関する様々な意見が出されていますが、私からは、そうした議論を踏まえ、公契約条例による規制も俎上に載せてほしいと要望しました。

民主県民クラブではこれまで、何回か条例制定についての質問を行ってきていますが、県は研究段階からいっこうに進みません。こうした研究会で話されたことがより実効あるものにするためには、法に定めることがより効力を発します。これからもしっかりとこの視点で今後を注視していきます。
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決算
今日は本会後で25年度決算認定などの追加提案があったのち、決算特別委員会が開催されました。企業会計等から始まり、決算全体についての説明質疑がありました。病院会計など企業会計では質疑がありましたが、後半の一般会計になると、ぱたりとなくなってしまいました。今日は全体的な説明になるので、来週開かれる決算特別委員会の分科会で主要施策等の報告があり、皆さんそこで質問をしようということでしょうか。そういう私も、分科会のほうが担当者もいますのでより詳しく聞けると思っています。
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