自然再生センター総会
認定NPO法人自然再生センターの総会が松江市のリサイクルプラザ「くりんぴーす」でありました。総会に先立ち、話題提供ということで公益財団法人ふるさと島根定住財団の藤原義光理事長から「『地域振興』は『地域信仰』だ!」と題して講演がありました。中海の赤貝復活をあげて、地域資源や地域の伝統を活かした地域活性化に、金融や行政が支えるとともに県民が参加することが支援になり、さまざまな人たちがつながり行動していくことに地域振興はあるというような内容の話をされました。

自然再生センターの取り組みもまた、地域資源の掘り起こしとそれに係わる人たちの熱意と行動に支えられ地域の人たちや子どもたち、様々な人たちを巻き込んで地域振興につながっています。次年度の取り組みがさらにセンターの活動の発展と地域振興につながっていくためにも、さらに賛同者、参加者を増やしていくことが必要です。
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ヘイトスピーチを許さない県民集会
午前中岡山から帰り、午後からは県民会館で開かれた「言葉の暴力 ヘイトスピーチを許さない!! 県民集会」に出席しました。人種や民族、国籍、宗教、性別などを理由に憎悪や嫌悪をあおる表現・言動を行うヘイトスピーチが各地で行われていますし、また、インターネットを通して行われています。人権を侵害する行為は取り締まられるべきですが、残念ながら、法整備ができていないのが現状です。

その実態と問題点について、参議院議員の有田芳生議員の講演がありました。差別を扇動するヘイトスピーチは暴力そのものであり、人間の尊厳を損なうものであり、ヘイトスピーチを許せばヘイトクライム(憎悪犯罪)につながっていくと述べられました。

有田議員は、国会内で超党派の議員連盟を組織し、法案提出に取り組んでいます。地方議会からも法の制定を求める意見書が出されつつあり、われわれ県議会議員からも意見書提出に取り組むことを意見表明しました。法の制定はもちろんですが、国民の人権意識もまだまだ低いと感じています。法の制定とともに人権意識を高める取り組みも必要です。
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中国五県監査委員協議会
今日は岡山市において、中国五県監査委員協議会が開催され、代表監査らとともに出かけました。各県とも、議会との関係から議員選出の委員の出席が少なく、開催県の岡山県以外は私一人で、識見委員の方がほとんどという状況でした。議員から選出された議員の任期はほとんどが2年ですが、岡山県は1年交代だそうですので、今日お会いした委員の方は年一回開催されるこの協議会でお会いするのは今回限りとなります。

協議会では決算予算などの協議事項のほかに、検査結果の実効性を確保する取り組みについて、各県の事例等を上げて意見交換がなされました。監査での指摘事項の数がなかなか減らないことに、研修や情報提供などによって周知徹底が図られていますが、なかなか効果が上がっていないようです。その中で、昨年度、島根県においては、指摘事項の件数が例年より減ったことについて、庶務事務の一元化を図る総務事務センターが設置されたことによるのではないかという報告を代表監査がされました。まだ1年間だけの実績なので今後の状況も見なければ分りませんが、円滑な会計処理の実証となれば総務事務センター設置の効果大ということになります。

また、この協議会に先立って、総務省の監査制度専門官の泉水克規課長補佐から「監査制度をめぐる最近の動向について」と題して講演がありました。地方公共団体の行政執行の適正を確保するために監査制度の見直しが検討されています。監査制度に関する研究会等の報告を受け、法案提出に向け、今準備が進められているようです。
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隠岐支庁で監査二日目
今日は昨日に続き、隠岐支庁水産局、農林局の監査です。

昨夜食べたイワガキについて聞きました。隠岐岩ガキの養殖は目標設定以上の出荷と販売額を出しています。今後もさらには伸ばしていくための取り組みに、衛生管理の徹底と他との差別化を進めていくことに取り組まれています。高品質を維持して隠岐岩ガキがさらにブランド力を増していくことを期待します。

隠岐は巻き網漁が盛んで、若い人たちの就業先ともなっています。一方で、船団を退職した人たちは小型船でいか漁など自営で行っていますが、安定した所得確保が課題です。そのため、複合経営の取り組みなど漁民の皆さんと一緒になって進めようとしています。

また、隠岐は林業も盛んなところです。離島ということで材木の積み出しにコストがかかりますが、伐採などの作業等の省力化を図るなど低コスト化を進めていくことに取り組まれています。

隠岐は環境のいいところです。若い人たちがここで職を得て安心して暮らせることが大事です。住民の皆さんが安定した収入を得る方策を見出だしていくことが、まさに地方創生、みんなで知恵を絞ってよりよい隠岐作りが進むことを期待します。
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隠岐支庁で監査
今日、明日の二日間、隠岐支庁の県民局、県土整備局、水産局、農林局の監査です。


天候も良く、心配された船の揺れもなく快適な船旅で隠岐の島町に着きました。監査が始まるまで待つ応接室から、西郷湾を眺めていると、時間がゆっくりと流れているのを感じ、心地よさにしばし浸ってしまいました。

隠岐は島ごとに自治体が設置されていますが、県外者から見れば、一つです。その意味では、いま、広域で観光協会を設置し隠岐支庁の中に事務局を置くことで、県と各町村一体となった観光事業の展開が図られるようになっていることはいいことですし、さらに隠岐ジオパーク活用推進協議会の事務局も支庁に置かれていることで、ジオパーク活用も合わせて事業推進されており、今後ますます、事業が発展して行くことを期待するものです。

ところで、隠岐に来たことをFacebookに書き込んだことで、隠岐在住の知人からコメントが入り、急な思いつきで短い時間でしたが会いに行きました。おつれあいの仕事の関係で隠岐に来ておられ、時折、隠岐の情報を俳句を交えながらFacebookに掲載しておられます。いつも隠岐ののどかな情景が浮かぶ記載です。お話しをきいていてもそれが伝わってきて、お会いできたうれしさとともに隠岐のよさを感じてしまいました。
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監査の仕事始め
今日から、監査委員としての監査の仕事が始まりました。財務に関する事務の執行及び経営に係わる事業の管理を監査するものです。会計年度内に一回以上期日を決めて行う定期監査は4人の監査委員を2班に分けて行います。私たちの班では、今日一日で出雲市にある農業技術センターから始まり、畜産技術センター、出雲児童相談所の3か所を回りました。

農業技術センター、畜産技術センターともに、県内の農畜産品の生産量、品質を上げるのか、生産技術や種の品質向上に日夜努力されているのかが、説明を聞くなかで伝わって来ます。一方で、職員、研究員の確保も必要ですし、施設の維持管理費の確保に苦慮されていることもよくわかります。財政が厳しい中で、いかに成果を出して予算を確保するか、また、外部からの研究費を確保するか、そのためのプレゼンも大事だということが分かりました。

研究員の方たちはアンテナを立てて情報収集しながら、研究テーマを絞り取り組んでいることもわかりました。そうした成果を県内の農業者、畜産家に伝え、県内の農業、畜産の向上に貢献していく努力をこれからも期待します。

出雲児童相談所での取り組みについては、今家庭での育児に問題を抱える家族が増えている現実が伝わってきます。児童虐待による事件が起こると真っ先に矢面に立つ児童相談所、専門職員の確保が何より必要ですし、人員の確保が必要です。将来ある子どもたちのために割く予算です、限りある予算ですが、人員確保や施設更新等の予算確保が必要だということを感じました。
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臨時議会二日目
臨時議会二日目の今日は、議長選挙がありました。議席数で半数を超える自民議連から常に議長が選出されており、そのうえに、本来、議員任期の4年勤めるべきですが、一年交代で議長が変わることに、私達は異議を唱えていました。その関係もあり、我が会派では、申し合わせて投票していますが、残念ながら圧倒的多数の自民議員連には勝てず、自民議連の糸原議員に決まりました。ただ、自民議連でも一年交代は変えようという動きが出ているようです。副議長には同じく自民議員連の大屋議員に決まりました。

そのほか常任委員会の委員等が決まり、私は、総務委員会の所属となりました。また、監査委員に選出されました。早速、議会後、辞令交付を受け、すぐに監査委員会があり、今後の日程などが協議されましたが、当分毎週のように予定が入り、忙しくなりそうです。
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初登庁
四月の選挙後初の臨時議会が開かれました。午前中は全員協議会が開かれ、新人議員9名を含め37名の議員が出席し、自己紹介、仮議席番号などが決められました。今期、私の議席番号は18番です。

本来であれば、議場前庭で議員全員で集合写真を撮るところですが、雨天のため、延期となりました。そこで、会派のメンバーで議員控え室で集合写真を撮りました。藤原常義議員(後列右)と山本誉議員(後列左)が新たに加わり、8名の会派となりました。

午後から本会議が開かれ、議事録署名人の指名があり、今臨時議会の会期5月12〜13日の日程が決められました。明日は、議長選出、委員会等の委員選出などがあります。
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今年も登山
ベアテの贈り物を届ける会の皆さんと八雲山登山に出掛けました。さわやかな五月晴れと新緑の中を歩き、心も体もリフレッシュ。そして、山野草の新芽をてんぷらにしての昼食会で、自然の恵みに元気をいただきました。

『古事記』によれば、スサノオノミコトが、ヤマタノオロチを退治したあと、クシナダヒメを伴って、八雲山の麓に至りったとき「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる 其の八重垣を」と、この地にたちのぼる美しい雲を見て、スサノオノミコトが詠まれた和歌が日本で初めての和歌といい伝えられています。

その伝説の地にある八雲山の中腹には、スサノオノミコト、クシナダヒメが造ったとされる「日本初之宮」、須我神社の奥宮、『夫婦岩』があります。そして、参道や頂上までの登山道には、俳句が刻まれた岩が置かれ、30分ほどの山道も、その句を読みながらゆっくりと上がることで、息を切らすこともなく上ることができました。

頂上からは、八雲町側に視界が開け、大山や中海を望むことができます。さわやかな風に吹かれながら、しばし眺望を楽しんだ後、周辺で摘んだくずやタラ、筍などの新芽をてんぷらにしていただきました。初めてくずの新芽を食べたのですが、柔らかく、クセもなく美味しく頂きました。

帰りには大森の湯まで足を伸ばし、温泉に浸って汗を流し、ゆったりと過ごし、疲れもとって、今年は仲間と一緒に恒例のゴールデンウィーク登山の一日を過ごすことができました。
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make peace の集い
憲法記念日の今日、県民会館でMake Peaceの集いが開かれました。モンデンモモさんの歌で始まりました。初めてモンデンさんの歌を聞いたのですが、雲南市でミュージカルの指導をしていらっしゃるだけあって会場を巻き込んで楽しいステージにして会場を和ませていらっしゃいました。

そして、フリージャーナリストの斎藤貴男さんによる講演、「戦争のできる国へ~安倍政権の正体~」がありました。この道しかないという表現は、経済成長を前提としたものであって、今、内需拡大が難しくなっている現状からいえば、インフォーマル帝国主義としかいえないと、斎藤さんは言います。経済大国でいられない現状を見れば、もう一度、憲法九条を本物にすることによって日本の歩むべき道が見えてくるはず。

海外から資源を調達し、製品を売り込む、さらには今、インフラ整備とそのためのシステムごと輸出をしようと海外にセールスに勤しむ安倍政権、それに惑わされることなく、私達が本当に幸せを感じることができる社会に向かっているのか、今一度足元を見つめ直すことが必要だと言うことを感じました。
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