つくられた安全神話
昨日に続き、八市市職交流会の二日目の今日は、約80人の参加者による島根原発の視察がありました。松江市の職員でも原発の視察をしたことのない人もいますし、ましてや市外の人たちとなると、なかなかその機会もないということで企画されました。現場を見ることで原発について考える機会となったと思います。

地震によって原発の建物が使えなくなったときなど、最前線で事故対応に使用される免震重要棟(事故時の対応場所)に、はじめて入り説明を受けました。既に建物は完成しており、ここでの訓練も始まっています。現場で働く人は、とにかく訓練を日常的に重ね、体に覚えさせておかなくてはいけないと言っておられましたが、大事なことです。

午後からは、島根原発訴訟の会が主催する公開勉強会に出席しました。「原発と大津波 警告を葬った人々」と題して、同題名で著書を出しているジャーナリストの添田孝史さんが講演されました。わかりやすく、いかに原発に都合の悪い情報が隠され、ねつ造されていたかについて、福島原発の国会事故調査委員会協力調査員として活動してわかったことや、また、島根原発の宍道断層の活断層調査の問題点などについて説明していただきました。

原発の問題しかり、権力を握った人たちは、自分達に都合のいい人たちだけで意見を出し、都合の悪いことは隠してしまう、そのことを私たちは見逃さず、しっかりと追及していかなくてはいけないということを改めて思いました。
| 角ともこ | - | - | - |
スポーツで交流会
県内八市の市職労のスポーツ交流会が松江市でありました。ニュースポーツのキンボールで汗を流しました。私も初めての体験でしたが、参加させてもらいました。ボールの動きについていけずあたふたとしましたが、ルールは難しくなく、みんなで楽しめるスポーツでした。

途中で私は抜けて、自治労国保連合会職員労働組合結成50周年記念大会に出席しました。組合員数が小さな組合ですが、それだけに結束力も高く、今日までの歩みをスライド上映にもそのことを見ることができました。その力を選挙での支援活動でも発揮していただき、応援いただいたことに感謝しています。

そして、会が終わると、また、ビアガーデンで行われている八市交流会に合流し、参加者の皆さんと交流、汗を流した後のビアガーデンですので、食欲も旺盛ですし、さらに話も盛り上がります。私も楽しく話の輪に入れてもらいました。

この元気な力が組合活動の源です。
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コンタクトレンズから学ぶ
最近、使用しているコンタクトレンズのことで、度々眼科医院を訪れることになりました。私は、母親譲りで近視の度が強く、高校生の頃からコンタクトレンズを使用しています。母は子どもの頃から近眼で苦労したためか、コンタクトレンズが普及し始めた頃、すぐに娘にはコンタクトレンズをと思ったらしく、高校生になると、夏休みに入るやすぐに眼科医院に連れて行きました。

最初の頃は慣れないために、レンズがはずれて飛び出しどこにいったのかわからなくなり、親に泣く泣く無くしたことを詫び、買い足してもらっていました。当時の我が家の家計にとっては高価なものであり、たびたび親に負担をかけることを申し訳なく思ったものです。

当時はハードコンタクトレンズのみで、ガラス製のものだったと思いますが、いまやソフトレンズ、カラーレンズ、ハードも酸素透過性とどんどん進化しています。

最近、レンズが曇りがちで診察を受けたのですが、レンズに付いた汚れが洗っただけでは取れないということで交換したのですが、それでも曇りがちなので診てもらいました。レンズが眼球の上を上下することで涙が入れ替わり、汚れが洗い流されていくのが本来だそうですが、レンズが眼球に張り付いたようになり、そのためレンズと眼球との間の涙が入れ替わることなく、汚れがたまっていく状態なっているということで、また作り直すことになりました。


そのときに、レンズの洗い方を指導してもらいました。実は、私はレンズを初めてつけたときに教わった洗い方をずっとしていたのですが、その間にレンズはハードレンズで変わりはないものの、酸素透過性に変わっており、ガラスレンズの時と違って今の材質は丹念に洗わないと汚れが落ちないということでした。

同じハードコンタクトレンズといいながらも、実はレンズは進化していてその取り扱い方も変化しているにもかかわらず、私の方はレンズは同じという概念が変わることなく今日まできていたということです。

これはハードコンタクトレンズに関してのことですが、よく考えてみれば、私の身の回りにも変化していることに気づかず当初の概念で過ごしていることもたくさんあるのではないか、自分の身の回りのことをもう一度丹念に見て、変化していることを敏感に受け止めることは議員としても必要なこと、思い込みだけでことに当たらないよう、何事も常に初心にかえって接することの大事さを改めて肝に銘じたところです。
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定例議会始まる
3期目最初の定例議会となる第450回島根県議会、6月定例議会が始まりました。民主県民クラブ恒例の朝の街頭活動を県庁前で行いました。8人の会派全員で持ち時間は3分程度となりましたが、全員がマイクを持ち市民の皆さんにお訴えしました。数少ない女性の議員として議席をいただいたことをしっかり生かして、女性の声、弱い立場にある人たちの思いが実現できる県政にしていくことをお誓いいたしました。

10時から本会議が開会、7月10日までの25日間の会期で開かれます。予算案1件、条例案8件、一般事件案6件の計15件が知事より提案されました。予算案は、島根県立大学松江キャンパスの四年制大学化の準備及び出雲キャンパスへの一部移転に伴う校舎の設計費1億6,200万円、松江城国宝化など島根の魅力情報発信のための事業費4,000万円など一般会計補正予算です。条例案は、マイナンバー法施行に伴う条例改正、省令改正による保育士数の算定基準の特例規定を改正するものなどです。

本会議終了後、先日の選挙後初の臨時議会に雨のために延期されていた議員全員による記念撮影がありました。これまでは議事堂をバックに庭で撮影が行われていましたが、今日も雨で足下が悪いということで議事堂本会議場で行われました。天候に左右されずに撮影できるので、議事堂内で行うのもいいのかもしれません。

明日は、議案節目の全員協議会があり、議案調査のための休会後、23日から代表質問、一般質問が始まります。今回、私は、一問一答による質問を行います。予定は、30日か1日のいずれかですが、質問順が決まるのは25日です。これから原稿作りです。


 
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隠岐で研修会
一畑電鉄労組の隠岐研修会に参加しました。午前のフェリーで隠岐の島町に渡り、午後から一畑電鉄労組の各職場訪問をしました。隠岐空港、一畑バスは、お仕事中のところでしたが、手の空いた方から少しお話を聞くことができました。隠岐空港では地元の若い人たちが働いており、頼もしく感じました。

バス事業は、公共交通を維持しようと隠岐の島町が定期バスの支援をしており、観光バス事業で収益をあげるよう一畑バスもがんばっています。島民の移動手段確保にがんばるみなさんにエールを送ります。

他にも、一畑電鉄グループの事業所がありますが、土曜日ということで従業員の方がいらっしゃいませんでしたが、隠岐の島町にも一畑電鉄グループの事業所がいくつもあり、地域の活性化に寄与されています。

夕方からの研修までの時間、壇鏡の滝に行ってきました。山深いところにあるためか、これまで何回か隠岐の島町に来ていますが、初めてその存在を知りました。杉林の中を歩いて行った中に明るいところに出たと思ったところへ崖から水が降って来るという光景に遭遇し、まさにパワースポットに相応しいところです。

夕方からは、仕事を終えた皆さん達が集まり、研修会が開催されました。私と宅野市議会議員が議会報告をして、皆さんと意見交換しました。隠岐で育ち、隠岐で就職した人、県外から来て就職した人、異動で隠岐に来た人それぞれですが、島の暮らしを楽しみながら、仕事に取り組んでいらっしゃいます。
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記憶が蘇る
4年前に松江市で開催した日本女性会議の時に係わった人たちに呼びかけがあり、その後についての情報交換の場がつくられました。松江市男女共同参画センター・プリエールに20人余りが集まり、昼食をはさんで、あのときのこと、そしてその後について皆さんからそれぞれに報告しあいました。

松江市からは、女性会議後、提案した新たな人材育成について、松江市で取り組むウィメンズプロジェクトの報告がありました。ウィメンズで活躍する人たちの様々な提案が松江市の取り組みにも活かされています。

若い人たちの力が男女共同参画の推進力になっていくことを期待するとともに、まだまだ現役で活躍する皆さんの活動報告に元気をいただき、私も議員活動を通して皆さんの声をしっかりと届けなくてはという思いを強くしました。
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一安心
3人の子どもたちのうち、最後まで独身を通していた、第2子の長男がやっと結婚をしました。人が何を言おうと、わが道を行くタイプの息子ですが、やっと良きパートナーと出会うことができ、今日、結婚式を挙げました。何から何まで二人で準備して、親の手をかけず、たくさんの方に祝福されての結婚式でした。

これで、3人の子どもたちが皆家庭を持ち独り立ちしてくれ、親としても一安心です。これからはそれぞれに暖かな家庭を築いていってほしいですし、私たちも手出し、口出しせず見守っていきたいと思います。
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