代表質問

会派を代表して今日午後、質問に立ちました。

今回は、知事にアベノミクスによる経済効果などほとんど感じられない島根にあって、この政策についての所感を問いました。また、知事は自分の考えを表明することがなく、ただ単に県民や関係者の意見を聞くというばかりで、それでは議論にならないのではと問いましたが、県の方針を述べていると答えられました。しかし、そうした方針を形成していく前に、知事としての意見を述べるべきではないでしょうか。

また、女性の活躍推進法の制定に伴って各事業所は女性の管理職登用などについて目標値を設定した計画を策定することになっていますが、県の目標値について聞きました。当面の目標値として11%を考えているということでしたが、法の目標値30%には程遠い数値です。そのほか知的障がい者の正規職員としての採用や保育士、介護職員、看護師等の確保、教育の充実などについて質問しました。

詳しくは、議会中継録画をご覧ください。

| 角ともこ | - | - | - |
2月定例議会
2月定例議会が開会しました。今朝も恒例の会派民主県民クラブ全員による県庁前での朝街宣から始まりました。放射冷却により最低気温マイナス1度の気温の中での30分ほどの街宣でしたが、体が冷え込んでしまいました。それぞれに今回の議会での質問戦に臨む決意を述べさせいただきました。

今日から来月16日まで28日の会期で行われます。知事からは、新年度一般会計予算案など予算案19件、マイナンバーに関する条例の一部改正する条例など条例案34件、県立大学の理事等定数変更による定款の一部変更について等、一般事件案9件の提案がありました。これから提案内容について、そして各議員からの質問など議論が始まります。

私は今回は会派を代表しての質問になります。25日の午後が私の質問時間です。

質問内容は
○知事の政治姿勢
 安倍政権の経済政策(アベノミクス)について知事の所感を聞く。また、最近「同一労働同一賃金」ということを言われたが、果たしてこの意図していることは何であるのか疑問ですが、しかし、県も正規職員定数を減らしその分が臨時・嘱託職員に変わり、中には職員と変わらない仕事をしている現状もあるが、このことを含めて「同一労働同一賃金」についての知事の考えを問います。
○地方創生に係わる総合戦略を進める政策について
雇用対策、子育て環境の整備、「小さな拠点づくり」、生活交通の確保、地域包括ケアの取り組みなど人材確保という視点を中心に質します。
○そのほか
 中核市移行に伴う保健所問題、中海大山圏域についての知事の考え、障がい者雇用、教育の充実、女性の活躍支援などについて質問します。

お時間のある方は、傍聴に来てみてください。また、ネット中継もしていますので、開いてみてください。

 
| 角ともこ | - | - | - |
共生社会をめざして
米子市の全日空ホテルで民主党主催による「共生社会創造フォーラム」が開かれました。このフォーラムでは、今、民主党が目指す共生社会実現のための政策の取りまとめを行っており、その中間とりまとめと地域の取り組みが紹介され、意見交換が行われました。

島根県からも邑南町定住促進課長の田村哲さんが参加され、子育て日本一の村を目指しての取り組みがシングルマザーにもやさしい取り組みとしてメディアで紹介され、事実、シングルマザーの定住につながっているとの報告がありました。

また、鳥取県でDVシェルターの取り組みをしている「みもざの会」代表の伊藤ひろえさんがDV被害者への支援の取り組みを、山口県労福協専務理事の大塚健二さんからは、生活困窮者支援の取り組みが紹介されました。

民主党の長妻昭代表代行からは共生社会創造本部の「中間とりまとめ」が報告され、子どもの貧困への対策として給付型奨学金の創設、児童扶養手当の拡充によるひとり親家庭への支援、雇用の格差是正に向けて厚生年金の適用拡大、最低賃金の大幅引き上げなど、男女格差をなくすための同一価値労働同一賃金、選択制夫婦別姓の実現、年金格差の是正、男性の育児参加促進などの政策を提案されました。

ひとりひとりの幸福のために持続可能な経済成長を実現し、そして「新しい公共」の輪によって誰も置き去りにしない社会を創り上げていくことを示されました。支えられる側から無理なく支える側に回っていくことができる社会になれば、格差による分断を止めることができると、互いに支えあう共生社会の創造にむけた取り組みを提言されました。
| 角ともこ | - | - | - |
県大浜田キャンパス
県立大学浜田キャンパスを訪問し、本田雄一学長はじめ大学関係者の皆さんと意見交換を行いました。

グローバル化していく中にあって、国際的な視野のもとで考える力を身につけていくこと、北東アジア研究を中心に研究成果を地域に還元することを主眼としての取り組みについて説明を受けました。

また、この日は地域系部活動設置促進事業報告会が開かれており、県内の高校の活動の取り組み報告とディスカッションが行われていました。地域人材を育てる大学として島根県民に果たす役割は大きいです。
| 角ともこ | - | - | - |