質問に立ちました

県議会質問戦二日目の今日、2番目の登壇で質問しました。今回は、先にお知らせした5つの項目について質問しました。

 

この中で、性的少数者(LGBT)に係わる問題解決に向けての質問では、この問題について子どもたちの相談体制の整備を求めました。教育長もその必要性を感じており、早急に整備することを答弁されました。

 

また、スマホ対策についても、乳幼児からの対応が必要と言うことで幼児期の子を持つ親への周知、啓発に努めてほしいという質問に対して、教育長からは最近は保育所・幼稚園からも専門員の派遣を求められており、対応していること。そして、乳幼児検診の時をとらえて、保護者に啓発を行うことを考えていくという答弁でした。小さいときからのスマホなどの取り扱いに注意を払うことが必要だということを、保護者に早急に知ってもらうことが必要です。

 

戸籍謄本等交付事務に係わる本人通知制度については、人権保護の観点から市町村にこの事業の紹介を積極的に行っているにも関わらず、市町村側から経費がかかることや体制整備が難しいなどの声があるということで積極的にその問題解決に向けての取り組みがなされていません。一方でアクセルを踏んでいるのに、一方でブレーキを掛けているような状況です。

 

公契約条例についても積極的に制定する気は見えませんでした。

 

これからも、質問した事項がどのようになっていくのか注視し、進まない課題についてはこれからも取り上げていきます。

| 角ともこ | - | - | - |
質問戦始まる

今日から県議会は質問戦が始まります。朝、県庁前に会派の議員7人で街宣活動しました。それぞれに今議会で取り上げる質問内容についての報告です。

 

第一日目の今日は、5人の議員が登壇し、我が会派民主県民クラブからは、白石議員、平谷議員、藤原議員の3人が登壇しました。

 

白石議員からは、児童福祉法改正による児童相談所の専門職配置について、法的な配置を進めて行くことも求められた上で、保健師の配置を求められました。また、深刻化する児童虐待に対処するために、児童相談所だけではなく警察と役割分担して対応することの必要性について、国でも検討が進められていて国の方針を注視していくとの答弁でした。

 

児童虐待の事件が頻繁に報じられる現状を見ても児童相談所の質を高めていく必要があり、関係機関との役割分担や専門職の配置を厚くしていくことに早急に取り組む必要があります。

| 角ともこ | - | - | - |
社会保障と憲法

今日は、政治スクールの日で、日帰りで東京です。最初に、民進党衆議院議員の篠原孝さんによるTPPについてです。これまでも、TPPに関する勉強会はいろいろ出席しましたが、篠原さんは、実際に国会の審議に参加していらっしゃる方ですので、TPP協定締結阻止に最前線で戦っていらっしゃるため話したいことはいっぱいあるけど時間が足りないという中で、一生懸命話してくださいました。

 

TPP協定の内容についての話を聞けば聞くほど、この先、日本はどうなるのだろうという不安が増してきます。そして、これまでも巧妙に日本が長年培ってきた仕組みを解体し、グローバル企業に都合のいい仕組みに変えられてきているということに、皆さんも徐々に気づき始めているところではないでしょうか。

 

経済発展の名の下に私たちは言いくるめられ、国鉄の民営化、郵政民営化、大店法、まだまだいろいろありますが、結局は地方に住む人たちの犠牲の上に立った改革でしかなかったことに、みんなも気がつき始めているにも係わらず、TPPに対して反対の声が大きくならないのはどうしてでしょうか。みんな諦めてしまっているのでしょうか。子どもたち、孫たちのために、私もこうした話題をもとに考える場をつくっていこうと思います。

 

もう一つの講義は「憲法と社会保障」と題して、元厚労省職員で大臣官房審議官を務めた和田勝さんが講義されました。社会保障が憲法にどう位置づけられているのかについて歴史的な背景をもとに話されました。そして、憲法89条の条文は、現状に即していないなどの指摘もあり、今まで89条について関心を持っていなかったので、よく読めば問題もあるということも学びました。

 

時間いっぱい充実したスクールでした。

| 角ともこ | - | - | - |
質問通告

本日が質問通告の締切でした。今回は一般質問で、次の5点について質問する予定にしています。質問順は質問戦二日目の11月30日(水)の2番目、11時ごろになるかと思います。お時間のある方は傍聴にお出かけくださるか、県議会のHPから中継が見られますのでご覧いただければ幸いです。

質問項目;

1.性的少数者(LGBT)に係る問題解決に向けて

2.スマホ依存対策について

3.戸籍謄本等交付事務に係わる本人通知制度について

4.外国人の介護人材の受け入れについて

5.公契約条例の制定について

| 角ともこ | - | - | - |
11月定例議会開会

今日から、11月定例議会が始まります。今回も会派全員による朝街宣から始まりました。

 

議会では、溝口知事から国の補正予算に呼応し経済対策を実施するために、前回の9月議会に盛り込まれなかった事業費など36億円の補正予算案はじめ17件の議案と、専決処分の報告など2件の報告が上程されました。これから12月16日までの会期に議案を審議します。

 

また、今回も一般質問で私も質問に立ち、今議論となっているTPPに関連した問題について取り上げようと思っていますので、ネット中継などを通して関心をお寄せいただければ幸いです。

| 角ともこ | - | - | - |
プリエールフェスティバル

松江市男女共同参画センターで、参加団体がつくるプリエールねっとの皆さんが、フェスティバルを開きました。

 

各団体が主体となって開くいくつかのワークショップから、午前中はロシア語講座のワークショップへ、午後はベアテの会が主体となって開くワークショップに参加しました。

 

ロシア語講座では、私の知らないロシアのことがたくさん聞けました。そして何よりも、日本が好きという人が多いと言うこと。もっと、私たちもロシアについて知らなければと思った講座でした。

 

避難所運営ゲームでは、5〜6人のグループに分かれ、避難所の平面図を前に、いろいろと想定したカードを基に避難した人たちにどう対処するかというゲームです。

 

真剣になって避難してきた人たちがどういう状況にあるのか考え、避難所でどう対応するのかを考えるゲームです。いつ何時私たちは災害に遭うか判りません。行政だけに頼らず、自分たちで避難所運営できるように訓練となるゲームでした。こうしたゲームを通して、災害について考えるいい機会となります。

| 角ともこ | - | - | - |
住民自治の仕組みづくり

このところの寒さで街路樹もすっかり秋色です。一歩一歩冬に向かって季節は歩んでいます。さて、そんな中、くにびきメッセで住民自治についての講演がありました。

 

人口減少に転じた日本の総人口、出生率が上がっても子供を産む世代の人口が決まっているので、これから50年は減少が続く中、少子高齢化、過疎の先進地の島根県でも、総合戦力を策定し、人口減少に歯止めをかけようとしています。有効に税金を使い、量よりの質の仕組みづくりが、今求められています。そのヒントになる講演をと「住民目線で政治を変える会・山陰」の講座が開かれました。

 

「構想日本」総括ディレクター伊藤伸さんと、「住民目線で政治を変える会・山陰」共同代表の福島浩彦さんを講師に、「人口減少社会における市民自治」と題して講演がありました。


伊藤さんからは、シンクタンク「構想日本」の一員として、全国各地の自治体で取り組んできた事業仕分け「市民判定人方式」の取り組みを通して、住民が当事者意識を持つことについて具体例などを挙げながら話されました。

 

市民判定人方式は、事業仕分けの議論は外部の仕分け人が行い、その議論を聞いた無作為抽出の市民判定人が判定を行うというものです。市民判定人は市民の中から無作為で選ばれた1000人の中から応募のあった市民が担うため、広範な意見がが反映されることと、これまで行政に係わりのなかった住民が当事者意識を持つきっかけづくりになるというものです。さらには、その後、地域活動に参加したり、活動団体を立ち上げたりと、行動の変化をも湧き起こすということです。

 

福島さんからは、人口が減少しても持続可能な地域にしていく仕組みづくりを考える、自治体の仕組みを小さくして質を高める取り組みの必要性を説かれました。そのためにも住民が変わる必要があり、無作為抽出の市民判定人による議論の場を行政がつくるとともに、議員は議会の中で広範な住民の声をもとに徹底した議論を行っていくこと。自治体が住民自治を求めなければ変わらないと締めくくられました。

 

無作為抽出の市民判定人の議論を求めるお話に、議員の存在が見えなくなり心配しましたが、議員は議員でしっかり議論し、決定していくことにあるという話に少し安心するとともに、私たち議員ももっと広範に住民の意見を聞く姿勢を持たなくてはいけないということを肝に銘じ、活動していかなくてはいけないと感じました。

 

| 角ともこ | - | - | - |
創立140周年を記念して双松会

明治9年創立の松江中学に端を発する長い歴史を持つ松江北高創立140周年を記念して、同窓会「双松会」の総会と懇親会がホテル一畑で開かれました。

 

今回の総会では、記念講演として、私と同期の北高24期のカゴメ株式会社代表取締役社長の寺田直行さんが「カゴメの長期ビジョンとシニアの食」と題して講演されました。残念ながら、400名余りの同期生の一部しか知り得ず、今日まで彼の存在を知らなかったのです。

 

日本の緑黄色野菜消費量の11.3%を提供するカゴメの「自然をおいしく、楽しく」をモットーにする取り組みについて講演されました。健康寿命の延伸にトマトジュースなどの販売によって緑黄色野菜の摂取の向上に、地域の農業者と手を組み野菜の収量増大に、そして、食料の安定供給による食糧不足や人口増加に取り組まれています。

 

さらには、社員から役員まで女性比率50%を目標に取り組まれています。これくらいの目標を掲げても達成までにはかなりの年月を要するが、しかし、50%を目標にしなければいつになっても達成できないといわれることはごもっともで、寺田社長の姿勢を見習ってあらゆる人たちがこうした姿勢で取り組めれば、女性の活躍の場は各段に増えてくると思います。

 

今回は24期の同窓生が講演するとあって、いつも以上に同期の参加が多く、同期生同士で懇親を深めました。

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食の縁結び甲子園

くにびきメッセで第一回の食の縁結び甲子園が、地域を元気にするお米を使った縁結びランチを大会テーマに開かれました。全国各地の高校生から応募のあった136チームから選ばれた10チームが腕を競いました。

 

来賓として招待を受け、開会する前に会場に入ったのですが、すでに下準備が始まっていて、美味しい匂いが漂い、食欲をそそられます。開会式の後、50分間の制限時間の中で、1チーム3人が手際よく調理を進めます。応援者も多数詰めかけ、調理の様子は実況中継で大型スクリーンに映し出され、真剣に取り組む高校生たちを見守りました。

 

審査員もその中をチェックシート片手に歩き回り、質問などしながら料理過程を見て回っていました。


今回、皆さんがつくる縁結びランチは、島根の食材(和牛肉、しじみ、しいたけ)と出場校の地元食材を使って高校生が考えたメニューで作ります。

 

7つに分けた地域から各1校と審査員特別枠から1校、そして開催県島根県からは、松江農林高校と松江養護学校の2校が出場しました。皆さん時間内に仕上げ、出来上がったランチは展示用と審査員の試食用に4食分つくられました。

 

審査の間、ステージでは浜田商業高校の生徒による石見神楽が演じられ、JA女性部による昼食がふるまわれ、会場を訪れた皆さんは、石見神楽を見ながら食事をとっていました。

 

こうした取り組みが定着し、若い人たちに食に対する意識が高まることを期待します。さらに、この中から調理の道に進み、日本の食を世界に広める調理師が誕生することを願っています。

| 角ともこ | - | - | - |
無投票の雲南市議会選挙

今日から雲南市議会議員選挙が始まり、自治労組織内議員の細田実候補出陣式に激励に出かけました。細田議員の選挙事務所は自宅です。以前もこのブログで紹介したことがありますが、棚田で有名な大東町山王寺にあり、その棚田の上にあたる標高350メートルの山の上です。

 

直前の情報でも、立候補予定者は定数内の22名で無投票になるのではないかと言われていました。そして、夕方に事務所スタッフの方から無投票当選のようだから選挙報告会を6時から行うという連絡があり、再度山の上に出かけることになりました。何はともあれ再選されたことを祝いました。

 

自治労議員として再び活動を進められ、地域課題の解決に取り組んでいただきたいですし、暴走する安倍政権に対抗する議員としてしっかりと住民の声を議会に届けるとともに、自治体議員連合で連帯して政治の流れを変えていきたいと思います。

| 角ともこ | - | - | - |