質問日程

質問の日程が決まりました。来週月曜日の3月6日10時40分ごろから一問一答方式で質問に立ちます。内容は以下の通りです。

 

1.子育て支援について

  • 保育料について

   地方創生総合戦略の子育て家庭への経済的支援の一つとして、所得の低い家庭への保育料の負担軽減に取り組まれていますが、その効果について聞きます。

 

  • 保育・幼児教育支援について

   民主県民クラブでは、幼保教育支援について高知県で調査をしてまいりました。その調査を基に、園内研修の充実など、保育・幼児教育の取り組みについて質問します。

 

2.食の安全について

   ミツバチの大量死をきっかけに、農薬の人への影響が懸念されます。欧米に比べ日本は農薬の使用量は多く、ヨーロッパで制限されている農薬が使われている現状があります。食の安全を求めて質問します。

 

ネット中継もしていますので、お時間のある方は傍聴してください。

| 角ともこ | - | - | - |
県民への丁寧な対応を

今日も議会は本会議で一般質問がありました。我が会派の山本誉議員が質問に立ち、その中で産業廃棄物処理についての質問がありました。

 

県内の産業廃棄物処理施設の設置を巡り、施設の規模によって取り扱いが違うことについて県の対応を求めた質問でした。規模が一定基準以下の場合は、周辺住民の同意は必要としないことが国から通達で出ているということで、周辺住民への説明は必要としつつも、同意を必要としないという県の対応に疑問を呈しての質問でした。

 

産業廃棄物の処理は環境への影響が懸念されるもので周辺の住民への丁寧な説明は勿論ですが、それでも住民が納得できないということがあれば、さらなる対応が必要だと思います。しかし今日の答弁は「国の通達」を盾に切って捨てたような答弁でした。事業者に対して、住民の不安への丁寧な対応を指導すべきです。法に則ってやっているのでいいというものではありません。

| 角ともこ | - | - | - |
知事としての答弁

昨日から、議会は質問戦が始まっています。相変わらず知事は、杓子定規な答弁です。原発問題や社会保障の充実に係わる再質問にも「個人の意見はあるが、私は知事としての役割を果たす」として、個人の見解を挟むようなこともなく、通り一遍の答弁でしかありません。

 

国の方針任せでは、地方は疲弊し、県民の生活は苦しくなるばかりです。もっと県民の声を国に上げるとともに、必要なことにもっとメリハリをつけて予算を配分してほしいものです。

 

さて、私は、質問戦後半になる一問一答方式で質問に臨みます。今のところ、保育・幼児教育についてと農産物の食の安全についての2つの項目で考えています。詳しくは通告後、日程とともにお知らせします。

| 角ともこ | - | - | - |
竹島の日

今年も竹島の日がやってきました。昨日あたりから、市内を走る街宣車が目立ちはじめ、今日は朝から市中を街宣して回っていましたが、例年ほどの騒々しさはないように感じました。しかし、報道によれば、韓国の人たちと右翼団体の間で衝突があり一時騒然としたようです。

 

私は、午後の式典に参加しました。毎年、知事は国による解決を求めるあいさつをしますが、国からも閣僚級の出席があるものの、平和的解決には至っていません。島根県では、資料発掘に努め、歴史的な認識を深める努力をしていますが、歴史的事実を積み重ね冷静な外交による打開策を見いだしてほしいと思います。

 

その中で、今回、原田環県立広島大学名誉教授による講演は、韓国は領土問題よりも抗日運動のシンボルとして竹島問題があるとするお話は興味深いものでした。そうした様々な角度からこの竹島問題を見ていくことが解決の糸口を見いだすことになるのでしょう。

| 角ともこ | - | - | - |
事実は一つ

県民会館で毎年憲法記念日に集会を開いている「MakePeaceの集い」の緊急学習会があり、山口大学名誉教授の纐纈厚(こうけつ あつし)先生による「いま自衛隊と憲法が危ない〜私たちの立ち位置は何処に〜」と題しての講演がありました。

 

今、国会では集団的自衛権を付与した自衛隊の南スーダン派遣について、現地の状況の把握を巡って議論が続いていますが、生命の安全が危惧される厳しい状況にあって各国が撤退する中、安倍政権は、かつて石油資源を求めてインドシナ半島等に日本軍が侵攻したように、南スーダンの石油はじめアフリカの天然資源の利権を求めて、戦闘状態にあるにも関わらず自衛隊を派遣しています。

 

思考停止に陥っている国民に、政治について、身の回りに起きていることについて語る、語り部の存在が必要だと纐纈先生は話されました。今、家庭で、学校で、世の中で起きていること、身の周りの変化について話すことがほとんどないのではないか、いつでも情報は身の回りにあふれているという感覚が、あえて自分が話さなくてもという状況を作り、事実は一つなのに、その真実までに行き着く会話がなされていない状況が、無関心な国民を増やし続けています。

| 角ともこ | - | - | - |
今日から2月定例会

今日から、2月定例会が始まりました。定例県議会開会日恒例の会派全員参加による県庁前朝街宣から始まりました。今期も全員質問に立ち、課題解決に取り組みます。今議会は新年度予算審議が大きな柱となります。今年度から地方創生に取り組んでいますが、その取り組みを検証しつつ、地域再生につながる予算にしていかなければなりません。

 

今期も一問一答形式で私も質問に立ちますが、内容については後日お知らせしたいと思います。

 

午後からは、文教厚生委員会が開かれ、参考人を招聘して、「教育の魅力化による地方創生について」議論されました。私も委員外議員として参加しました。参考人には、学校教育魅力化プラットフォームの岩本悠さん、水谷智之さん、今村久美さんの3人です。

 

海士町の島前高校から始まった高校魅力化の取り組みは、中山間地域の島根県内高校に広がり、さらに新年度は小中学校へと広がる予定です。「あの人だからできた」「あそこだからできた」ではなく、子どもたちと係わって、地域で何を残していくことができるのか、次世代のことについて利害を超えた議論を起こしていける状況を作っていくことが教育の魅力化です。

 

地域での議論がわき起こるよう議会も応援していきます。

| 角ともこ | - | - | - |
一足早く映画鑑賞

島根県民も参加しての映画「たたら侍」が完成し、その内覧会がTジョイ出雲で午後7時からありました。錦織監督も舞台挨拶され、この映画にかけた意気込みを熱く語られました。

 

「たたら侍」の劇場公開は5月20日とまだ先ですが、関係者に一足先に内覧会が行われました。出雲の情景がふんだんに使われ、特に日本遺産に認定されたたたら製鉄が映画の中でも紹介されています。ぜひ、皆さんも劇場に足を運んでいただき、島根の伝統文化を映画を通して堪能していただきたいと思います。

 

さて映画が終わって外に出てみると猛吹雪、一気に現実に引き戻されてしまいました。目の前に吹き付けてくる雪に目を奪われてセンターラインを見失わないよう目を凝らし、強風にハンドルを取られないようしっかりとハンドルを握って自宅に戻りました。明日からまた雪に悩まされるのでしょうか。

 

| 角ともこ | - | - | - |
横断的に取り組む

調査三日目の今日も昨日に続き高知県庁にて調査です。今日は、外国客船受け入れについてと、おもてなしの取り組みについて港湾振興課とおもてなし課からそれぞれに説明を受けました。外国人観光客受け入れに各県取り組んでいますが、高知県でも外洋に面している港湾を持つ強みを生かしてさらに港湾を整備し、年々増える外国客船を利用する観光客の受け入れを進めています。さらに、観光振興部を創設し、おもてなし課を設置して観光客を迎える環境整備に取り組んでいます。

 

港湾整備をする土木部と観光振興部が連携して外国客船による観光客受け入れに取り組んでいます。そして、民間の力も借りながら官民連携した取り組みを進めています。

 

この後、就学前の保育・教育の取り組みについて教育委員会の幼保支援課から説明を受けました。高知県では、平成15年に「子どもの健やかな育ちのために、どこにいても質の高い保育・教育を受けることが出来るよう、就学前の保育・教育の充実を図る」ことを目的に教育委員会に幼保支援課を設置し、行政の窓口の一本化を行いました。そして、親の子育て力の向上や良好な親子関係の構築のための取り組みも行っています。ここも、縦割り行政を脱して、就学前のこどもの育ちを支援するという視点で組織を編成して取り組んでいます。

 

昨日の移住対策の取り組みも含め、今回調査した高知県のいずれの取り組みも、横断的な視点で取り組みを進めています。

| 角ともこ | - | - | - |
高校生議会

会派調査の二日目の今日は、香川県議会に出かけ、高校生議会の取り組みについて調査を行いました。香川県議会ではこれまで、議長提案という形で新成人議会やフレッシュマン議会等に取り組んできました。

 

昨年度は、議長から高校生議会が発案され、県内各高校ごとに議会に出る高校生を選挙によって選出し、地方創生をテーマに意見発表し、議員が評価して上位5名の意見を決議として知事と議長に提出されました。選挙権が18才に引き下げられたときでもあり、主権者教育にもつながる取り組みとして評価しますが、残念ながら継続して行われるものではなく、その時の議長の発案という形を取っているため、今年度は実施されていないそうです。

 

この取り組みを参考に主権者教育の一つの取り組みとして実施したいものです。

 

このあと、高知県に移動し、高知県庁へ行き移住対策について調査しました。少し時間があったので、県庁へ行く前にNPOで運営する高知こどもの図書館を急遽訪れ視察させていただきました。休館日であるにも関わらず快く対応していただきました。運営団体のこどもの図書館活動に対する熱意を感じました。

| 角ともこ | - | - | - |
丸亀町商店街の挑戦

今日から三日間、香川県と高知県で民主県民クラブの会派調査です。最初に訪れたのは、香川県高松市丸亀町商店街の商店街再生の取り組みです。

 

バブル崩壊時、歴史ある商店街は、シャッター街化していました。その少し前から、これではいけないと、商店街では再生に向けた計画作りをしており、この計画の実行に乗り出したのです。それは、土地の所有権と利用権を切り離すことでした。

 

ただこの再生計画の実施には法律の壁があり、市も県も支援に動いてくれませんでしたが、商店街の役員は国へ出向き法律の規制を破ることができないのか相談し、識者による委員会の中で議論し、国の実証実験として取り組むことができたのです。規制の壁にも負けず、商店街の皆さんも役員にを信頼し任せてくれたことも大きな成功の要因になったと思います。

 

60年間の定期借地権を設定することで土地の所有権を失うことなく、土地が有効に利用され、そのことが人を呼び、商店街の活性化につながり、歩いて暮らせる街になっています。商店街の熱意と努力の賜物を見せつけられ、脱帽するばかりです。多くの視察者が訪れていますが、これに続く街が生まれてくることを願うばかりですし、松江の街も参考に出来るまちづくりでした。

 

丁寧に私たちの対応をしてくださった丸亀町商店街振興組合理事長の古川康造さんに感謝です。

| 角ともこ | - | - | - |