フォーゲルパークで交流

公共交通や運輸関係の労働組合でつくる交運労協が主催する「公共交通利用体験ツアー」があり参加しました。組合員とその家族を対象に、一畑電鉄を利用して松江フォーゲルパークに行き、園内を見学し昼食後、バスで松江市交通局へ移動して、バスの乗り方教室、乗車体験仕事体験をするものです。

 

一畑電車はしまねっこ仕様の電車で、家族でしまねっこちゃんと記念撮影したりしながらの移動でした。久しぶりにフォーゲルパークに行ったのですが、樹木が成長し、温室内のベコニアはぎっしりと咲き誇り、園内の木々も生い茂り森になっていました。

 

ペンギンの散歩やフクロウの飛行ショーなどを見て散策し、園内のレストランでビュッフェ式の昼食をとり、組合員の皆さんは家族とともに楽しんでいらっしゃいました。私も一緒になって楽しまさせていただきました。


 

 

| 角ともこ | - | - | - |
男女平等参画セミナー

自治労島根県本部が主催する「男女平等参画推進セミナー」の第3回が、ホテル白鳥でありました。今回は、自治労本部書記次長で島根県本部から出向している青木真理子さんが講師となり、「労働組合の中で男女平等参画をどう進めるか」と題して講演がありました。女性の参画が叫ばれて久しい中、まだまだ組合役員の女性の参画は進んでいません。

 

アンケートから見れば、まだまだ組合活動の改革の必要性や女性が活動するためのサポートが不十分であることが見られ、こうしたことへの改革の必要性が指摘されたところです。

 

後半は、組合で役員を務める女性や若者がパネリストとなって意見交換がされました。この中では、前向きな意見がいろいろと出され、誰もが組合活動に参加しやすいように工夫をされていることが話されました。いずれの方もやはり、楽しく活動できる雰囲気づくりに努力されていることがうかがえました。

 

| 角ともこ | - | - | - |
高校生議会
鳥取県議会事務局中山みゆき次長から説明

鳥取県議会との合同調査の二日目は、鳥取県議会が取り組む高校生議会について調査を行いました。

 

鳥取県議会では、議会改革の一環として、高校生議会を平成19年から行っており、今は高校生から大学生にまで広げ、交互に行っています。各学校から選抜された学生一人ひとりにサポート役の議員をつけて質問書づくりなどの支援をしています。知事はじめ執行部が学生の質問に答えるのですが、丁寧な答弁を心がけるあまり、答弁時間が長くなる傾向があるとのことでした。

 

議会の様子は出席した学校へは議事録やDVDを作成して返すとのことでしたし、議会だよりで全県民に広報しているとのことでした。学校が近い場合はたくさんの学生が傍聴することもありますが、当日の様子はケーブルテレビやインターネットで流されるためか傍聴が少ないとのことでした。

 

質問に立った学生は、質問のためにいろいろと調べるうちに県政に関心が高まったとの感想があり、今、主権者教育が叫ばれる中、学生の皆さんに政治に関心を持ってもらう機会となり、役割を果たしているのではないでしょうか。また、議員にとっても新鮮な意見を聴く機会となり、勉強になるとのことでした。

 

議会改革が叫ばれる中、また主権者教育の一環にもなる高校生議会を島根県議会でも実施してみたいと思います。

| 角ともこ | - | - | - |
地域に貢献する取り組み

毎年行っている、鳥取県議会「会派民進党」と合同で鳥取県内調査を行いました。毎年交互に双方の県を訪問し、合同で調査を行っているもので、今年は鳥取県で実施しました。

 

事業説明される小原代表取締役

最初に訪れたのは、八頭町にある大江ノ郷自然牧場です。ここでは鶏舎で飼うのではなく、鶏の平飼いに拘り、さらには飼料にも国内で生産されたものを使い、一個100円の卵をつくり、そのおいしさを知ってもらうことで購入者を増やしていき、さらには、パンケーキなど加工にも取り組み、そして、農場近くに直売所やレストランを作ることで6次産業化に取り組んでいます。

 

さらには、事業を拡大していく中で雇用を増やし、山奥のほとんど外部から人が来ないような山里の良さを、地元の皆さんはじめ多くの人たちに広げ、年間来客数30万人を目指して地域活性化の取り組みにもつなげています。

 

小原代表と調査団
小原代表と調査団

創業者で大江ノ郷自然牧場代表取締役の小原利一郎さんは、今の規模までに拡大していくまでの苦労などを話してくださいましたが、その中で印象に残っているのは、「あまり補助金をあてにせず取り組んできた。補助金はいろいろと枠組みが決められているため、自分の思うような使い方ができない。むしろ支援してくれるなら、金融公庫の利子補給や保証金を支援してくれるとありがたい」と話しておられたことです。

 

自分なりの事業計画があり、タイミングよく補助金があるわけでもないので、自分たちの事業ペースに合わせた支援であってほしいということでした。しっかりとした考えをもって、鶏卵を主軸に農業に関わる小原さん、「農は食、食はいのち」をモットーに六次産業化に取り組み地域に貢献しています。

| 角ともこ | - | - | - |
6月議会閉会

今日で、6月定例議会も最終日を迎えました。いつものように、超党派女性議員3人で朝街宣をして、今回も3人それぞれに一般質問に立ったことを報告しました。

 

今議会、知事提出議案はすべて可決しました。ただ、会派の岩田議員が紹介議員となっている請願「北朝鮮による度重なるミサイル発射と核開発の強行に抗議するとともに、この問題をめぐる国際的緊張の高まりを平和的に解決することを求める請願書」については、総務委員会で不採択となったため、採択すべき立場から反対討論に立ちました。

 

今、北朝鮮は盛んにミサイルを発射しており、これに対して、アメリカは朝鮮半島にミサイルを配備、日本海に空母を配するなどしており、日本も一緒になって威嚇することは、ますます、緊張を高め、原発を抱える島根にあってもいつ攻撃の的になるやも知れません。このような状況にあって、まずは緊張を緩めるために、武力による威嚇ではなく平和的手段による外交努力によって解決するよう、国に求める意見書を提出すべきと反対討論をしました。

 

しかし、残念ながら多数決により委員長報告通り不採択となりました。平和的解決は当たり前という不採択に賛成の議員の声に、だからこそ、武力を誇示する方向に走る安倍政権に意見すべきではないかと言っているのですが、国に声を上げようとはしません。

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