政権交代へ

連合みんなのパーティーがホテル白鳥でありました。このパーティーは2か月も前から計画されていたもので、毎年連合島根で行われているものですが、まさか、衆議院解散総選挙というタイミングでのパーティーになろうとは誰も予想していなかったことでしょう。

 

このパーティーには、民進党から枝野幸男代表代行が来賓として出席されました。あいさつの中で「今回の選挙は、安倍政権を終わらせる、そして働く人たち地元の人の声を代表する人を出すこと」とこの総選挙の異議を語られました。

 

また、島根一区予定候補の亀井亜紀子さん、2区予定候補の福原宗男さんも駆けつけ、出馬の決意を表明されました。何としてもお二人の当選を果たし、一強安倍首相を政権からおろす選挙にと皆さんの熱い拍手で激励しました。

| 角ともこ | - | - | - |
決算審査

今日は、28年度の決算特別委員会分科会でした。私は総務委員会所管分の審査を行う第一分科会に属しています。

 

済んだものだから今更どうこう言うことはないという委員がおられますが、その済んだ事業でどういう成果があったのか、そこを検証し次の事業計画、予算編成に活かしていく事が重要なことです。財政が厳しくなっているなか、少ない予算でいかに効果をあげ、有効に使われているかを点検する事が大事です。

 

いろいろと質問して指摘しましたが、そのなかで知事公聴会について、内容を聞きました。知事は常日頃「県民の皆さん、関係者の皆さんの意見をよくお聞きし」といわれます。どのような公聴会をしておられるのかとHPを見ると、何かで表彰されたとか、大会で好成績をあげたとか、そういった人たちが報告で知事を表敬した際に懇談したことがほとんどで、知事自らが出かけていき、地域で暮らす人たちがどういったことに苦労し、どういった暮らしをしているのか、というような声を聞くというものは見当たりません。

 

「どこでもふれあい懇談会」というのがありますが、これも団体等から申し込まれて昼食会をして意見交換したというもので2回ほどでした。それ以外の90回は「気軽に知事とミーティング」という先の形のものでした。せっかく知事公聴会という事業を計画しておられるのなら、今、人口減少で集落の存続が危惧されるところに住んでいる人たちの声を聞く事なども重要ではないかと思います。また、島根の魅力を発信し島根を訪れる人、島根に定住してくれる人を呼び込もうとするならば、少しでも地域に出かけて一般の県民と話し合う事が必要ではないかと、そういった内容の事業にすべきではないかと指摘しました。

 

女性の消防団員の確保に向けての取り組み、政策企画推進事業のあり方などについても指摘しました。次回は、各委員から資料請求した項目についての審査を行う予定です。

| 角ともこ | - | - | - |
解散総選挙

今日、開会した臨時国会で衆議院が解散されました。今回の解散総選挙、安倍首相は、消費税の使い道の変更、北朝鮮への対応を国民に問うといわれました。しかし、まずは国会でそのこと議論すべきではないでしょうか。そういったこともなく、これまでそのことを国民に説明することもしないで、いきなりそのことを問うために解散と言われても戸惑うばかりです。

 

国民は森友学園、加計学園の問題について首相の説明を求めています。さらに北朝鮮の問題で言えば、早急にその対応に望むべきであり、圧力ばかりでなく交渉の窓口をつくり丁寧な外交をしていかなければならないときに、選挙に奔走している場合ではないと思っています。

 

とはいえ、解散してしまいましたので、島根では亀井亜紀子予定候補の必勝に向けて頑張るのみです。ただ、今のところ希望の党との関係がよくわからないままで、合流の話が出ており困惑しています。

| 角ともこ | - | - | - |
ワンストップ相談窓口

子育て支援と性暴力被害者支援に関わるワンストップ相談窓口の設置をめぐっての質問しました。

 

予告しましたように、国は妊娠期から就学前までの子どもの発達・子育てに関わるワンストップ相談窓口設置を進める事業として、子育て世代包括支援センター事業の全国展開に取り組んでいます。今、県内で取り組みが始まっている市町村は6市町村で、平成32年度にはすべての市町村で取り組まれる予定です。

 

まだこの事業に取り組まれていない自治体への支援や核となる人材としての保健師の確保に県の支援が求められており、努力されることが述べられました。

 

また、性暴力被害者支援に関わるワンストップ相談窓口設置については、県は女性センター内に「性暴力被害者支援センターたんぽぽ」を平成27年度に設置しています。それまでに民間では一般社団法人「性暴力被害者支援センターさひめ」が活動を始めていますが、この団体との連携体制が十分でないと感じています。

 

県は、「たんぽぽ」は全県対応であり、「さひめ」は松江市を中心として活動であるので2つあってもいいいという考えですが、まだまだ周知が進んでいない中、また性暴力を防止しようという中では一緒になって取り組んでいく方が、様々な事例の情報を共有し、その対応策や予防対策がとりやすくなっていくと考えますが、県は情報交換するに留まっています。

 

いずれにしても、性暴力がなくなっていくことを願うとともに、被害者を一人にすることなく手を差し伸べ、立ち直れるよう寄り添って支援する仕組みが十分機能するように県もしっかりと支援してほしいと思います。

| 角ともこ | - | - | - |
明日、質問に

いよいよ、明日が質問戦最終日となりました。私も明日一番目に質問に立つ事になっています。

 

今回は、2つのワンストップの相談窓口について質問する予定です。内容は以下の通りです。

 

1.日本版ネウボラ(子育て世代包括支援センター事業)について
 今年5月に議員有志でフィンランド、スウェーデンに調査に行き、フィンランドのネウボラ(「相談の場」という意味)、スウェーデンのファミリーセンターで、妊娠期から就学前までの児童が健康に育つことを目的に、児童や母親及びその家族の健康や生活を中心として相談支援を行っていることについて調査しました。
 日本でも、この取り組みを参考に、育児に係わる悩みや問題などの解決に相談機関が相談者と信頼関係をつくり、課題解決の支援が受けやすくなる取り組みとして、子育て世代包括支援センター事業が始まっています。県内の状況と県の取り組みについて質問します。

 

2.性暴力被害者支援について
 先日、女性都道府県議会議員の会の研修で、滋賀県の犯罪被害者支援センターが取り組む性暴力被害者支援についての講演があり、医療機関と連携し被害者に寄り添い支援を行っていることを聞きました。そこで、島根県も支援センターが出来ていますが、この仕組みの充実と周知が必要なこの事業について、島根県の取り組みを聞きます。

 

いずれもワンストップの相談窓口として、期待されるものであり、こうした取り組みが児童虐待の防止など児童をめぐる課題の解決、性暴力をなくすことにつながることを求めての質問です。

 

ネットでもライブ中継、質問翌日からは録画中継をしていますので、傍聴ください。

http://www.shimane-pref.stream.jfit.co.jp/

| 角ともこ | - | - | - |
憲法を学ぶ

女性のための政治スクールで東京に来ています。今回は、映画「不思議のクニの憲法」の監督松井久子さんが講師での講演でした。

 

最初に映画の観賞をしましたが、昨年の上映会の時の映画がリメイクされていました。英語の字幕が付き、海外でも上映できるようにされ、実際にドイツなどで上映会と講演をされているそうです。

 

今回一年ぶりに観ましたが、改めて護憲派の改憲論や非武装中立に撤するなどの意見に、もっと丁寧に憲法を学ぶことの必要性を感じました。そして、若い人たちにもっと見てほしい映画だと思いました。

 

松井さんとの懇談もいろいろな話を聞くことができ、ますます上映を広げていく必要性を感じました。

| 角ともこ | - | - | - |
9月定例議会始まる

小雨が降る中、今日から始まる9月定例議会を前に、県庁前で民主県民クラブのメンバーで朝街宣をしてスタートを切りました。それぞれに今回取り上げる課題などを中心に朝の挨拶を出勤登校途中の市民に向けて行いました。

 

今議会は、今日から10月4日までの29日間の会期で開かれます。知事から92億円の一般会計補正予算案などの予算案16件、法改正に伴う手数料条例の改正など条例案4件、県の建設事業に係わる市町村負担についてなど一般事件案8件が提案されました。

 

今回も一般質問に立つ予定でいます。一問一答形式による質問を予定していますので、21,22日頃になる予定です。日程が決まり次第、報告します。

 

午後からは、議会政策研修会がありました。「平成30年度以降の米政策について〜需要に応じた米生産の推進〜」について農林水産省政策統括官付け農産企画課長の講演がありました。米政策が転換される中にあって、農地集積による規模拡大による農業経営を目指していますが、果たして中山間地域の多い島根ではどうなのか、画一的な政策では地方は生き残れません。

| 角ともこ | - | - | - |
弱い立場にある人を守る

女性都道府県議員の会、二日目は、犯罪被害者支援の取り組みと子ども食堂の取り組みについてお聞きしました。

 

犯罪被害者支援については、特に性暴力被害者の支援に取り組む方々から現状も含めお聞きしました。今の若い人たちはきちんとした性教育も受けていない現状もあり、妊娠や避妊に関する知識が乏しく被害に遭いやすくなっている現実や、救済の窓口へたどり着かず、ネットの誤った情報でさらに危ない状況に陥いる現状もあるなどの話も交えて、滋賀県の取り組みについてお聞きしました。

 

そして、被害者支援には、性暴力についての知識と被害者の心理状況をよく理解した上での支援が必要です。そのための人材育成や人材確保や、ボランティアで対応している部分もあるため活動費の確保など、公的支援が必要であるということを聞きました。滋賀県がバックアップしていますが、まだまだ十分ではないというお話でした。

 

翻って、島根はどういう状況か気になるところです。弱い立場にある女性たちが泣き寝入りしない環境づくりが必要と感じましたし、そもそも、性暴力をなくすことが大事です。

 

また、滋賀県では社会福祉協議会が中心となって県内の小学校区単位で子ども食堂が開かれています。立ち上げの資金支援の制度があり、それがきっかけとなって、今では73の子ども食堂が立ち上がっています。ただ単に子どもだけでなく高齢者や大人への支援の場にもなっているとお聞きし、取り組みの広さに感心しました。資金面でのバックアップがここまで広がっているということを感じました。

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女性議員ネットワーク

民進党女性議員ネットワーク会議は、龍谷大学教授大島堅一先生の「原子力発電とエネルギー〜コスト問題を中心に〜」と題した講演で始まりました。原子力発電は、高つくということを分かりやすく、データを示して講義していただきとても勉強になりました。

 

その後は、分科会に分かれ、国会議員と意見交換、私は、「教育」に参加、学習指導要領改定の問題やクラス定数や教員定数の問題など日頃地方で抱える問題について、国会での取り組みを聞きながら解決に向けて話し合いました。

 

午前中のネットワーク会議が終わると、滋賀県大津市に移動、午後4時半からの女性都道府県議会議員の会の総会·研修会に参加しました。

 

大津市の越直美市長の講演、滋賀県が取り組むSDGs事業についてお聞きしました。はじめて聞く言葉に最初は戸惑いましたが、話をお聞きし、納得、これからの取り組みとして取り入れるべき考え方だと思います。もっと勉強しなくてはならないと感じました。

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女性議員の仲間を増やそう

民進党女性議員ネットワーク会議の総会·研修会が今日明日の二日間開かれます。

 

一日目の今日は、3人の講師からの講演がありました。上智大学教授の三浦まりさんからは「議会の男女均等はなぜ必要か」〜女性議員比率164位からのスタート〜と題して講演がありました。男性優位の社会の中でいかに女性の特性を生かして議員を増やすか、それには自分としてどういうリーダーシップをとるか、新しいリーダー像をつくること、そして女性同士で助け合うこと、さらにはクォータ制度によって女性を増やしていくこと、それによって女性が増える環境をつくることで意識を変えていくこと、とはいえ、なかなかその環境が整わないが、地道に皆で進めていくしかない。諦めず仲間を増やしていこう。

 

その他、イコールネット仙台代表理事の宗片恵美子さんによる「災害に強い地域づくりをめざして」、跡見学園女子大学教授の鳫咲子さんによる「子どもの貧困と学校給食」といずれも勉強になる講演でした。

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