一番バッターで質問

一般質問二日目の最初に質問に立ちました。通告していた通り、次の3項目について質問しました。

 

1.介護職の外国人受け入れについて

「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律」(技能実習適正化法)が11月1日施行され、制度の対象職種に介護が加えられ、人手不足が深刻な状況にある介護職の人材確保へつなげようとしています。また、入国管理法の改正もあり、対象職種に介護福祉士が入りました。専門職としての受け入れは現在EPA(経済連携)で行っていますが、資格取得に言葉の壁があります。そこを乗り越えるために今、県内の介護福祉士養成校では資格の取得を目指す留学生を受け入れ、介護職として就労する道を開こうとしています。

 

人口減少が進む島根県で介護分野も含め人材確保に外国人の受け入れも考えなければならない課題でもあります。介護職が魅力ある職場になる取り組みを進めながら、外国人受け入れについて考えていくべき時です。

 

2.インクルーシブ教育について

⼦どもたち⼀⼈ひとりが多様であることを前提に、障がいの有無にかかわりなく、誰もが望めば⾃分に合った配慮を受けながら、地域の通常学級で学べることを⽬指し、その考え方に沿って進められるインクルーシブ教育(共生教育)が進められています。まだまだ理解が十分にされていない発達障がいなど障がいがある人への理解が進み、ともに学びともに生活できる環境がつくられるよう、島根県のインクルーシブ教育がさらに進んでいく事を求めて質問しました。

 

3.観光プロモーションの観光等への波及効果について

映画「たたら侍」は古くから島根県で行われていた「たたら製鉄」を題材に企画制作され今年から上映開始となりましたが、出演者の不祥事に一時上映を中断し再編集の後に上映再開となりましたが、この影響を受け観客動員数は目標を遙かに下回り20万人でした。この映画製作と連動した「ご縁の国島根観光プロモーション」による島根の観光等への波及効果として、首都圏の人の島根への関心は高まったとしていますが、観光客は横ばい状況です。来年度からの観光プロモーションのあり方を検討すべき時です。

 

| 角ともこ | - | - | - |
質問戦始まる

11月定例議会の一般質問が今日から始まります。今回も質問戦初日の恒例になっている朝街宣から始まりました。

 

今回は民主県民クラブ全員が一般質問に立ちます。私は、明日二日目にお第一番で質問します。以前にも告知している通り、3つの項目で質問しますので、傍聴してください。

| 角ともこ | - | - | - |
みんなでそば打ち

しまね子どもをたばこから守る会の総会を宍道ふるさと森林公園で行いました。明日は、ハイキングのイベントも企画しており、今日はロッジに会員の家族も一緒に泊りがけでの総会です。この一年の活動報告、決算報告、そして来年の活動計画を承認し、一時間余りの総会を終了、この間、一緒に参加した会員の子どもたちは、別棟でリースづくりなどをして過ごしていました。

 

総会終了後は会員の一人のそば打ち名人の指導の下、子どもたちも参加してそばを打ち、持ち込んだおでんや刺身などのお総菜とともに忘年会をしました。初めて体験するという子どもたちも上手にそばを打ち、そば切りではちょっとの手ほどきで細く上手に切っていました。茹で上がった新そばをおいしくいただきました。

 

明日は私は他の予定があり宿泊はできませんでしたが、皆さんはここに泊まり、かんべの里でハイキングです。

| 角ともこ | - | - | - |
質問順序決まる

今日が質問通告の締切日、今回も一般質問をすることを通告しました。先ほど、質問順序について通知があり、11月29日(水)午前10時から質問することになりました。質問内容については以下の通りです。

 

1.介護職の外国人受け入れについて

外国人が日本で知識や技能を習得し、自国でそれを生かす外国人技能実習制度の基本方針や関係者の責任を定めた「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律」(技能実習適正化法)が11月1日施行されました。今回の法律施行と合わせて制度の対象職種に介護が加えられ、人手不足が深刻な状況にある介護の人材確保につなげようとしています。しかし、人材確保以前に処遇改善が求められている介護職場に、技能実習という形で安い労働力として受け入れられると、ますます求められている賃金アップなど介護職の処遇改善への取り組みが遠のいてしまうのではないかと危惧されます。

人口減少が進む島根県で介護分野も含め人材確保に外国人の受け入れも考えなければならない課題でもあります。介護職が魅力ある職場になる取り組みを進めながら、外国人受け入れについて考えていきます。

 

2.インクルーシブ教育について

⼦どもたち⼀⼈ひとりが多様であることを前提に、障がいの有無にかかわりなく、誰もが望めば⾃分に合った配慮を受けながら、地域の通常学級で学べることを⽬指し、その考え方に沿って進められるインクルーシブ教育(共生教育)が進められています。まだまだ社会の理解が十分に進んでいない発達障がいを中心に、島根県のインクルーシブ教育の取り組み状況について質します。

 

3.映画「たたら侍」の島根の観光等への波及効果について

映画「たたら侍」は古くから島根県で行われていた「たたら製鉄」を題材に、EXILEのエグゼクティヴ・プロデューサーHIROさんと映画監督 錦織良成さんが企画製作されました。この映画製作と連動した「ご縁の国島根観光プロモーション」による島根の観光等への波及効果について質します。

 

インターネットでも中継していますので、傍聴いただき、ご意見をお寄せください。

 

| 角ともこ | - | - | - |
音声収録

今年も、バリアフリー映画の吹き替え音声収録をしました。

 

今回吹き替えに挑戦するのは、1947年の映画で、第二次世界大戦後に市民生活に復帰した復員兵が直面する様々な社会問題を描いた作品「我等の生涯の最良の年」です。

 

今、北朝鮮の脅威に、戦争の影が忍び寄っていますが、戦争で戦った兵士がどんなにか心に傷を負うのかを描いたこの作品を通して、絶対に戦争に向かわせない、平和的手段での解決をという声を大きくしていきたいものです。

| 角ともこ | - | - | - |
自動運転車に試乗

国交省が実証実験している自動運転車に試乗しました。この実証実験は全国5か所で国交省が行っているもので、中国地方では島根県の飯南町で行っています。このほかにも全国で公募した地域でも行っているそうで、中国地方では新見市で行っているとのことでした。また、車は4種類あるそうで、ここで使われているものは乗用車の屋根にレーダーを搭載したものでした。

 

飯南町の道の駅赤来高原を拠点に、担当の人と一緒に2人が試乗するもので、数キロのコースは、やっと車がすれ違うことができる道や国道の一部を走るコースです。搭載されたレーダーによって、人や車などの障害物を認識し、ぶつからないよう避けますし、窓につけられたカメラで信号の色を認識して走るようになっています。あらかじめ地図データを入力し、さらにコースを設定していてどのくらいの速さで走るかなど入力されており、それに沿って自動運転されます。

 

安全に走行するよう設定されているので安心感はありますし、自動運転の開発担当者が同乗しているので不安はありませんでした。しかし実用となると、運転者はいないことになりますから、やはり不安は残ります。万が一のトラブル発生の時に、だれが車を動かすのか、トラブルが起きたことをどこにどうやって通報するのかなど、まだまだ実用化に向けてやらないといけないことがたくさんあると思います。しかし、未来の社会のことと思っていた自動運転が可能になってくることは、高齢化している地域の移送サービスを可能にしてくれるという点では期待するものです。

 

帰る途中、すべてを見渡すほどのくっきりとしたきれいな虹を見ることもでき、明るい未来を展望した気がしました。

| 角ともこ | - | - | - |
食の縁結び甲子園

くにびきメッセで第2回の「食の縁結び甲子園」が開かれました。全国から選抜された10校の高校生3人で作るチームが競いました。昨年の優勝校で、今年夏、総務委員会で調査に出かけた三笠高校が今年も出場していました。島根県からは、開催県として矢上高校と松江養護学校の2校が出場しました。

 

それぞれに工夫を凝らされたランチは生徒の手際よい調理で次々と出来上がっていきます。あらかじめ下ごしらえの準備をされているとはいえ、時間内にきれいに盛り付け、展示場所にセッティングされた料理はプロにも負けないもの、腕の確かさを見せてもらいました。

 

 

| 角ともこ | - | - | - |
地域ごとの特色ある取り組みで活性化

県内調査二日目は、昨日2つの地域を調査した益田市の担当者から小さな拠点づくりの取り組みについて聞きました。


益田市では市内各自治組織と行政が1つのテーブルで課題解決に向けて意見交換し、どういった取り組みが必要なのか互いに考える仕組みとして「まちづくりラウンドテーブル(MRT)」とした事業に取り組んでいます。中学生以上の住民が参加できますが、まだ一人しか参加していないそうです。あらゆる世代が参加できる会にしていきたいとのことでした。

 

この後、雲南市吉田町へ移動し、民谷地区の取り組みを調査しました。ここでも自治組織である民谷地区振興協議会が、廃校となった吉田小学校の分校を拠点として活動をしています。そして、ここの活動を支援しているのが、中間支援組織一般社団法人スクナヒコナです。中間支援組織は地域活性化のために、行政だけでなく様々な団体などと協議会をどう結ぶかを考え、間を取り持つ取り組みをしています。

 

今、県内各地で小さな拠点づくりに取り組まれています。住民の多くが参加し地域全体で住み続けられる地域づくりへの取り組みの中で、難しいのは地域外への交通手段の確保です。その仕組みができれば、年をとっても集落に住み続けることができるのではないでしょうか。

 

 

| 角ともこ | - | - | - |
住民の力で地域を守る

中山間離島対策特別委員会の県内調査で益田市に来ています。

 

自治組織をつくり、住民同士で知恵を絞りながら取り組んでいる真砂地区と二条地区で住民の皆さんにお話しをお聞きしました。

 

真砂地区は、かつて民主県民クラブでも調査を行ったところで、当時からさらに取り組みが進んでいました。お昼にいただいた女子力弁当は真砂のとうふや地元の野菜や米で作られた弁当で味も良く、 皆さんにも好評でした。注文に応じて作られているようですが、お店で販売しても好評を博すと思います。

また、地域住民の交流の場として「ひら山のふもとカフェtele-glue」を作り、自由にみんなが集まってお茶会をしたり、手芸の会をしたりして、住民の創意工夫で交流の場が作られています。

 

二条では、空き家調査をして、新たな住民を呼び込んでいます。また、鳥獣対策にも若い人や女性も取り込んで成果をあげています。イノシシの生態を研究し、今はイノシシの害は問題でなくなっているという言葉に、イノシシの害に苦しんでいる声を聴き続けている委員は全員は半信半疑。今は猿やクマなどの対策に取り組んでいるとのことでした。

 

いずれにしても、地域の住民が一体となって取り組んでいることがさらに住民の力を引きだしています。

| 角ともこ | - | - | - |
歌舞伎を間近で

松江市退職者会の皆さんと但馬地方に1泊旅行に出かけました。

 

初日は、豊岡市出石町で、片岡愛之助一座による永楽館歌舞伎を観劇しました。歌舞伎を地方の芝居小屋で見るという企画に、初めて観劇するものにとって気軽に見られるよい機会ではないかと参加しました。

 

結果は想像以上に楽しむことが出来ました。間近に役者さんの動きが観られたこと、さらには、舞台上で雨を降らせ、舞台に作られた滝つぼにみせた水の中や、二階席までにも来ての立ち回り、迫力満点、歌舞伎の醍醐味を味わいました。

 

永楽館は明治時代に建造された芝居小屋で、歌舞伎をはじめ新派劇や寄席などが上演され、但馬の大衆文化の中心として栄えましたが、テレビの普及や娯楽の多様化などにより昭和39年に閉館しました。その後、往時の永楽館を懐かしむ声があがり、約20年の復元に向けた活動により、平成20年に大改修され、永楽館は復活し、演劇などの催し物に使われ、館内ツアーなども行われています。

 

観劇後は出石町内の城跡や武家屋敷、街並みをボランティアガイドの案内で巡りました。そこでは、城跡の城門の改修の費用を町民の皆さんの寄付で賄ったこと、街並み保存に町をあげて取り組んでいることなど、住民参加のまちづくりが行われているという話をお聞きしました。

 

二日目は、伊根の舟屋を船上から見学。伊根湾は入口の島によって外海の波を受けることなく常に海面が穏やかでその湾を囲むように集落が集まり海辺に舟屋が並んでいます。その舟屋がよそと違うのは、二階家になっていることで、それが湾に面してずらりと並んでいる景観は見事なものです。

 

宮津に移動し、傘松公園から天橋立を眺めました。いわゆる股のぞきで天にかけられた橋のごとき景観を実際に見ることが出来ました。初めてこの但馬の地域に旅行し、二日間を退職者会の皆さんとともに楽しませてもらいました。

| 角ともこ | - | - | - |