図書館でビジネス支援

埼玉県熊谷市にある県立図書館では、ビジネス支援に取り組んでいます。

 

企業に向けて、あるいは新たな分野開拓に向けて企業が情報を収集できる環境づくりに県立図書館が支援しています。市場に関わるデータ集積したソフトを導入し、商工会議所などと連携して企業やこれから起業しようとしている人たちに情報提供しています。

 

市場情報評価ナビMieNa(ミーナ)を見ながら説明を受けましたが、地域を限定してそこに若い世代が何人くらいいるのか、あるいは一定程度の所得がある人が何人くらいいるのかなど、指定した層が地図上でどう分布しているかを見ることができます。そうした情報を提供する事で仕事に役立ててもらうのがビジネス支援室の役割です。

 

島根県立図書館でもビジネス支援を始めていますが、職員の配置数などの差があり、人員をどれだけ配置するか難しいところもあるでしょうが、積極的にビジネス支援を行う図書館を見習って、データベースが県民の皆さんに有効に活用できるよう取り組んでもらいたいと思います。

 

| 角ともこ | - | - | - |
女性の力で農産物加工

会派調査の2日目は、前橋市富士見地区の農家の女性たちが地元の農産物の加工や直販に取り組む富士見農産物加工組合に伺いました。

 

農家で出荷するほどの量ではないが、自家で消費する以上に出来たものを活用したいと味噌やこんにゃく、パン、まんじゅうなどに加工して販売しています。前橋市に合併される前の富士見村から借り受けた元保育園を直売所にして平成3年8月に設立され、活動しています。

 

加工組合設立当初は33名の組合員でしたが、現在は10名ほどで活動しています。課題は担い手の確保、若い人たちは平日仕事に出ており、土日開店の直販、加工所で活動するのは自分の時間が持てないと敬遠されています。そんな中にあっても、加工品の学校給食への利用や体験学習の場、そして買い物弱者への移動販売をするなど事業の多様化にも挑戦しています。

 

女性だけで運営する加工組合として、今後も高齢者への訪問販売や福祉施設との連携、マルシェでの販売など存続をかけて活動を続けています。

 

 

| 角ともこ | - | - | - |
会派で調査

会派の県外調査で北関東に来ています。一日目の今日は、世界遺産となった富岡製糸工場の活用施策について、高岡市役所と現場で調査しました。

 

平成26年にユネスコ世界遺産に登録され、それとともに観光客も100万人を突破しました。しかし、その後は徐々に減少し、昨年は80万人となっています。島根県にも世界遺産の石見銀山がありますが、世界遺産に登録されることは、知名度アップにはつながりますが、それをいかに地域の活性化につなげるかは難しい問題です。

 

富岡市役所観光おもてなし課長の長谷川さんから市の取り組みについて伺いました。町の玄関に当たる上州富岡駅から富岡製糸工場までの動線及び周辺を整備するとともに、市営駐車場の整備・活用、景観助成金による整備、そして魅力発信強化や旅行エージェントへの働きかけ、インバウンド対策など入込客増加の取り組みに努めておれました。

 

首都圏からの日帰り客の他に周辺の温泉地の客を誘導する取り組みも行っています。世界遺産を観光につなげる持続可能な取組みに取り組んでおれました。

 

この後、製糸工場に行き、明治期の工場をCGで見られるスマートグラスによる解説ツアーで見学しました。

| 角ともこ | - | - | - |
新春ウォーキング

松江市退職者会ウォーキングクラブの今年最初の活動として、神魂(かもす)神社、八重垣神社の二社詣で&はにわロードウォークが開催されました。

 

最初に、松江市スポーツ振興財団の藤原博さんを講師にウォーキングの基本作法を研修しました。ウォーキングの効用はいろいろありますが、高血圧の人には歩くのが一番いいそうで、毛細血管まで拡張するので、血圧が下がっていくということ、血圧の高い私には一番いい運動ではありますが、なかなかできていないです。ウォーキングの前の一杯の水で水分補給をしておくこと、コーヒーに換えると脂肪の燃焼率がよくなるなど、いろいろと勉強になりました。

 

そして、ウォーキングへ。ここのところの寒波で一面真っ白でしたが、それでも歩くころは雪も止み、時折、陽がさす天候で、支障なく歩くことができました。

 

ウォーキングのあとは、かんべの里で退職者会が運営する月一回の食堂「野菜の味こころ」で昼食、野菜を中心に体にやさしい食事で満腹。運動してすぐの食事は脂肪燃焼に効果があるとか、今日学んだことをしっかり実践しなくては。

| 角ともこ | - | - | - |
視点を変える

今日は、女性のための政治スクール受講のために日帰りで上京です。


スクールの講師は、戦後補償の問題に取り組む、戦後補償ネットワーク世話人代表で大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員の有光健さんの講義「アジアの平和と歴史リスク〜21世紀の戦後補償問題〜」と、経済アナリストの児玉万里子さんの講義「日本企業はグローバル競争に勝ち残れるか?」でした。


ともに勉強になる講義でしたが、殊に、児玉さんの財務諸表から企業戦略を読み取るというものは、なかなか興味深い話でした。つまり、今までとは違う視点の取り組みにより、業績をあげていることが財務諸表から読み取れるということです。日本企業が今まで通りのことをやっていてグローバル競争に勝ち抜くことができるのか、この先、企業が生き残っていくには消費者の声をいかに汲み取っていくか、そのためには消費者も声を発し要求度を高くしていくことが必要だということでした。


今まで通りのことをやっていても道は開かれないという意味では、今回、行き帰りの飛行機の中で読んだローカルジャーナリスト田中輝美さんの著書「関係人口をつくる」も同じことだと思いました。この本は、これまで地方が取り組んできた定住移住による人口増でもなく、観光による交流人口増でもない地域と関係性を持ち、二地域居住や都会で地方に関わりを持つ関係人口をつくるという視点で、定住予備軍をつくる取り組みをしている島根県を紹介したものです。この取り組みによって、島根との関係を持つ人たちが増えているということです。


島根県の議員をしていながら、この事業についてあまりにも知らなかったことを恥じ入るとともに、今までの考えに囚われない取り組みの必要性をひしひしと感じました。

 

| 角ともこ | - | - | - |
議員とおしゃべりカフェ

大田市のほっとスペースゆきみーるを会場に、民進党島根県連主催で「議員とおしゃべりカフェ」を開催しました。

 

大田市を中心に小人数ではありましたが、様々な方々が参加してくださり、有意義な時間を過ごせました。青少年支援の話、介護の話、農業に関わる課題など皆さんからのお話をもとに意見交換できました。

 

県連ではこれからも県内各地に出かけ、様々な年代、様々な分野で活躍する人たちの声を聴いていきたいと思っています。議員が交代で出かけていきますのでよろしくお願いいたします。詳しい日程は、民進党島根県連のホームページやフェイスブックでお知らせしますので、ご覧下さい。

 

| 角ともこ | - | - | - |
臨時嘱託職員さんと意見交換

昨日今日と、昼休みを利用して、臨時嘱託職員さんと意見交換をしています。

 

公務員の中に占める非正規職員の割合が高くなってきており、官制ワーキングプアとして問題になってきています。そこで国では、法改正を行い、非正規職員の処遇改善に取り組み始めましたが、実際にどうなるのかは、各自治体で条例により決まることになっています。これから1年余りで各自治体で制度作りが始まりますが、気になるのは非正規で働く人たちにとってより良いものになるのかということです。

 

松江市職員ユニオンでは、いま臨時嘱託職員協議会を中心に、組合員の皆さんと意見交換しています。私も皆さんの声を聴きながら、どういった内容の条例にしていくのか考えていかなくてはいけません。私は県の条例に関わってきますが、各自治体で内容に差が出ないよう、しっかりと取り組んでいきます。

| 角ともこ | - | - | - |
新年初の全員協議会

新年はじめての県議会全員協議会がありました。

 

最初に議長及び知事から年頭の挨拶がありました。知事の挨拶の中で、昨年判明した食道がんについて、12月議会終了後から元日に退院されるまで抗がん剤治療をされ、今月中旬から再度入院し抗がん治療を続け、その後外科手術を受けられる事が報告されました。今しばらく治療が続くようですが、その間の職務代理をどうするかについては今後検討するとの事でした。

 

全員協議会では、平成30年度国の施策及び予算編成に係わる重点要望の予算化の状況について報告があり、その後、各委員会が開かれ、所管の予算化の状況及び各部局からの報告がありました。

 

この中で、昨年末の警察官の酒気帯び運転による交通事故について報告がありました。信頼される島根県警察を目指す中でこのような事件があり、警察官としての気構えと警察全体の信頼構築に向けた意識の醸成にさらに取り組んでほしいと思います。

| 角ともこ | - | - | - |
消防出初式

今年も松江市の消防出初式がくにびきメッセでありました。きびきびした173人の消防職員、810人の消防団員の皆さんが勢ぞろいした姿は圧巻です。さらに、幼年消防クラブの演技が花を添えていました。

 

観閲が終わると、外で分列行進が行われました。心配していた天候も降り物もなく、団員の行進に続き、バイクやポンプ車、はしご車など消防車両が行進しました。

 

放水演技は城山で行われました。松江市長の号令で天守に向かっての放水に、水煙に包まれた天守閣は多くの観光客を魅了していました。この後、お城を囲むお堀で、はしご車やポンプ車から放水が行われました。たくさんの家族連れの市民も見学に訪れていました。

 

午後からは、竹矢地区の消防出初式、消防団での出初式、放水演技はここだけのようで、松江市消防本部の菅井消防長も来賓として出かけおられました。

 

竹矢地区では毎年消防出初式を行った後、地区の新年会が行われます。今年も公民館でにぎやかに行われました。

 

| 角ともこ | - | - | - |
仕事始め

今日は官公庁の仕事始め、私も川井市議、津森市議とともに支援組織など関係団体に年始回りで始まりました。

 

また、松江市市民新年賀会が松江テルサであり、松浦松江市長、溝口知事代理で藤原副知事、森脇市議会議長などのあいさつがありました。いずれの方々からも、中核市移行、中海宍道湖経済連携、島根半島ジオパーク認定などにより、この地域の発展を願うあいさつがありました。

 

また、この会場で、今年の不昧公200年祭にちなみ、不昧公の年始あいさつの書状が披露されました。松江市史編纂事業を機に様々な歴史的資料価値の高い文献が発掘され、歴史がより明らかになりつつあります。こうした発見をさらに松江の魅力アップにつなげ、観光客の増加につながることを願っています。

| 角ともこ | - | - | - |