自治はどうなる

自治体議員連合の学習会が東京市ヶ谷で今日明日の日程で開かれています。学習会開会前には次期参議院議員選挙に立候補を予定している岸まきこさんの必勝を期して総決起集会が開かれ、議員連合も支持拡大に頑張る決意を確認しました。

 

学習会では、「自治体戦略2040年構想研究会報告について」と題して、自治総合研究所の主任研究員今井照さんから講義を受けました。この自治体戦略2040年構想研究会報告について初めて聞く内容ですが、国は着々と自治体の自治を骨抜きしようとしているということがみてとれるようです。

 

画一的な地方行政を求めており、個別の地域に対応していないもので、地域を統合することで効率化をめざすだけのもののように感じます。この構想注意深く見守る必要がありそうです。

 

このほか明日まで、国政情勢や地方自治が抱える課題等について学習会が続きます。

| 角ともこ | - | - | - |
梅謙次郎

今回の白潟地域歴史楽習会は、弁護士の佐藤力さんを講師に「梅謙次郎と新しい民法」と題した講義を受けました。

 

梅謙次郎については、名前は知っていますが、どういった功績を残されたのか、松江に住んでいるものの名誉市民であるというくらいであまり知っていません。

 

先日、法政大学の田中優子総長が、松江で梅謙次郎について講演を行われたようですが、残念ながら、聞くことが出来ませんでしたので、今回はその意味でも少しでも梅謙次郎について知ることができればと、出かけました。

 

梅謙次郎は、「日本民法典の父」と言われ、日本の民法整備に貢献し、その後、法政大学の初代学長になった人です。今回、民法が大幅に改正されたこともあり、そのことも合わせて、佐藤先生はお話しされました。

 

松江市には、近代日本を築く上で貢献した人として、岸清一、若槻礼次郎、梅謙次郎など賢人がいますが、私たち市民もそういった人たちを知る機会をえることもまた必要だと感じたところです。

| 角ともこ | - | - | - |
文化祭

秋といえば、文化祭。今日は八雲地区の文化祭「八雲ふれあい文化祭」がアルバホールを中心に開かれました。ホールでは、子どもから大人まで、保育所や学校、サークルなどの人たちが日頃練習を重ねてきた歌や踊りなどを披露されました。

 

外では、農産物や加工品、軽食などの屋台が出て、にぎわっていました。

 

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檻の中のライオン

今日は上京し、政治スクールに行ってきました。今回は弁護士の楾(ハンドウ)大樹さんを講師に憲法の学習会でした。さんの著書「檻の中のライオン」をもとにした講義でした。

 

憲法についてとても分かりやすく説明されました。つまり、憲法を守るべき国会議員など公務員をライオンに例え、権力を振り回さないよう憲法という檻の中に入っている。そして、憲法に則った政治を行うよう、国民はしっかりとライオンが檻から出ないよう監視するということを分かりやすく講義されました。

 

そして、今の安倍政権が、全く憲法を守らず、政治を行っているということ、自民党の憲法改正草案は本来のあるべき姿の憲法から逸脱していることをあわせて話されました。

 

そもそも、国民も憲法についてよく分かっていないし、子どもたちに教える立場にある先生もよく分かっていないということでした。私たち国民が守るべきことが定められているという認識に立っている人が多く、先生がその視点で指導されれば、ますます憲法の本旨がわからなくなってきます。私たちはもっと憲法を学ぶべきだと感じました。

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公会計を学ぶ

環境農業を広める会の代表野津健司さんが開いた「マコモタケを堪能するランチ会」がパパ厨房であり、マコモタケに興味が私も参加させていただき、中華でマコモタケを堪能しました。硬いというイメージがあったのですが、すっかりそれが覆され、柔らかくおいしいマコモタケでした。山王寺の棚田で栽培されたマコモタケは県内外の料理家からも評判だそうで、島根のブランドとしてこれから生産拡大が期待されます。

 

ランチ会の後は、勉強会。日本公認会計士協会が主催する地方公会計の研修会が県民会館でありました。地方公会計制度が導入されましたが、この制度の活用について、決算審査をする自治体議員向けの研修会です。公会計情報を活用し、コスト情報を把握して費用対効果を検証するということですが、実際にやってみないと腑に落ちない感じです。様々なコスト情報の数字を駆使して成果を計る力をつけなければなりません。

 

 

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キャリア教育について調査

農水商工委員会の調査テーマ「地域産業及び農林水産業の発展に向けた人材確保」の県内調査が行われ、所属委員会ではありませんが、調査地松江市の分に地元選出議員として参加しました。

 

松江市内の松江工業高校、島根大学、松江工業専門学校の3か所に伺い、就職状況や取り組み、現状と課題について説明を受け、意見交換しました。どこの学校でも県内就職に向けて取り組んでおられ、キャリア教育に熱心に取り組んでおられることが分かりました。

 

農水商工委員会では、この後、出雲のポリテクセンター、浜田の県立大学、大田の農林大学校、出雲西高校で調査をされます。

 

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身近な問題を考えてみる

今日、市内の通信制高校で行われた主権者教育の授業に参加させていただきました。午前中は、選挙などについて学習し、模擬投票をおこない、午後は身近な問題について考えるという授業の中で、午後の部に参加しました。

 

身近な課題や国などもっと広い視点の課題などを生徒同士で出し合い、グループ討議をし、話し合ったことを発表するという形で進められました。私もみなさんの話し合いの中に入って、どんなことが話し合われているのか聞かせてもらいました。

 

日々生活できる中にあって学校に通えるということや、自然が豊か、地域の伝統文化が守られ、助け合いの慣習がある、治安がいい等、良い面を上げる一方で、課題として、身近なことではバスなどの便数が少ない、電車が少ない、夜遅い便がない、遊ぶところが少ない、空き家が増えている、高齢者が増えている、外灯が少ないなどや、もっと広い分野では災害が多い、教員が少ない、もっと広げれば先進国と後進国との格差、難民のことなど様々に課題が出されました。その課題の中には、議会で取り上げられているものや、県や市で取り組まれていること等を話しながら、課題だと思うことを周りにいる人たちに伝えていくことも大事だということをお話しました。

 

普段、身の回りのことを考え話すことがない中で、考えてみることによって気が付いたことやわかったことがありよかったなどの感想や、午前中の模擬投票も含め、選挙に行くことの大事さを認識したという感想がたくさん出されました。私も普段話をする機会の少ない高校生と話し合いができ貴重な体験をさせていただいたこと、皆さんから出された課題の解決に取り組むこと、皆さんが社会に出て活躍できる環境を作っていくことに、これからも取り組んでいくことをお話しさせていただきました。

 

選挙権が18歳に引き下げられたことから、主権者教育が求められている中、こうした授業が広がり、若い人たちが選挙や身の回りの課題を考える機会が増えていくことで、政治に関心がもたれていくようになることを願っています。

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被災者の声に耳を傾ける

ベアテの贈りものを届ける会の例会で、福島県から松江に避難している猪苅さんからお話を聞く会をしました。

 

猪苅さんは、福島原発事故の際に、避難地域になった南相馬市から松江に避難してきました。放射能による影響を心配して、今でも松江で子どもさんたちと暮らしています。福島と島根の二重生活を続けておられ、お連れ合いともども、行ったり来たりの生活をしておられます。

 

原発事故以来、福島では人間関係がぐちゃぐちゃになっていて、家族が別れてしまった人や、近所の人との関係が悪くなった人、事故までは仲が良かった人たちとの間に亀裂が入ってしまったことなど話されました。そして、多くの人が人間関係、生活や仕事のことなどでストレスを抱えているとも話されました。

 

被災者と言えども、人それぞれに抱えている問題は様々で、被災者ひとくくりでは話ができないと言われ、こちらが勝手な先入観を持って話すのではなく、むしろ話を聞いてあげることが大事だと思いました。

 

遠くにいると、だんだん福島や東北被災地のことを考えなくなってしまいがちですが、折に触れ何もできなくとも思いを寄せることが大事だと思いました。

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頼もしい後輩に期待

島根大学法文学部同窓会交流会が、今年も島根大学学園祭「淞風祭」に合わせて、法文学部棟多目的室で開かれました。

 

第一部は、同窓生と現役学生と楽しく語る会では、学生による成果発表として言語文化学科伊集院ゼミ制作映画上映が行われ、2本のショート映画が上映されました。数か月かけて脚本から絵コンテ、撮影、編集を行い、仕上げられた映画はカメラワークもなかなかのもので映像も美しく、我々の学生の時代との隔世を感じました。

 

第一部のもう一つのイベントは、同窓生3名の就職に至った話や近況などのスピーチと現役学生同窓生との懇談。スピーチをしてくれた同窓生は、智翠館高校教諭の菅原悠佑さん、おっちラボの村上尚美さん、松江市役所の灘友佳さんの3人でした。みんなそれそれの進んだ道で、懸命に働いている様子が窺え、先輩高齢者は感心することしきり、「自分たちのころはのんびりしてたなぁ」「あんなに真剣に考えていたかなぁ」という声が聞かれました。私も同感。

 

第2部は、場所を変え、ニューアーバンホテルで同窓生と現役学生とで懇親会。私の隣の席の学生は、東京都から川本町の中央高校へ国内留学し、すっかり島根が好きになり島根大学に進学したとのこと、今は高校時代に始めた石見神楽の魅力にひかれ、週末は川本まで通い、神楽の練習をしているとのことでした。このまま、島根で就職したいとも語っていました。

 

こうした学生がいることに、とてもうれしく頼もしく感じました。彼に続いて後輩たちも島根に住み続けてくれることを期待します。

 

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9月定例会閉会

今日、9月定例会の最終日を迎え、開会前の朝、県議会女性議員で街頭に立ち、今議会での質問での取り組みなどを報告しました。

 

本会議では、すべての知事提出議案が可決されました。また、議員提出の「義務教育費国庫負担制度に係る教職員の定数改善を求める意見書」を全員一致で採択し、閉会しました。

 

会派では、恒例としている閉会後の街頭報告会を県庁前で行い、今議会での取り組みを報告しました。

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