郷土の絵師

県立美術館で江戸時代の広瀬藩のお抱え絵師「堀江友聲」の作品展示が始まっています。

 

初めて、「堀江友聲」の名前を知ったのですが、その作品の見事さに、この島根にもこんなに素晴らしい絵師がいたのかと驚きでした。

 

正確な写実の上に立った精緻な描写に、見るものを絵に引き込んでいく力があります。

 

これまで、知らなかったこんな素晴らしい絵師が島根にもいたということに感動しましたし、こうした企画によって堀江友聲を知らしめた美術館に感謝です。連休のひと時、いい時間を過ごすことができました。

 

 

| 角ともこ | - | - | - |
労働者の祭典

労働者の祭典、第90回島根県中央メーデーが県立プール跡地広場で開かれました。空を覆う雲が多く、時折、陽が陰り肌寒い日でしたが、会場には、家族連れなど多くの人たちが集まり、メーデーを祝いました。

 

式典の中で亀井亜紀子衆議院議員が挨拶をされましたが、その中で、平成の初めに男女雇用機会均等法が成立したが、最初のうちはどう女性を処遇するかに企業側の惑いあったり、男性並みの働き方を求められたりして、女性の活躍を期待していた多くの女性が職場を去り、キャリアを生かして派遣社員となった。しかし、規制緩和により派遣社員は使い捨ての労働力化していってしまった。今、同一労働同一賃金が求められており、その方向に改革が進んでいくことの必要性を話されました。

 

同一労働同一賃金により、非正規職員であっても働き甲斐のある職場づくりが求められていますが、労働者の平均賃金は下がってきています。真の働き方改革の波を大きくしていかなくてはいけない時に来ています。

 

| 角ともこ | - | - | - |
自分のこととして考える

昨年秋から4回にわたって開催された「自分ごと化会議in松江」の報告会がくにびきメッセの会議室でありました。この自分ごと化会議は、市民から無作為に選ばれた人たちが一堂に会して、原発について自分のこととして考える場として開かれました。

 

原発推進か脱原発かを決めるのではなく、どちらの側に立っていようとも、原発について議論することで、エネルギーの使い方、暮らし方、生活の在り方、さらには50年後の松江市を考える場になったことが報告されました。無作為に選ばれた市民の皆さんからも、この会議を通して、原発やエネルギーについて自分なりに考えたことが有意義だったということを、それぞれの境遇、立場を背景にした発表がなされました。

 

議論の経過を私は傍聴することができませんでしたが、今回の報告会の話を聴いて、今後もこうした形の会議が地域の課題をテーマに開かれるようになれば、会議で示された議論をもとに政治での議論がより深まるのではないかという思いがしました。

| 角ともこ | - | - | - |
再び議会に

県議会議員選挙に当選を果たすことができました。ご支援いただいた皆様のお力で押し上げていただいたことに感謝します。

 

当初、無投票かと言われていた選挙でしたが、告示日の数日前に届け出に必要な書類を取りに来た人がいるというところから、俄かに慌ただしくなり、あっという間に選挙戦に入ったという状況でした。

 

今回は現知事が退任することから、県知事候補が4人立ち、保守分裂の激戦という中、私たち民主県民クラブは、自民議連の一部の議員と一緒に丸山たつや候補を支援し、選挙戦も丸山候補の応援をしながらの選挙運動となりました。

 

選挙カーに一緒に乗り込んでマイクを担当してくれたスタッフも、私だけでなく丸山候補の応援も入れながらの宣伝に、最初は戸惑いを感じながらの遊説でした。

 

それでも日に日に丸山候補への応援にも熱が入り、最終日への盛り上がりを見せながら、丸山候補への追い風を吹かせることができました。

 

結果として、丸山たつや新知事を誕生させることができ、県政にも新しい風を吹き込むことができると期待しています。

 

民主県民クラブは、11人の立候補でスタートしましたが、残念ながら、5人しか当選を果たすことができず、議席拡大に至らないどころか、前回の8議席から5議席へと大きく後退してしまいました。5人の議員ですが、力を合わせてこれまで以上の成果を出せるよう頑張ります。

| 角ともこ | - | - | - |