健康福祉フェスティバル

松江市健康福祉フェスティバルが、保健福祉センターで開かれました。医療や福祉にかかわる団体が、日ごろの活動紹介やデモンストレーションを行い、市民への医療福祉への取り組み啓発を行いました。

 

私の所属する「しまね子どもをたばこから守る会」もコーナーを設けて、パネル展示や肺の機能を調べる「ハイチェッカー」を行いました。煙草を吸う人は減ってきましたが、かつて喫煙していた人は肺の機能が低下していることなどをハイチェッカーで知り、喫煙の影響を体感していました。

 

子どもから大人までいろいろと楽しめるよう、各団体では工夫を凝らしてコーナーを設けており、体操をしたり健康チェックをしたり、飲食ができるコーナーやゆるキャラと触れ合う広場などに家族連れで来られ、にぎやかに開催されました。

| 角ともこ | - | - | - |
中央病院の取り組み

文教厚生委員会では、県内における医療提供体制の構築を目指すため、病院の取り組み実態を把握し、今後の本県の施策検討に資することを目的に、所管部局である病院局の現地調査を行いました。

 

精神科、神経内科、心療内科を有する心の医療センターでは、地域に開かれた質の高い医療の提供と一人ひとりのニーズに添った医療を提供するを目的に診療を行っています。

 

ここでは、集中治療によって早期の社会復帰を目指しています。また、児童思春期の治療も行っており、小中学校の分校を併設して専門の治療にあたっています。子どもの心の診療ネットワーク事業にも早くから取り組み、拠点病院として県内の病院や関係機関の支援を行っています。さらには、心神喪失等の状態で他害行為を行った人の社会復帰に向けて必要な医療を提供する医療観察法病棟も備え、司法精神医療にも取り組んでいます。

 

今後、少子高齢化が進む中で、幅広い分野で対応できるよう医師の確保と質の確保に努め、存在意義のある病院へとしていく決意を小林病院長は語られました。

 

中央病院は救命救急医療の中核として高度救命救急センターの役割を担っています。また、島根県内の3次医療を担う立場から、県内の病院の中核として人材育成や各病院との連携強化などに今後とも取り組み経営改善計画に沿って取り組むことを山口病院事業管理者、小坂病院長が話されました。

 

この後、救命救急センターなど病院施設内を見学させていただきました。

| 角ともこ | - | - | - |
6月定例議会終了

議会最終日、今日尾県議会3人の女性議員で朝の街頭活動を県庁前で行いました。今回も3人とも質問に立ちましたので、その報告をそれぞれから行いました。

 

本会議は最初に労働委員会、公安委員会の委員人事案件が提案され、常任委員会付託議案等についての委員長報告があり、討論がありましたが、特に議論されたのが、平成25年に決議された日本軍「慰安婦」問題への誠実な対応を求める意見書の撤回決議を求める請願を総務委員会で不採択されたことに関して、賛成、反対の討論がありました。

 

そもそも、この問題は慰安婦とされた女性たちの人権が侵害されたことに関して、女性の尊厳を守る立場から人権を侵害された慰安婦問題への誠実な対応を求めた意見書であって、これまでの県議会の決議は変わることがないということです。なぜ、何回もこの決議をないものにしようとするのか私には理解できません。

 

提案された議案はすべて可決し、今議会は終了を迎えましたが、閉会を前に知事は「地方創生に向けて先頭に立ち、職員と一丸となって取り組む」と決意を述べられ、定例議会は閉会となりました。

| 角ともこ | - | - | - |