子どもが主役の学校づくり

本日一般質問に立ちました。先日予告していた項目について質問しました。

 

質問項目は、1.在宅医療の充実に向けて 2.介護をめぐるワークライフバランスの取り組みについて 3.学校保健医の確保について 4.学校給食の公会計化について 5.子どもが主役の学校づくりについてです。

 

医師の偏在、診療科の都市部への偏在が大きい島根県にあって、中山間地域に住む人たちが安心して暮らすには、医療や介護の充実と連携による地域包括ケアの体制を作っていかなければなりません。開業医の高齢化により、後継者がいず診療所が閉鎖される状況も出てきていて、地域のお医者さんがいなくなり、ちょっとした病気でも遠くの病院まで出かけなくてはいけないことになってきています。

 

そんな中、町の病院の医師が診療所に出張して中山間地域の医療を確保しているのが島根県の現状です。昨年、厚生労働省から各県の公的病院の名前が挙げられて再編統合を示唆されましたが、実際はこうした病院がなくなればさらに医療過疎を促進していくことになります。公的病院が地域の診療所維持に取り組んでいただいている現状があります。地域医療の確保に公的病院はじめ地域の病院が関わり努力されている現状を報告され、県では医師確保に努め、総合医の要請に取り組みと言い切医療の維持に取り組まれているとの答弁がありました。

 

また、少人数学級編成の見直しで、昨年から議論となっていた学校の在り方について、議会でも様々な意見が出されていますが、私もドキュメンタリー映画「みんなの学校」で取り上げられた大阪市立大空小学校の当時の校長、木村泰子さんの著書を参考に質問に取り上げました。木村泰子さんは「今の学校の先生が正解を持ちすぎていて、親も子もその先生の正解に合わせないといけないと思っている。人が生きていくうえでの正解はないのに、大人が示す正解に子どもたちは合わせようとする。正解通りうまくいかなくてもこれが正解と先生も親も子も頑張っている。失敗したら違う方法を考えるなど、変えることが必要だが、それができなくなっているのが今の学校だ」と述べられています。

 

学校の先生方と話していると、先生に降りかかっているたくさんの正解にとらわれ過ぎているのではないかと思うところがありました。多忙感解消のための学校事務の軽減はもちろん、ソーシャルワーカーやカウンセラーなどの専門家、地域の人たちや親が学校と協力し合って開かれた学校づくりをしていくことも大事なことだと思います。教育長からは魅力ある学校づくりの取り組みの中で開かれた学校づくりをしていくとの答弁がありました。少人数楽興の見直しの中で、クラス編成人数は変更されますが、新たに学校の課題にあった加配を進める中で、子どもたちが主役の学校づくりにつながることを願っています。

| 角ともこ | - | - | - |
全国一斉休校?

昨日の安倍首相の小中高の全国一斉休校要請には正直驚きました。まだ島根県では感染者も出ていないし、中国5県でも感染者は出ていません。そんな中、感染予防に努めているところですが、それが一気に休校にまでなることに、それで本当にいいのか疑問に思いました。

 

休校にした場合、子どもたちは自宅待機になるのですが、果たして約1か月間、子どもたちだけで自宅内で過ごすことができるのでしょうか。親も巻き込めば、あれだけ1億総活躍と言って社会参加を促して、働く人が増えたと安倍首相は豪語していましたが、みんなが長期間仕事を休むことが可能な状況なのでしょうか。

 

大手企業はテレワークや有給休暇の制度が充実しているかもしれませんが、小規模企業では、多数の従業員が休まれれば仕事が回らなくなるところもあり、対応がむつかしいところもあるのではないでしょうか。さらに病院では、子どもを抱えて働く看護師など医療従事者も多く、病院の機能が低下しないとも限りません。

 

感染者が増えつつある地域では休校という対応もありますが、全国一斉という対応には疑問が生じます。

 

そんな中、先ほど、丸山知事は、県立学校に関しては、感染例が出た時点で速やかに休校に取り組む考えを示しました。賢明な判断だと思います。ただ、いつ感染者が出るとも限りませんので、予防の徹底、休校に向けた準備は進めなくてはいけません。そのことにも周知しながら取り組まれるものと思っています。予防対策の徹底で感染が広がらないことを祈っています。

| 角ともこ | - | - | - |
質問順が決まりました

2月定例議会の一般質問の質問順が決まりました。私は、3月3日の10時から登壇します。

 

質問項目は、1.在宅医療の充実に向けて 2.介護をめぐるワークライフバランスの取り組みについて 3.学校保健医の確保について 4.学校給食の公会計化について 5.子どもが主役の学校づくり 以上の5項目について質問します。


人口減少が進む中、中山間地域を中心に、地域から診療所がなくなりつつあります。在宅医療、在宅介護が進むなかで、地域の医師の確保を進めていかなければなりません。子どもからお年寄りまで、みんなが健康でいられるために地域医療の確保についての県の考えを質します。


また、今、先進的に取り組んできた小中学校の少人数学級の見直しが議論となっています。少人数学級は維持していかなければなりませんが、一方で、学校現場では様々な課題を抱えて先生方は多忙感を抱えています。この多忙感解消のために県はどうしたらいいのかについて、考える質問にしたいと思います。

 

| 角ともこ | - | - | - |
男女共同参画推進予算

今日は、毎月参加している女性のための政治スクールで上京しました。今回は、新年度国家予算の男女共同参画に関わる予算案、新年度事業案などについて各省庁の担当者から説明を受けました。

 

ジェンダーギャップ指数が、昨年末に発表されましたが、また、順位が下がり153か国中121位となり、ますます女性の参画に向けての取り組みが求められているところです。果たして、国の取り組みはどうなのか、確かに女性活躍推進という名のもとに取り組みは進められていますが、女性の人権、真の女性参画という視点からはまだまだ取り組んでほしい政策・事業もあり、参加した人たちからもいろいろと要望が出ていました。

 

午後1時半から5時までの予定で開かれた勉強会ですが、どうしても時間オーバーになることが多く、短い時間の中で、財務省、内閣府、文科省、厚労省、警察庁、法務省と多岐にわたって女性参画に関連する予算の説明を各課の担当者からお聞きしました。中には、子どもんのお迎えがあるのでという方もいらっしゃり、先に説明をして退席される方もありました。

 

終わったのは5時半を過ぎており、そんな中で説明していただいた職員の方には感謝しますし、今日の意見も取り入れて、今後とも女性の参画推進、女性が抱える課題解決に向けて取り組んでいただきたいと思います。

| 角ともこ | - | - | - |
地方財政計画を学ぶ

毎年東京で開かれる地方財政セミナーに参加しています。今回は、自治体議員連合の学習会もこの時期に会わせて開かれます。

 

今朝は昨夜から降った雪で、外を見れば、一面の銀世界、飛行機の運航状況を心配しましたが、米子空港は平常通り運航しており、一安心しました。聞くところによれば、出雲空港は欠航が出ていたようで、同僚議員は、急遽米子空港に移動して変更したそうです。この冬一番の寒さは、東京も同じで、天気は晴れているのですが、風は肌を刺すように冷たいです。

 

さて、今回のセミナーでは、新年度地方財政計画に携わった総務省の企画官が計画の説明をされ、どういった考えで計画されたのか分かりやすく説明されました。また、「アベノミクスによろしく」の著書がある明石順平弁護士による安部政権の財政政策についての話は興味深く、この政策の危うさについてデータを駆使して説明していただきました。

 

今日一日充実した勉強会でした。

| 角ともこ | - | - | - |
鳥取県の人口減少対策

鳥取県議会との研修2日目は、鳥取県議会全員協議会室で各担当者から、子育て支援、定住移住促進、女性活躍などの鳥取県の取り組みについてお聞きしました。

 

いずれの政策も学ぶところが多く、今後の民主県民クラブの政策提言に活かしていきたいと思います。

| 角ともこ | - | - | - |
鳥取県の子育て支援

今日、明日の二日間、島根県議会民主県民クラブと鳥取県議会会派民主との共同研修会を鳥取市でおこないます。

 

初日の今日は、鳥取療育園、鳥取こども学園で、調査を行ったうえで、鳥取県議会に戻り、鳥取県福祉保健部から発達障がい児(者)支援について説明を受けました。

 

県立中央病院に隣接する鳥取県立療育園は病院と連携して障がいがある就学前児童のリハビリなどの療育や、保育園や幼稚園、検診などで発達障がいが疑われる子どもたちの療育に取り組んでいます。通園することができない子どもたちに対しては、訪問療育事業を行います。就学後の相談など、子どもたちだけでなく保護者への支援も行っています。また、地域の人たちも支援できる体制づくりに地域療育セミナーを行い、児童クラブの支援員の人たちの研修の場づくりもしています。

児童養護施設の鳥取こども園は、小学生から高校生までの子どもたちを6〜7人のグループに分け、それぞれ普通の家のような施設のホームで指導員の人たちとともに暮らしています。それぞれに個室があって、そこで寝起きし勉強します。食事はそれぞれのホームでみんな一緒にとります。施設も改修して心地良いアットホームな空間が作られています。

 

ここには体育館や園庭などを備えた養護施設のほか、乳児院、児童心理治療施設、保育所など子どもにかかわる様々な施設が一体となってあり、課題を抱える子どもや家族の支援を行っています。

 

鳥取県の発達障がい者の支援施策は、発達障がい者支援センターによって市町村や事業所等の後方支援を充実していることや、発達障碍者の家族の相談者となるペアレントメンターの活用、発達障がい者や家族への情報提供、県民への啓発などの情報発信の強化など、充実した取り組みをしています。

 

島根県も見習うべきものがありました。

| 角ともこ | - | - | - |
人口減少に歯止めをかける吉賀町の頑張り

会派で今日、明日で、吉賀町・津和野町に調査です。

 

今日は、子育て支援が充実している吉賀町で役場の担当者からお話を伺いました。子どもの医療費全額助成、保育料完全無料、給食費の完全無料と、子育て環境は抜群の町、移住者も増えています。この子育て支援の財源は、町内の水力発電所による売電で得た収益を当てているということで、貴重な財源を未来ある子どもたちに使おうという町長の姿勢に感動しました。


次に伺ったのは、NPO法人地域活動支援センター「よしかの里」。障がいがあっても地域で自立した生活ができるようにと、パンの製造に取り組み、障がい者に支払われる工賃の向上に取り組まれています。さらなる取り組みとして、賞味期限5年の缶入りパンをつくり、防災食として売り出しています。試食しましたが、しっとりふっくらしていて、防災用のパンのイメージが変わりました。


人口減少が進む吉賀町ですが、子どもたちの出生は増えており、人口減少に歯止めをかけようと頑張る吉賀町の取り組みを応援します。

| 角ともこ | - | - | - |
高齢者グループリビング

松江テルサで、「高齢者グループリビングという暮らし方」と題した慶応義塾大学名誉教授の大江守之先生の講演会がありました。大江先生は、「COCO湘南台」の理事をされ、実際にグループリビングにかかわっておられます。

 

一人暮らしの元気な高齢者が仲間と一緒に住まいすることで、安心感が持てる暮らしができるのではという思いが、前からありました。しかし、周りにあるケア付き高齢者住宅はその思いから少しかけ離れており、その思いを実現できるような施設は、今のところ私の周りでは見ることができませんでした。

 

そんな時に、「グループリビング」という言葉に出会い、今回の講演会に参加してみました。グループリビングとは、「複数の居室と共同生活空間から構成される住宅で、地域の中の様々な資源による食事・清掃・健康維持等に関する基礎的な生活サービスを受けながら、高齢者が安心で自立した暮らしを目指す住まい方」として、「ケアを受ける施設ではなく、家庭用設備と家事仕事の範囲で生活でき、居住者間のほどよい共同性を生み出すための規模」の施設としています。

 

思い同じくする人たちが集まって共同生活を送ることは、同じ仲間の時はいいのですが、寿命はそれぞれ違う中で、その後に入ってくる人たちがうまく前からの人たちと共同生活が送れるのか、長く共同生活の場が維持されるのか不安がありますが、しかし、こうした形の施設があれば、今、一人暮らしをしている人たちは、高齢になった時の不安が解消されるのではないかと思います。

 

この松江でもそうした暮らしができる場が作られることが期待されます。

| 角ともこ | - | - | - |
新たな交通政策MaaSについて

本日最初の一般質問に一問一答形式で質問に立ちました。

 

前回予告していた内容について、質問しました。質問内容は1.公共交通の確保にむけたMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の取り組みについて 2.公文書センターの機能強化について 3.島根県史編纂について です。

 

MaaSは、脱マイカー依存の新たな交通政策の概念です。国土交通省の実証事業として、10月から大田市の井田地区で始まっています。住民の移動手段として乗り合いタクシーを利用して、地域内の目的地や地域外のバスや鉄道の乗り場までつなぐ公共交通サービス事業です。

 

パソコンやスマホを活用して、予約し、予約を受けた人たちの家々を効率的回る経路をICで作成し運転者に知らせ、さらには料金の収受もIC上で行うものですが、現段階では電話で予約し、定額支払いをする形で進んでいます。年内にはICTを活用してできるようになりますが、そのためには高齢者の皆さんがIC機器に慣れる必要があります。これから、AIの活用が広がり、様々な公共サービスがICTを活用して受けれるようになることは確実で、効率的に的確にサービスを受けるためにもICtに不慣れな人たちのデジタルデバイトの解消を図っていかなければなりません。

 

今回の事業は今年度限りの事業ですが、その先も続けて地域で事業が定着し、さらには県内の小さな拠点づくりとともに各地域に広がっていくよう県の取り組みが必要です。地域振興部長の答弁は来年度以降の事業については明確には答えられませんでしたが、今後も県もかかわっていく必要があることは認識しているようです。

 

公文書館の設置と県史編さんについては、前進のない回答でしたが、歴史と文化の島根を標榜した観光政策を進めるうえでも、また、ふるさと教育を進めるうえでも必要なことです。これからも継続して取り上げていきます。

| 角ともこ | - | - | - |